新居に引っ越して早や半年近くになろうとしています。
半年暮らしてしみじみと実感していることは、「キレイな家をキレイにするのは至極簡単だ!」ということ。
こびりついた汚れもなければカビとも無縁。
10年間暮らした旧居は来る人来る人皆に「キレイだねー」と言われる程度には掃除していましたが、やはり頑固な汚れがそこかしこにあって、日々それらとの格闘に明け暮れていたのです。
掃除がラクだわーと思う箇所は水周り。特に浴室です。
旧居で「掃除がしづらい!」とストレスだった部分が悉く改善されているのが嬉しい。
壁:
旧居はタイル風パネルでオシャレだけど、目地がたくさんあってカビの温床に ⇒ 新居はパネルで素っ気なくなったけど、目地が少ないから拭き取るのがラクチン
カラン周り:
配管隠しのエプロンがあって、内部の掃除が大変 ⇒ コンパクトなカランになった&エプロンがなくなってスッキリ
ボトルラック:
棚板があって拭き取りが面倒 ⇒ 板がなくなってパイプのみで水捌けバッチリ
バスタブ:
壁との間に隙間があって、エプロン内がえらいこっちゃに ⇒ がっちりコーキングしてあって安心
床:
中途半端なオシャレタイルの目地がピンクぬめりの拠点に ⇒ 水捌けのいい床でいつでもカラリと
特に床のカラリっぷりには大変感服しておりまして。
お風呂から上がるときにバスタオルでさささっと拭いておけば、数分後には浴室に立ち入っても足の裏が濡れないんですもの。
ぬめりやカビの気配もないし、とてもありがたいです。
さて、皮膚に触れたり石けんの泡が飛び散ったりする箇所は毎日洗っていますが、しばらく放置プレイをかましていた部分もあります。
それはバスタブのエプロンの中。
……これねー。
旧居は前述した通りバスタブと壁との間に隙間があったせいで、ちょっと放置しただけでエプロン内がえらいこっちゃになったのですよ。
しょっちゅう洗ってないとすぐカビになるし、奥の方は手が届かないから面倒くさいし。
なので新居ではこまめに洗ってカビとは無縁のエプロン内にしてやるんだ! と息巻いていたくせに、しばらく手を付けていませんでした。
というのも、モデルルームでエプロンの外し方を確認したとき(←ステキなインテリアよりも設備のメンテナンスに夢中なオバサン)、固くてちょっと外しづらかったんですね。
モデルルームの営業マンと「あれっ、どう外すんでしょうねー」と言いながらガコッガコッとやっていて、そのせいで「エプロンを外すのは面倒くさいからな」という意識があったのです。
しかし、入居して3カ月もするといい加減に洗わなきゃいけないだろうよと重い腰を上げまして。
ある日のお風呂上り、いつもの掃除を一通り終えたところでエプロンを外してみたのです。
3カ月も敬遠していた割には、エプロンはあっさり外れました。
ネジがない分、旧居より着脱はラクでした。なんだ、もっと早くやればよかった。
と、エプロンの着脱問題は解決したのですが、エプロン内がね…。
ものすっごくキレイだったんですよ。拍子抜けするくらいキレイでした。
それはいいんだけど、ギョッとさせられたのが、何やら機械機械した物体…。
マイクロバブルの装置がどーんと設置されていました。それも結構剥き出しなカンジに。
ワタシ、マイクロバブルの装置はもっとガードされていると思っていたんですよ。
だからエプロン内もシャワーでザブザブと洗えると思っていた。
それが剥き出しっぽかったので「えっ、この機械に水をかけていいの? つーか、今浴室内湯気でむんむんだけど平気なわけ? 平気じゃないからこそエプロン内がこんなにキレイなほどに水をガードしてるんじゃないの?」とビクビクする羽目に…。
これは浴室内が乾いた後に拭き掃除する程度に留めておいた方が心臓にいいかも…。
でも、せっかく開けたのでエプロンだけはザブザブ洗ってしまいました。
きっちり拭いてからエプロンを閉めたけど、多少の水っ気は残っているかもしれない。そのせいでエプロン内がカビまみれになってしまうのかもしれない。ワタシは開けなくていいパンドラの箱を開いてしまったのかもしれない。
と、ちょっとビクビクしています。