飼い主の帰りを全力で喜ぶ猫

奈良に日帰りで遊びに行った日、ブリ男はシッターさんのお世話になっていました。

猫
俺を置いていくなんて酷いぜ…

最近はがっつり残業をする日は在宅勤務にしてしまうし、遊びに出ることもなかったので、深夜までお留守番するのはブリさん久しぶりです。

一晩家を空けても、ブリ男は割と淡々としています。「おっ、帰ったか」という顔をするだけのことが多い。
なので今回もそのパターンかと思って帰宅し、リビングのドアを開けたら、仁王立ちのブリ男が「帰ってきた…!!」みたいな顔をして待ち構えていました。

「ブリさん、遅くなっちゃってゴメンね~。シッターさんに何のゴハン出してもらったのかな~(レポートでアニモンダのフォムファインステンだったとは承知していますが)、遊んでもらったのかな~(これまたちっとも遊ばない動画を受信済みですが)」と話しかけると、ブリ男はワタシの手にスリスリしてきます。
その勢いであちこちの壁や家具にスリスリしまくり。
喉こそ鳴らさないものの、全力で「やっと帰ってきたー!」と訴えていました。

予定よりちょっと遅くなっちゃったので、夕方にシッターさんからウェットフードをもらって以降の時間が空いちゃったんですよね。お腹を空かせているに違いない。
慌ててカリカリを出してやると、喉を盛大に鳴らしながら食べ始めました。デカい生き物には喉を鳴らさないのに、カリカリには鳴らすんかい。

食べ終わったブリ男は、荷物を片づけているワタシのところへ寄ってきたかと思うと、テンション高く走り始めました。
なぜかお留守番した夜は暴れたい気分らしく、仔猫のときから留守番明けは遅い時間でも遊びたがります。滅多に遊ばない子が暴れるチャンスなので、デカい生き物は眠気を堪えてお相手を務めることになります。
これを避けるためのシッターさんのはずなのに、おかしいなあ。

ここしばらくはリボン遊びに夢中なので、リボンをぶんぶん振り回してやりました。

一通り遊んだ後は、デカい生き物はシャワーを浴びに浴室へ向かいます。
ミストサウナが怖いようで、浴室には近寄らないブリさん。シャワーを終えて浴室から出ると、洗面所前の廊下でちんまり丸まっていました。
髪を乾かし、洗濯物も干してリビングに戻ると、ブリ男のスリスリが再開です。
一日中お留守番をしていた日は、ご褒美にママクックのササミを貰えるので、それ待ちなのです。

ブリさんがササミを平らげたのを見届けてからベッドに入ると、ブリ男は「わぉーん」と文句を言っていました。

ワタシが「うんうん、はいはい」とテキトーに返事をすると、ブリさんは枕元にやってきて、微かな声で「んきゅうう…」とか可愛いことを言っています。
「よしよし、お留守番淋しかったんだねえ。ゴメンね。おかげでお母さん、存分に遊んできましたよ」とか言いながら撫でてやると、喉をぐるっと鳴らしながら布団をふみふみするブリ男。かーわいいー。

いつもはお留守番の後にワタシが寝ようとすると、「きゅるるるるっ!」とか言いながら寝ているワタシの上を飛び回って抗議するのですが、今回は珍しく素直に甘えてみる気になったようです。
いつも素直に甘えてくれればいいんですけどね。

しかし甘えたさんモードもすぐに終了し、喉を鳴らすのをやめるとのっしのっしとワタシの腹の上をゆっくり歩いて、脚の間に収まって丸まったブリさんでした。
もうちょっと長く甘えてくれてもいいんですけどね…。

 

と、ワタシもブリ男もいつもより遅い時間まで起きていたので翌日はゆっくり寝かせてくれることを期待したら、翌朝もきっちり3時半にウンチをして起こしてくれました…。
幸いその日は休日だったので、二度寝できるだけマシでしたが。

二度寝中、お互いの寝息がかかるほどの距離でベタベタしてくれるので可愛いです。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “飼い主の帰りを全力で喜ぶ猫”

  1. 猫さんは…天邪鬼ですよー。
    素直になれよ〜とよく思います。
    ワンコなら、尻尾千切れるくらい降って喜ぶんですけどね。

    クールに…ふーん帰って来たん?そうなんや。

    それが何故が可愛いんですけどね笑笑

    1. まだむサマ
      ホント、天邪鬼の見本というか、ツンツンばかりでデレ要素薄しというか…。
      ワンコはニコニコしながらぐるんぐるん回って大喜びで分かりやすいですよね~。
      猫は基本仏頂面なのに、それでも可愛いからスゴい生き物です…。

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