春の健康診断で、血液検査の結果ASTとALT(肝臓の数値)が良くなかったブリ男さん。
3カ月くらい後に再検査しましょうね。
と言われていたものの、例年より早く猛暑が到来し、病院に連れて行きづらいなーと躊躇している間に9月になってしまいました。
天気予報を見て「よし、次の週末は雨で涼しそうだ!」と血液検査の予約の電話を入れたものの、当日はカラッと晴れて30度超えでした。とほほ。
前回の血液検査から変えたことは、ひとつはクイックルワイパーをやめたこと。
もうひとつは、ドライフードの種類をひとつ減らしたことでした。
クイックルワイパーは、獣医師さんに「よくないかもね」と言われました。
一応、メーカーは過剰に舐めなければ大丈夫と謳っていますけどね。
ドライフードの種類を減らしたのは、開封後時間が経ったフードも肝臓に悪影響かもと言われたため。
ちょうど、メインで与えていたオリジンのフィットアンドトリムが入手しづらくなったのを機に、カリカリマシーンに入れるのはアカナ・手で給餌するのはソリッドゴールドと種類を絞りました。
さて、数値は改善されるのでしょうか。
今回は結果は郵送でなく、院内で検査するとのことでドキドキしながら待ちました。
残念ながら、結果は芳しいものではありませんでした。
ASTは標準値18-51 IU/lに対して50。春の検査では60だったので、こちらはまあよしというところでした。
が、ALTは標準値22-84 IU/lのところが214。春は193だったので悪化しています。あかん。
「せっかく本猫がいるので」ということで超音波検査で肝臓や胆嚢の様子を診てもらいました。
その結果は特に問題ないようで、肝臓の表面に異常はなくキレイ。胆汁の流れも大丈夫とのことです。
ALTに関しては、1歳のときから140〜150と高めで推移しています。今年はそれが更に進行してしまったというカンジ。
獣医師さんによるとこれくらい高めの子は珍しくないし、元々肝臓が弱めという体質なのかもしれないねえ…とのこと。
標準値からだいぶ外れてはいますが、様子を見てこの程度の数値で落ち着くなら急いで服薬する必要はないそうです。今のところ体調はいいしね。
ただ、悪化するなら肝臓の薬に頼ることになるそうな。
うーむ、ブリさんも人間換算だとワタシと似たような世代だからなあ。そりゃどこかしらガタはきますね…。
あと、肝臓に悪さしていると考えられることのひとつは、フードの種類もあるかもしれないと言われました。
ブリ男はウンチコロコロの血便体質ということで、サイリウムを処方してもらっています。
参考:[猫の便秘解消]サイリウムを与えて4カ月、快調です!
今は血便と無縁で元気にやっていますが、1歳過ぎに落ち着くまではかなり試行錯誤しました。
タンパク質多めのカリカリだと下痢をする。ビートパルプが入っているとウンチが硬くなり過ぎる。食いしん坊のくせになぜかカリカリは選り好みして、食べないメーカーもあれば小粒過ぎるのも嫌がる。
と、数多くのカリカリの屍を乗り越えて今があるので、ドライフードを頻繁に変えるということはしません。
なのでこの1年も特に変化はないので、ALTが悪化したのはフードのせいとは考えにくいねえ…と獣医師さんと首を傾げました。
ま、若い頃にはちょうどいい食べ物も歳を取ったら合わなくなることもありますしね。
というわけで獣医師さんオススメのカリカリのサンプルをもらいました。
ひとつはロイヤルカナンのニュータードケア。
肝臓にいい療法食なのかと思いきや、下部尿路に配慮した避妊・去勢用のフードらしいです。
原材料の「植物性繊維」がブリ男の腹に合うかが気になるな…。サイリウムも入っているので、うまくいけばサイリウムの処方なしでイケるかもしれませんが。
もうひとつ頂いたサンプルは、ドクターズダイエットの避妊・去勢用。
あれっ、これは去勢手術後にももらったサンプルだ。継続して食べさせなかったということは、口に合わなかったかお腹に合わなかったか、どっちかだったと思います。
あの頃のブリさんはゴハンに対してワガママだったから食べなかったかも。
参考:[猫のハンスト]ブリ男がカリカリを食べなくなりました…
あるいは、ワタシが原材料を見てやめたかもしれません。筆頭原材料がトウモロコシって。これだから日本製は嫌なのよ。
セルロース入りのフードもお腹にはあまり合わないようで血便を出した覚えがあるし、ちょっとアレかな…という気がします。
ま、ともかくブリ男が食べないことにはどうにもなりませんからね。
ということで、両方とも開封して数粒味見をさせてやったところ、ハンストをしていた仔猫ちゃんの面影はどこへやらペロリと平げ「なんか珍しいヤツ美味しかったぜー!」と目をキラキラさせていました。
食いしん坊ってラクですね…。
一度ロイヤルカナンの方をひと袋買ってみて、アカナかソリッドゴールドのどちらかをロイヤルカナンに置き換えて次の検査に影響するか見てみようと思います。
しかしカリカリの置き換えって時間がかかるから(急に切り替えるとお腹がビックリして下痢や便秘を起こす…)、3カ月くらいでは数値が改善するほど影響しなさそうですけどね。
最近フードをまとめ買いしたところなので、タイミングが悪かったなあ。ロイヤルカナンに置き換えたら、余ったフードはまた寄付します…。
参考:余った猫用品を動物保護団体に寄付
体重測定の結果は、5.28キログラム。春より微減しています。
ダイエット的にも今のフードの布陣はよかったのになあ。ロイヤルカナンもカロリーは高くないから大丈夫だとは思いますが。
それよりブリ男のダイエットを見習って、デカい生き物も減量しなくては…。
血便改善も長い旅だと思ったけど、今振り返ると1年間くらいですね。
肝臓の方が加齢と共に深刻なことになりそうで、ちょっとドキドキしています。改善するといいなあ。
元気に過ごしてくれてるのは有難い。
でも問題は今後シニアになってからどうなのか?ですよね。
知ってるサイトのお猫様は高カルシウム血漿で、関節、腎臓に問題出ないか、ヒヤヒヤしてると。3匹共、同じでフード食べてても、1匹だけ…やっぱり体質なのか?
その方も、フードの旅してます。
ウチは有難い事に、何でも食べるし血液検査にも異常無く助かります。
単なる、豚猫…8.2…もうどうしたのもか?
まだむサマ
気づくと5歳半、自分と同様シニアの足音が聞こえるお年頃なので、そろそろ要注意です…。
今のところ何か症状が出てるわけでもないし、勧められた療法食も肝臓に特化というより去勢用全般というばっくりしたカンジなので差し迫ってはいませんが、血液検査の頻度だけでいえばデカい生き物を上回っています…。
ダイエットに成功してるのは驚きました。
ハイカロリーカリカリの比率が下がっただけなんですけどね。
デカい生き物も低カロリーの物を食べてりゃいいんですが、バターたっぷりのトーストとか食べちゃうんですよねええええ。