写真は内覧会時のピカピカキッチン。
参考:【web内覧会】キッチン
入居から半年近く経って、パッと見はあまり変わらないのですが、シンクに傷が付いたりして使用感が出てきました。
ところで、多くの人が使っているけどワタシは持っていないモノがあります。
それは水切りカゴ。
なぜ使っていないかというと、実家も祖父母宅も使っていなかったからそういう習慣がないのです。
では実家はどうやって食器や調理用具の水を切っていたかというと、ザルです。
子どもの頃は「なぜ調理用具を…」と思っていたのですが、ワタシもひとり暮らしを始めてみるとたまーにザル水切りをやるようになってしまいました。
ひとり分のお茶碗程度だと便利なんですよ。ザルだとカゴよりも洗いやすいし。
そもそも、狭い賃貸住宅でひとり暮らしを始めたときは、水切りカゴを置くようなスペースがキッチンになかったから「水切りカゴを買おう」という発想がなかったんですね。
そして賃貸を渡り歩いているときはずっと壁付けキッチンだったので、吊り戸棚の下に水切り棚が設置されていました。
なのでスペースを取るカゴを敢えて買わなくても事足りていたのです。
1軒目のマンションで初めてオープンキッチンを使うことになり、これでいよいよワタシも水切りカゴデビューか!? と思いました。
が、シンクに水切り板が付属していました。
シンクの半分を覆っているヤツです。
少量の洗い物だと全然これで大丈夫でした。
ただ、ちょっと洗い物が増えると、板は不便です。
カゴと違って積み上げるのが難しいですからね。これはやはりいよいよ水切りカゴ導入か!? と思いました。
しかし、結局10年間水切り板でやり過ごしていました。
なぜかというと、手入れが面倒くさいからです…。
水切り板ですら面倒なんですよ。使い終わったらザッと洗って、水滴跡が残らないように拭いて、ってやることすら。
板で面倒ならカゴなんてどれだけ嫌気が差すか…! あのワイヤーの1本1本を拭き上げていたら絶対「イーッ!」となるに違いない!(そしてステンレスは水滴跡なぞ一切ないピカピカの状態じゃないと気が済まない。)
大体、何も置いていない状態のキッチンで作業をしたいワタシが水切りカゴなんかあったら不愉快でしようがなくなるに決まっている。
それを回避するには水切りカゴの収納スペースが必要ですが、玄米すらキッチンに収納できなかった旧居にそんな場所があろうハズがありません。
参考:パントリーとお米の話。
そんなワケで、しばらくは「水切りカゴデビューか!?」などと考えていましたが、旧居での生活後半戦では「水切りカゴ? そんなもん要らん!」と思っていました。
新居には、食洗機があります。
実質これが水切りカゴみたいなものですね。
最初は「遂にカゴの手入れをする日々が始まるのか…」と鬱々としていたのですが、そんなに水滴跡が付かないのでホッとしています。
食洗機に入りきらなかった食器や調理用具はどうしているかというと。
ティータオルや布巾に乗せています。
これだと片づけはタオルを洗濯機に放り込んで作業台を拭くだけで済むので、水切り板のときよりラクになりました。邪魔にならないですしね。
と、使ってみたことのないアイテムがある一方、使う人があんまりいないであろうに愛用しているモノもあります。
それは三角コーナー。
シンクの中で邪魔! ぬめりが気になる!
と忌避する人も多いですが、邪魔なときはシンクから取り出せばいいし、毎日シンクや排水口と同じように洗っていればぬめることもないし、ワタシから見ると「何を言ってるんだ?」というカンジ。
食器や鍋に残った食べ物をすすぎながら取り除くのは、三角コーナーが一番手っ取り早いと思うんですよね。
とはいえ三角コーナーラヴな人は少数派であることを、引越のときに痛感いたしました。
たまには買い替えるか~と無印を覗くと、まさかの廃番。あちこちの店舗を周っても品揃えは非常に悪い。
そのうちに三角コーナーなんて世の中から消えるんじゃないか!? と戦々恐々としています。今のヤツを大事に使わなきゃ。