床暖房つけっぱなし生活に突入してから約1カ月が経ちました。
参考:[ガス代高騰]床暖房つけっぱなし生活に突入しました…。
今どきの給湯器はガス使用量と目安の料金が出るので、ガス代の請求明細が届く前に「こんなものか」と料金がわかるのがありがたい。
今年みたいに「去年はほとんど不在でガスは風呂くらいしか使わない→今年は24時間床暖房つけっぱなし」みたいにライフスタイルに激変があると、給湯パネルに毎日毎日「去年から○円もオーバーしてます!」みたいな表示が出るので鬱陶しいですがね。
オーバーしてるのは知っとるわ! うっさい!
実際のところどの程度オーバーしているかというと、案外少額でホッとしています。
前のマンションの床暖房は10年以上前の機種なので、ガンガンつけていると諭吉さんをあっさり拉致されるような燃費でした。
それがマンションを買い替えて床暖房も新しくなってみると、前のマンションの感覚で覚悟していたら「あらっ、こんなもので済むのか」と拍子抜け。
エアコンといい、新機種になるとランニングコストが下がっていいですねえ。
問題は、エアコンは付け替えられるけど床暖房はそうそう工事できないことです…。
参考:【電気代】24時間クーラーつけっぱなしを3カ月間やってみた!
もっとも、寒波が来るまでは「床がひんやりしない」程度の出力で2面あるうちの1面しかつけていなかったので、そんなにガス代がかからないのも当然。
12月に入って、弱出力だと「この床の冷たさじゃ床暖房をつけてるんだかつけてないんだかわかんないじゃん」となってきたので、出力を上げました。そして2面ともオンにしています。
これでガス代がどうなるか、ビクビクしながら次の請求明細を待ったところ、さほどビックリする金額ではなかったので胸を撫で下ろしました。
そりゃまあ平日なんてほぼ不在にしていた去年から比べるとガス代は3倍になったけど、風呂と洗顔くらいしかガスを使わない生活と24時間床暖房をつけっぱしにする生活とガス代の違いは3倍程度なのかーと驚いています。ガスの使用量は3倍どころじゃないんだもの。
エアコン同様床暖房もオンオフを繰り返すより24時間つけっぱなしにしている方が安く済みますね。
前のマンションの床暖房のガス代が高かったのは機種が古いせいもあるけど、土日の在宅時しかつけないという使い方のせいもあったと思われます。
そりゃもちろん長時間誰もいないなら24時間つけても仕方ないけど、今のワタシみたいにブリ男の健康を守りたいというミッションがあるならヘタにオンオフしない方が安くつく。
ブリ男のために24時間つけっぱなしにしている床暖房ですが、当然ワタシも恩恵を受けています。
一番幸せを感じるのは、朝の起床時。
床暖房をつけなくても14℃くらいあるので耐え難いほど寒いということはないけど、ぬくぬく羽毛布団から出ると「さっむ!」と思う程度には寒いです。
それが常時20℃となるとノーストレスで布団から脱出できるのでありがたい。
去年までは寝るときに腹巻とレッグウォーマーが欠かせなかったのが、今年はまだ使わなくても冷えを感じません。
そして寝ている部屋が暖かいと身体の負担が少ないらしく、去年より薄着で過ごしても平気です。
寝るときはぬくぬく羽毛布団さえありゃいいじゃんと思っていたけど、寝室を暖かくするのって大事なのねーと痛感しました。
冷え性とは無縁のワタシでもそう思うのだから、冷えに悩んでいる方は寝室の温度を上げてみるのをオススメします。
そうそう、明け方に寒くないので今年はガスファンヒーターを出していません。
ブリ男にガス管をイタズラされないように対策するのも面倒だし、ウチにあるストーブもそろそろ10年選手だし、今年使わなかったら処分していいかなと考えています。
ブリ男がおじいちゃんになって寒さに弱くなったら、そのときに買い直せばいいかと。
さて、この1カ月のガス代請求明細と共に、ガス会社からのお知らせが投函されていました。
何かと思いきや「ガス漏れしてね?(意訳)」という内容のビラ。
曰く、ガスを使用していない深夜は口火をオフにしろ。
さもないとガスメーターの警告ランプが点滅するぞ。
24時間ガスの口火をつけっぱなしにしなきゃいかん理由があれば連絡しろ。
ということが勿論こんな文体ではなく懇切丁寧に書かれていました。
そういえば、前のマンションで超丁寧な業者に大掃除をしてもらったら水道使用量が跳ね上がって、水道局から「水漏れしてないか確認してね!」というお知らせを受け取ったことがあります。
インフラ関係の会社って案外丁寧な仕事をするんだなあ。
その割には電力会社からは特に何も言ってきません。真夏に最新エアコンを24時間稼動させる程度では電力会社は騒がないのかもしれません。
こちらは24時間だらだらとガスを使い続けている自覚はあったので「ガス漏れじゃなくて床暖房ですね」とすぐに見当はつきました。
それにしても、床暖房24時間つけっぱなしはやる家庭はやるから(ワタシの周囲にもお年寄りがいるご家庭とか広い一戸建てとかでやっている人がいる)ガスをずっと使い続けることに警告が出ることにビックリです。
営業所に電話して「多分24時間床暖房のせいです」と申告すると、先方も「ああ、そうでしょうね」とあっさり納得していました。
ただし、ホントにガス漏れしてないかを確認するために、一度床暖房も含めて全部のガスを1時間停止してほしいとのこと。
そこで何の問題もなければ警告ランプの点滅が消えて、問題ないことが確認できるそうです。
というわけで、入居時に説明されて以来初めてガスと電気のメーターが入っているボックスを開きました。
ガスメーターっぽい物体を確認すると、確かにウルトラマンよろしくランプが赤く点滅しています。
家に戻って床暖房を切り、1時間。
よりによって夕食時にそれを実行してしまったので、ブリ男の食器を洗うときに手が冷たかったです…。
1時間後に再びガスメーターを見ると点滅は消えていました。
ガス漏れではなく、単に床暖房でだらだらガスを使っているのが原因だったようで一安心です。
それにしても、ガス漏れなのかガス器具使用のせいなのか、わかんないものなのかなあ。
ファンヒーターのガス管が割れて少しずつ漏れている…なんて事態と区別がつかないのか。そんなことになったらガスメーターのランプ点滅なんて生温い警告じゃダメな気もしますが。
翌日営業所に電話してランプの点滅が消えた旨を伝え、次回の検針でおかしかったらまた教えてねとお願いしておきました。
ちょっとビックリしたのが、電話で応対してくれたオペレーターさんが「とんでもないことでございます」と正しい言葉遣いをしたこと。
いいホテルのスタッフでも「とんでもありません」とか言っちゃう人が多いので、田舎(名古屋)の電話オペレーターさんがきちんと話してくれることに驚きました。
ちゃんと安全を確認してくれていることに加え応対もしっかりしていたことで、ワタシの中でガス会社の株が上がったりして。
案外こういうところで組織の評価が決まるんですよね。
24時間床暖房あるあるですね、ウルトラマン。
我が家も初年度は、赤紙&管理会社からの連絡でちょっとびっくりしました。
ウルトラマン対策でタイマーで1時間、朝方にオフしてます。1時間なら冷え切らないので助かってますよ。
yukiサマ
赤紙はドッキリしますね!
ウチは青かったので驚きはまだマイルドでした。
毎日必ず切ってくださいとは言われなかったのでつけっぱなしを継続してますが、もし次の検針でダメ〜と言われたらワタシも明け方タイマーやってみますね。