先日ブリ男が受けた血液検査の結果が、郵便受けに届いていました。

ドキドキしながら開封し、まずは獣医師さんからのコメントを確認します。
肝臓の数値は相変わらず良くないけど、まあいつも通りなので、このまま薬を続けましょうか。今後も年イチで検査してね。
とのこと。
肝臓の数値が悪化した当初、薬の量を決めている期間は四半期に一度は血液検査をしていたので、それに比べればトーンダウンというか安定したという印象で、ちょっとホッとしました。
それから数値の確認です。ワタシ自身の検査結果もこんなに真剣に見ないのに、ってくらいチェックします。
検査項目および検査結果
総蛋白(TP)
標準値:5.7-7.8 g/dl
2018年 7.5
2019年 7.1
2021年 6.9
2022年 7.4
2023年 7.1
2024年 6.9
2025年 6.8
アルブミン(Alb)
標準値:2.3-3.5 g/dl
2018年 3.5
2019年 3.7
2021年 3.4
2022年 3.3
2023年 3.2
2024年 3.1
2025年 3.0
A/G比
標準値:0.4-1.1
2018年 0.9
2019年 1.1
2021年 1.0
2022年 0.8
2023年 0.8
2024年 0.8
2025年 0.8
総ビリルビン
標準値:0.0-0.4
2021年 0.1
2022年 0.1
2023年 0.1
2024年 0.1
2025年 0.1
AST(GOT)
標準値:18-51 IU/l
2018年 36
2019年 42
2021年 47
2022年 60
2022年 50
2022年 46
2023年5月 82
2023年12月 78
2024年 79
2025年 91
ALT(GPT)
標準値:22-84 IU/l
2018年 145
2019年 138
2021年 150
2022年 193
2022年 214
2022年 194
2023年5月 369
2023年12月 411
2024年 442
2025年 375
ALP
旧標準値:0-165 IU/l
新標準値:0-58 IU/l
2018年 75
2019年 70
2021年 71(旧)25(新)
2022年 24
2023年5月 23
2023年12月 30
2024年 26
2025年 32
γ-GTP
標準値:0-10 IU/l
2018年 1.3
2019年 1未満
2021年 1未満
2022年 1未満
2023年 1未満
2024年 1未満
2024年 1未満
リパーゼ
標準値:0-30 IU/l
2021年 21
2022年 21
2023年 21
2024年 21
2025年 21
尿素窒素(BUN)
標準値:17.6-32.8 mg/dl
2018年 25.0
2019年 22.9
2021年 26.6
2022年 23.3
2023年 25.2
2024年 24.7
2025年 23.6
クレアチニン(Cre)
標準値:0.9-2.1 mg/dl
2018年 1.40
2019年 1.74
2021年 1.55
2022年 1.55
2023年 1.56
2024年 1.32
2025年 1.19
総コレステロール(T-Cho)
標準値:95-259 mg/dl
2018年 234
2019年 230
2021年 222
2022年 247
2023年 215
2024年 175
2025年 150
中性脂肪(TG)
標準値:16-130 mg/dl
2018年 43
2019年 120
2021年 25
2022年 27
2023年 16
2024年 22
2025年 39
ナトリウム
標準値:147-156 mEg/l
2021年 153
2022年 152
2023年 153
2024年 151
2025年 150
カリウム
標準値:3.6-5.3 mEg/l
2021年 3.9
2022年 4.1
2023年 4.1
2024年 4.1
2025年 4.0
クロール
標準値:107-120 mEq/l
2021年 118
2022年 113
2023年 116
2024年 118
2025年 117
カルシウム(Ca)
標準値:8.8-11.9 mg/dl
2018年 10.6
2019年 10.5
2021年 10.1
2022年 10.3
2023年 10.2
2024年 9.6
2025年 9.6
無機リン(IP)
標準値:2.6-6.0 mg/dl
2018年 4.8
2019年 5.2
2021年 4.1
2022年 4.6
2023年 3.9
2024年 3.8
2025年 4.4
血糖(Glu)
標準値:71-148 mg/dl
2018年 93
2019年 95
2021年 92
2022年 98
2023年 93
2024年 90
2025年 92
このほか、白血球数やリンパ球数なども測定してもらいましたが、いずれも異常ナシ。
感染症や炎症、貧血、ストレスとも無縁らしいです。
ワタシのストレスを軽減してくれているモフモフさんもストレスなく生活していると思うと、しみじみします。
安定といえば、めっちゃ安定、ド安定
相変わらず、肝臓の数値を示すASTとALTが標準値をぶっちぎっています。
去勢手術前の検査時から「肝臓の数値が高めだね。でもまあ、これくらいの子もいるし、手術できないほどでもないし」と言われていましたが、2023年に悪化したこの値を見たときは「ひっ!」となりました。
が、2年も経って毎回この水準で、獣医師さんにも「悪化してないし、エコー検査で肝臓とか見てもキレイだし、様子を見ましょっか」と言われると、「またか…」と思う程度になり、変な慣れが生じています。
まあ、本猫は元気に食べて走り回っていますしね。
今回、ちょっと気になっていたのが腎臓関係の数値です。尿素窒素とかクレアチニンとかですね。
昨年の夏頃からにわかに水をよく飲むようになったブリさん。
仔猫のときは犬のようにガブガブ水を飲む子だったけど、成猫になる頃にはあまり飲まなくなり、それでウェットフードにお湯マシマシで食べさせるのが習慣化しました。
ところが急に水の魅力に目覚めたのか、今まで水を飲む姿を見かけると「わっ、レアだ!」と撮影したのが、最近は寝起きや食後、遊んだ後など、よく飲んでいます。
多飲多尿は腎臓悪化のサイン…!
と、喜びよりもドキドキが勝っていたのですが、尿の量にはそこまで変化はありません。トイレシーツを交換する頻度は従来通りで問題ないし、頻繁にシーするわけでもなければシーが困難な様子もない。
そして今回の検査結果を見て腎臓には問題がないと判明し、では突然の水ブームは何なんだ…?
と謎が深まっています。
水は飲まないより飲んだ方がいいので、水スキーのまま生活してほしいものです。
もうひとつ困惑したのが、体重やコレステロール値です。
一度痩せてしまったので体重増量キャンペーンということでカリカリを増やし続けているのですが、量を多く食べさせると下痢や嘔吐してしまうという繊細胃腸なため、体重もカリカリの量もなかなか増えません。
それでもカリカリをだいぶ増やしたつもりでいたのに、体重は半年前から変わっていませんでした。
療法食に切り替える前、ハイカロリーなカリカリを食べさせていたときは少量でムチムチしていたのに、全然太らない療法食って一体何者…!? とビビっています。
療法食に切り替えたからといって肝臓の数値が良化するわけでもないし、ハイカロリーを少量食べる生活のときの方が吐かずに済んでいたから、ブリさんに合っているのかなあ…。と、やや不安。
人間用にも、たくさん食べても太らない、栄養バランスばっちりの美味しいカリカリが欲しいです。
忙しい平日はそれを食べてやり過ごして、週末だけ美味しいモノを食べに行くの…。
何にせよ、昨年からあまり変わりのないようでホッとしました。
今年も定期的に通院かと思っていたら「次回の検査は来年でいいよ」と言われてしまったので、エアバギーを買うのに迷いが出ています。
参考:[今ちょっと欲しいモノ]エアバギーのペットカートとショッピングカート