自宅にワークスペースが欲しい。
なんて野望を胸に秘め、自室のリフォームやマンションの買い替えの妄想を続けています。
モニターやゴツいオフィスチェアを生活空間から排除するには、個室か半個室の書斎が欲しいものだわね。
参考:イトーキのお洒落ワークチェアvertebra03(バーテブラ03)で快適テレワーク! …の予定
でもウチではそんなものを作るスペースがないんだよなあ。
ということで、もう少し広い部屋への住み替えの妄想も捗っています。

ただ、ウチの近隣はマンションは「欲しい」と思ったときが買い時だ!で書いた通り、マンションの価格が高騰しているので、おいそれと買い替えはできない状況。
買えそうな現実的な価格の部屋は…と探すと、自然と築年数の古い物件ばかりになります。
中古マンションを購入するとき、気にする要件のひとつが耐震基準です。
1981年に「震度5強で耐えられたらオッケー」な旧耐震基準から「震度6強から7くらいなら倒壊しないよ」という新耐震基準に変わったので、南海トラフ地震が待ち受けている名古屋住まいとしては震度6は耐えてほしいところ。
となると、1981年以前のマンションはさすがにノーサンキューかな。ということで、築40年になるような物件は検索対象外にしています。
しかし、古いマンションはやはり立地がいいですね。
駅から徒歩3分の、南面に大きく窓が取られていて、広い公道に面していて明るい。
なんてマンションは、今となっては土地の確保が難しい。仮に確保できてマンションが建ったとしても凄まじい価格になります。
そして立地のいいマンションは、築40年経とうがなかなかのお値段で売りに出されるので、いい場所の物件は欲しい・買えると思ったときにさっさと買うのが吉ですな。
と、最近は近所ではそもそも中古マンションの出回る数が少ないので、余計にそう思いました。
というわけで、久しぶりに昭和時代に建てられた古いマンションの内覧に行ってきましたよ。
40年近く前だとまだ土地に余裕があったのか、敷地の使い方が贅沢でした。
共用廊下がとても広いし、マンションの建物自体の形が変則的。そのおかげで玄関やベランダが隣の部屋とも少し距離があって、落ち着いています。
今ワタシが住んでいるマンションは、ずどーんとした素っ気ない四角い箱で、エントランスなんてただの風除け室だもんなあ…。無駄がなくてよろしいといえばそうなのですが、味もないです。
また、廊下や駐車場をしっかり確保しているので、隣のビルやマンションとの距離もあります。
街中で安いマンションを買うと、どうしても「窓を開けると隣のビルの壁しか見えない」みたいな部屋になりがち。
それを避けようと前のマンションも今のマンションも周辺の建物の状況はすごく気にしました。「窓の前に公園の緑が広がっている」みたいなのは諦めるけど、昼なお暗いような部屋はイヤなのよー。
その点、敷地の使い方が贅沢な古いマンションは心配要らないですね。
驚いたのは、室内に入ってみると意外と静かだったことでした。
そのマンションは割と大きな道路に面しているので、自動車の音がうるさいと想像していました。
ところが、狭い道路に接した今のワタシの部屋と大して変わらないです。
サッシは古いままだったのでペアガラスになっているということもない。
どうも、上述した通り建物の形がちょっと変則的なためその部屋は道路からちょっと奥まった場所にあり、また低層階の部屋なので遠くの音を拾いづらく、静かな室内になっていたようです。
高層階の部屋は遠くの音をビックリするほど拾いますからね。ずっと低層階で暮らしてきたワタシは、歩道を歩く人のお喋りの声は気にならないけど、遠くからぼんやりと響いてくる車の音はちょっと苦手です。
こういうことは実際に物件を見てみないとわからないものだな。と、新築マンション青田買いを二度もやらかしたワタシは冷や汗をかきました。
参考:マンション、買い替えちゃう!?
また、古い物件だと管理や大規模修繕計画が実際にどうなっているか確認できるのもいいですね。
新築物件では計画はあるけど実行できるかわかったものじゃないし、修繕積立金や管理費もどこまで上がるか不明瞭。
その点、既に大規模修繕を経た物件だと、あと何が残っているかとか現在の課題とかが読みやすい。
件のマンションはエレベータの交換などは終わっていたし、掃除も行き届いているようで、もちろん古いんだけど荒れた印象はなかったです。そういうのを確認できるって大事ですよね。
室内はどうかというと、フルリノベーション済みの物件なので文句なしでした。
キッチンはステンレスのオリジナルでかっこいいし、造りつけの収納棚もしっかりあって便利そうだし、バストイレはウチより新しいし、だだっ広いウォークインクローゼットは確保されているし、照明や壁紙がいちいちオシャレだし、住めと言われたら全然住めます。
ただ、インテリアのテイストがワタシ好みかというと、まあちょっと違うかなーとは思いました。
ワタシの部屋はぼやーんとした色合いのシンプルな北欧や和を目指していますが。

参考:[模様替え]テーブルの買い替え、すごく悩む[和か北欧か]
件の部屋は、インダストリアルというか、男前とか塩とか、そんな分類のインテリアテイストでした。
ステンレスとモルタルと黒いアイアンでカッコよく、みたいな、そういう雰囲気。
嫌いではないし、古い建物にはしっくりくるインテリアではありました。新築マンションみたいな無味乾燥な内装にしているよりは断然好感が持てます。
が、インダストリアルな部屋を目指したことがあったかというと皆無なので、戸惑いは大きいですね。
築浅のマンションでインダストリアルを気取っても様にならないので食指が動かなかったというのはあるから、住んでみたら楽しいのかもしれませんが。
しかし、昭和のマンションが今時のカッコいい部屋に仕上がっているのを目の当たりにすると、リノベーションって素晴らしいな! と実感です。
こんな風にいい雰囲気の部屋に仕上がっている古い部屋を見ると、「壁紙は貼り替え済みです!」「洗面台は入れ替えました!」みたいな中途半端なリフォームで売りに出されている中古マンションが腹立たしい。
安い賃貸アパートに入っているような洗面台なんか嬉しくないんだよー。どうせならスケルトン状態で「お好みの内装にどうぞ」で販売してほしいんだよー。
多少なりとも内装に拘りがあると、そんなことを思います。
ところで、件の部屋を買ったかというと、購入には至りませんでした。
充実した収納や書斎にできる個室、通風や採光など、要望としては完璧でした(インテリアのテイストは置いといて)。
しかし、サッシが古くて断熱性がイマイチなのはいただけない。
猛暑日に内覧に行ったところエアコンを点けてもなかなか涼しくならなくて、今の部屋の窓は優秀だな…と感じました。
内窓をつければ解決する話ではありますが、窓が多い物件なので工事費がそれなりにかかりそうです。
マンションの窓やドアは、20年や30年で新しいモノに取り替えられるようにしてほしいものです。色々ハードルがあるとは思うけれど、住宅の性能に大きく関わることですしね。
あとは、共用部分の設備もネックでした。
オートロックもないし、宅配ボックスもなければ24時間ゴミ出しができるゴミ置き場もない。
それらがない集合住宅に暮らしていたこともあるけれど、一度経験してしまうと手放してしまうには惜しいです。
最大にして最強の「買わなかった理由」は、ペット不可マンションでした!
それはいかん!
ネットで検索したときはその条件に触れられてなかったので、現地で渡された資料で初めてそのことを知ったという次第。
例え共有部分・専有部分に一点の不満がなくとも、ブリ男と暮らせないのではアウトです。
昭和の頃は、猫を外に出すのは珍しくなかったですからねー…。
隣の猫がベランダに入り込んでトラブルに…とか普通に考えられる時代だったし、犬も番犬として庭の犬小屋で飼うという感覚だったし、ペット不可のマンションは珍しくないです。
飼わない人からしたら自分の住まいをわざわざペット可の規約に変更するなんてこと避けたいでしょう。
と考えると、猫飼いだと古いマンションに住み替えるのって結構ハードルが高いのかもしれません。
参考:《猫生活5周年》周到に準備するはずが、出会いはある日突然に
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