[今ちょっと欲しいモノ]エアバギーのペットカートとショッピングカート

相変わらず神経痛に悩まされていまして、ハンズの店頭で割と真剣に「杖を買おうかな…?」と悩んでしまいました。
参考:アラフィフ女、坐骨神経痛に悩まされる。

しかし、杖を持つと一気にババア感が出るんだよなあ…。トレッキングポールでもいいかもしれないけど、街中で使ってりゃババア感は出るし…。
とはいえ歩くときの補助もあるけど、電車の中で寄りかかられたり歩行中に激突されたりするのを減らすためには杖でアピールしておいた方がラクそうなんですよね。
スリや痴漢なんかの犯罪のことを考えると、むやみに弱者アピールするのも考えものかもしれませんが。

と、普段の歩行もさることながら、もうすぐ「この脚でイケるのか?」と心配になるイベントが控えています。

それはブリ男のワクチンと健康診断です。

肝臓の数値が良くないブリさんは、季節に一度くらいのペースで血液検査やエコー検査を受けています。
それに加えて春は年に一度のワクチン接種のタイミング。
久しぶりにブリ男を動物病院へ連れていかねばなりません。

ブリショとしては小柄ですが、猫としては大物のブリさん。最近は体重増加キャンペーンの効果かまだ抜けきらぬ冬毛のせいかふっくらしていてボリューミー。
さて、この神経痛のうえに運動不足で萎えた脚で、ふっくらもふもふさんを無事に病院まで運べるのか…? とドキドキしています。

以前ならタクシー一択でしたが、少し前にかかりつけの動物病院が移転して、移転前よりも自宅から近い場所になりました。
すると近過ぎてタクシーを使うのがちょっと申し訳ないかな…という距離になっちゃったんですね。
わざわざ予約してこの距離だと悪いので流しのタクシーを捕まえようかな〜とタラタラ歩いていると、病院に着いちゃうという距離。
なので病院が移転してからは一度もタクシーを利用しておらず、夏は保冷剤と日傘、冬はあったか毛布をお供に、キャリーバッグにブリさんを詰め込んで徒歩で往復しています。

しかし健康なときでもブリさんを運ぶとずっしり感で肩が死にそうで、キャリーバッグが当たる腰の辺りに痣ができる始末。
これはいよいよペットカートを使うときが到来したか…! と戦慄しています。

ブリさんが猫又になるほど長生きしたときにはワタシもだいぶババアなので、ペットカートがある方がラクだよね。とは前々から考えていました。

猫又になるまでにはまだ年数がかかりそうなのに、先にババアがポンコツになったか。
と落胆しながらいろいろ見ていたのですが、なかなかピンときません。

それもそのはず、ペットカートは対象の主流は犬で、猫向きの仕様ではありません。
こんなに大きなカゴじゃなくていいんだよなー。長時間連れ回すわけじゃないから大きな荷物置き場とかドリンクホルダーとか不要なんだよねー。カゴを閉めるのにホックでカチンだけでいいんだ…。猫なら隙間からにゅるにゅる脱出しちゃいそう…。
と、猫の運搬にはフィットしないので、どうにもキュンとこないのです。

その中でひとつ気になったのが、エアバギーのペットカートでした。

エアバギーは名古屋にも店舗があって、前を通ることはあれど「ベビーカーなんて生涯縁がないから」とするするとスルーしていました。
が、次第にペットカートの面積が増えて「子どもと同じくらいペットが大事にされるのか」と時代の変遷を感じていました。庭の犬小屋で飼うのが当然の昭和時代は遠くになりにけり。

てなことを思い出して検索してみると、エアバギーのカートのフレームってベビーカーもペットカートも共通で、ショッピングカートにもなるんですね。
ライフバギー 一生のいつかどこかで、あなたに寄り添うバギー

よぼよぼのババアになったら買い物カートが要るとも思っていたので「やだ、今買っても充分使い倒せるんじゃない…!?」と俄然興味が湧いたのでした。

というわけで、初めてエアバギーの店舗に突撃です。

ペットカートを改めてじっくり見ましたが、やはりデカいです。
そりゃ人間の赤子や中型犬を運べるくらいのフレームですもの、猫一頭乗せるには仰々しすぎやしませんかというサイズ感。
しかし、デカさゴツさの割に取り回しはラクラクで、小回りがきいて扱いやすそうでした。
お高いラインナップだとオフロードにも耐えうる頑丈なタイヤになるそうです。うーん、名古屋市内でそれは不要かな。砂利のある公園を散歩するなら欲しくなりそうですけど、散歩の習慣がないですしね。

コット(カゴの部分)も大きく、ブリさんだけなら余裕のサイズです。
しかしエアバギーのコットもファスナーで閉めるわけではなく、蓋を被せてホックで留めるだけのタイプ。
手を突っ込んだりして猫が脱出できるか試してみましたが、ホックのロックがまあまあガッツリしているので、ウチのおっとりにゃんこは外に出ないと思います。
でもやはり不安なので、飛び出し防止リードを使ってハーネスで留めるのがいいのかもしれません。
そうすると、今まで着けたことのないハーネスに慣らす必要があり、なかなかハードルが高いことになりそうです。

ついでにショッピング仕様も気になるということで、マルチカートも見せてもらって、ペットのコットからの変更方法も教えてもらいました。
ペット用から買い物用に換えるにはフレームに取りつけるアダプターを交換する必要があり、ワンタッチでOKというカンジでもなさそうです。これだと普段はマルチカート用のまま折り畳んで収納して、動物病院のときにアダプターを取り替えるという使い方になりそうです。
マルチカートのカゴはまあまあ大きくて、スーパーのカゴがずっぽり収まるんじゃないかというサイズでした。自転車カゴ程度のサイズかと思っていたのでちょっとビックリです。

さて、困ったのが豊富なカラーリングです。

フレームも何色かあって、同じ白でも通常ラインとプレミアラインでは色味が異なる。
それに加えてハンドルの色、コットの色と組み合わせが多種多様で、直営店ならカスタマイズできる部分もあって、もうどうしていいやら! という楽しさでした。

とりあえずフレームを黒か白から選ぼうと見てみると、通常ラインの白はちょっと安っぽい印象です。それでフレームは黒ということにしてみました。
ハンドルカバーやフロントパネルの色は、黒やエスプレッソ、テラコッタやキャメルがあります。
…この足元のフロントパネルの存在意義がよくわからず、用途を店員さんに訊いてしまいました。足元のバスケットの中身が丸見えにならないようにするためにあるんですって。なるほど。
テラコッタやキャメルがあまり好きな色ではないというか主張がちょっと強かったので除外し、黒を選ぶと真っ黒で面白みがなかったので、エスプレッソをチョイス。
さて、そうするとフレームはかなり暗めのシックなカンジになりますが、これに合わせるコットが悩ましかった。

ブリさんに合わせてグレーにしてみると、黒&エスプレッソのフレームとはちょっと合わない。
ではブリさんの鼻の色のピンクはどうかというと、可愛すぎる。
黄色や緑の可愛い色は…可愛すぎるんですよね。どうしてペット用品ってこんなにキュート系ばかりなのかしら。

んで、いろいろ試したらコットはカカオが割と落ち着いていて「いいかも…?」と思いました。
写真で見ると茶色っぽいのですが、実物はちょっとカーキがかっているのです。

まあ色は注文時に変更できるから…てことで、このカラーリングとマルチカートも合わせて見積もりを出してもらったところ、まあまあなお値段になりました。
ちょっと買ってみようかしら、というお値段ではないですね。10年使えるのであればこんなものなのかもしれませんが。

そして、フレームはともかく、コットやマルチカートがかなりの大きさなので、どこに収納しようか悩ましいです。
コットはベッド代わりに部屋に転がしておけばいいけど、カートはなあ。シューズインクローゼットに置きっぱなしにできるサイズでもないので検討中です。

何より、かかりつけの動物病院では、院内でカートをゴロゴロ転がしてもOKか確認していないので、先に要確認ですね。
それからブリさんがハーネスが使えるようであれば、エアバギーを買ってみてもいいかもしれません。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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