仔猫のときから肝臓の数値が悪めで、今年の春からは遂に服薬するようになったブリ男さん。
参考:【猫の肝臓】薬を飲んで3カ月、数値は改善されたのか…?
夏に血液検査をしたときにも相変わらずALTは高いままでした。
あれから3カ月、変化があるのか確認しに動物病院へ連れていきました。
ワタシがキャリーバッグをもそもそ用意し始めると、すぐに何かを察するブリ男さん。
そしてそのまま焦ってワケのわからない場所へ逃げ、結果デカい生き物にすぐ捕獲される、というのがお約束です。
今回はどこに逃げるのかな~ともはやワクワクで見守っていたら、なんとキッチンに乗ってコンロの隅で構えました。
高くて広い場所なんて、デカい生き物的には絶好の捕獲場所ですよ。結局今回も難なくブリ男を捕まえ、キャリーバッグに入ってもらったのでした。
暑くも寒くもないいい季節なので歩いて動物病院まで行き受付を済ませると、すぐに診察室前へ呼び出されました。
いつもは急患対応なんかで予約時間ピッタリに呼び出されることは珍しいんだけどな。
問診を受け、ついでに爪切りをお願いし、早々にブリさんを預けることができました。
程なくキャリーバッグに戻されたブリ男が処置室から帰ってきて、一緒に血液検査の結果待ちです。
膝の上に乗せたバッグの中でぐるぐる回って体勢を整えてから、ブリ男もまったりしていました。
しばらくしてから診察室に呼ばれ、まずエコー検査の写真を見せてもらいました。
春の検査のときは、素人目にももやもやが写っていたのが(胆のうにもやもやがあるらしいけど、それが胆のうかどうかは素人には分からん)、夏にはスッキリし、今回の写真も夏と同じように見えます。
エコー検査で見る限りでは、肝臓や胆のうに異常はないそうです。
しかし、血液検査は相変わらず異常値でした…。
今回の検査結果
ALT(GPT)
標準値:22-84 IU/l
前回355が、今回は465
AST(GOT)
標準値:18-51 IU/l
前回53が、今回78
ALP
標準値:0-58 IU/l
今回は35(前回は測定ナシ)
前回横這いだったALTがまた悪化していました…。
そして標準に近いところまで下がっていたASTもまた悪化。
前回見なかったALP(肝胆管疾患・骨疾患・脂質代謝異常などで悪化する項目)を念のために見たところ、これは標準内でした。
うーーーーーーーん、療法食でも薬でもダメか……。
獣医師さんは、古いフードや人間の食べ物を食べてないかを疑っていました。
今はカリカリは療法食1種類だけだから、開封して1カ月程度で食べ切っちゃうんですよね。2種類のカリカリを併用していたときの方がよほど酸化は心配だったけど(少量の袋を買っていたので、これまた1カ月以内には食べ切っていた)、むしろ1種類に切り替えてからの方が数値は悪化しているからなあ。
「でも、前回カリカリを買ったのは8月末ですよね」とカルテを見ながら話す獣医師さん。
療法食はロイヤルカナンのベッツホームデリバリーで買っていて、かかりつけの動物病院を登録する必要があるので、カリカリ購入情報は病院に筒抜けなのです。その分、診察料金から割引してもらえます。
買ったのは8月末だけど、送料無料キャンペーンやっていてまとめ買いしたから、8月末に開封したカリカリを10月に入っても食べさせているわけではないですよ…。
ウェットフードも取り分けた半分を半日冷蔵庫で保管するくらいのことはやるけれど、それ以上は持ち越さないし。
カリカリもウェットも賞味期限内のモノしか食べさせていないし、古いフードをもりもり与えているというカンジはないんだけどな。
「じゃあ人間の食べ物をやっているとか…」と疑いをかけてくる名探偵風獣医師さん。
相変わらず焼き菓子やパンなどは見に来るブリさんですが、食べさせてはいませんよ。そんな塩分も糖分も高いモノ、やれるか。と思う度に、そんな塩分も糖分も高いモノをバクバク食べるデカい生き物って…と軽く自己嫌悪に陥ります。
参考:なぜか今頃人間の食べ物に興味津々な猫
というわけでワタシがいい加減な食べ物の管理をしているという疑いは一応晴れたのですが、そうするとなぜ肝臓の数値が悪いのか、謎のままです。
ブリ男の場合は仔猫のときから、ここまでではないにせよ肝臓の数値が悪かったので、複数人の獣医師さんと話しても「まあ、こういう体質の子もいますからねえ」と謎は謎のままやり過ごしている、というカンジです。
エコー写真を見る限りはキレイなものなので、肝臓周りに腫瘍ができているということはない。
あとできることといえば、肝臓の薬を変えることですが、これも悩ましいそうです。
日によって数十くらいは変動する数値を、薬で確実に良化したと見極められるまでには結構な時間がかかります。今飲んでいる薬も「…あんまり改善しないね」とぼんやり判明するまでに半年かかっているわけですから。
何種類も薬を試している間にブリ男が爺さんになってしまう。
ほかに考えられる手段は、肝臓の生検ですが…。開腹手術になるので、ねえ。
切羽詰まっているならともかく、元気に食べてご機嫌に暮らしているのにわざわざ腹を開くのは、ちょっと。
というわけで「数値は悪いけどこの状態で10年くらい元気に過ごす子もいるし、ときどき検査しながら引き続き様子見しましょうか」と消極的な結論に至りました。
今飲んでいる薬は、これのおかげで現在程度の悪化に留まっているのか、はたまたあんまり意味がないのか判然としないので、向こう3カ月は薬の量を一旦減らしてみることに。
次の冬には7歳になって、シニアに突入してしまうわけですから、いろいろあるとは思うのですが。
実際にいろいろあると「ワタシの世話の何かが悪いのかなー…」と落ち込みます。
本猫は元気に過ごしているのだけが救いです…。
ところで、猫飼いでカートを使っている方っていらっしゃいますか?
動物病院が近くなってほとんどタクシーを使わなくなったので、カートがある方がラクかなあ、なんてことを考えています。
おはようございます。
数値がじわじわ上がるのも嫌ですよねぇ…踏ん切りもつかないし…
なんとか現状維持でいきますように。
わたしも初めて猫と暮らし始めた頃は、カーテンや壁はボロボロ、夜は運動会で寝不足とかになっちゃうのかなぁと不安でしたが杞憂でした。
まぁ所々穴が空いてたり傷が付いてたりはありますが笑
あ、あとダイニングテーブルは乗るの禁止にしてるんですが朝起きると上に置いてる箱ティッシュが何故かぺっちゃんこになってる事は何回かあります〜笑
ナナさま
現状維持なら、ブリさんは元気そうに過ごしているので問題ないのですが…。
悪化したときに打つ手がよく分からないとなると、ちょっと厄介そうです。
このまま安定してくれればいいですが…。
猫と暮らすと家の中ボロボロかと思いきや、割とこっちの言うことを分かってくれて折り合いがつくものですね。
時々禁止事項と分かっていながら「俺、今から悪いことやっちゃうぜ!?」とこっちをチラチラ見てくるのもご愛敬笑
テーブル禁止、見ている範囲ではちゃんと守ってくれるんですね! 偉い!
ブリさんも最初は禁止しようと試みたのですがダメで、夏のテーブルはベッドと化しています…。
本猫が元気だと開腹手術なんて考えられないですよね…
うちの場合も血便とご飯の食いつきがイマイチなのは気になってたけど、ヒャッホーて感じで遊んで走り回ってたので数値が爆上がりしなければ躊躇してたと思います…
猫は表情豊かですよね。言葉がわからなくても(わかってるかも?とゆー時もある)意思疎通出来てる気がします。
キャリーに入れて運ぶのは結構ズッシリきますよね…
以前動物病院の待合室にいたら大型のワンちゃんを荷物を運ぶ台車に乗っけて来た人がいました笑
大変だ〜と…
カートを使ってる人もいてワンコかと思ったら猫さんでした。
自分は使ってないので使い勝手はわからないですが猫でもいけるのか〜と思いました。
ナナさま
今のところは生検はちょっと…ですね。
今まで2度全身麻酔してもケロッとしてたけど、開腹となるとダメージ大きいですし…。
猫は意外と表情豊かですね!
ブリ男と暮らす前は警戒する猫ばかり見てきたので笑、こんなに色んな顔をするとは思いませんでした。
おお、カートを使った猫ちゃんをご覧になったことあるんですね。
ブリ男の動物病院では見かけたことがないので、どんなんかなあと気になってます。
大型ワンちゃんは台車ですか…。人間くらいの重さがありますもんね。大変ですよね…。
おはようございます。
理由が解らず、数値が高いのは嫌ですね。無論、人間の食べ物を食べてる訳でもなく……体質なのか?お年頃というのか?
今は、元気でも、今後を考えると不安になりますね。
生検は、、ちょっと…ですよね。
数値だけが高い……その為、開腹はリスク高いです。
元気なので無理する事は無いかな?
血液検査だけ年に2度でもしてる方が良いかもですね。
ウチは、ドクターに触られる事すら断固、拒否。
今後、健康診断など出来そうにもないです。今は健康ですけどね。シニアになるこれからが大変なのに。
バギー……見ますね。ワンコはよく乗ってます。大概、フードを閉めてるのはニャンコが乗ってます。アウトレットとか都会の公園ですが。
窓から入ってくる空気だけしか知らない、我が家の主様。
リード付けて、庭に座らせたい気もするのですが……。
あとの事考えると……躊躇します、第一リード付けたら、大暴れでしょうね
バギーは、我が地域には無理です。平らな場所が無いので、大変です。
まだむサマ
悪いところがハッキリして、治療過程でどうしても生検が必要とかならともかく、漠然と開腹はできないですよね~…。
そろそろシニアに突入するし、本猫が元気そうなうちはせいぜい服薬程度で様子を見るのが吉かなあ…と考えています。
ブリ男は病院は嫌がるけど、割とおとなしく採血もワクチンもやらせるので、それはありがたいですね…。帰宅してからもケロッとしてますし。
お庭があるとリードつけてお外で日光浴とかいいですね。
でもノミダニとか色々考えると…完全室内の方がラクですよね…。
ブリ男はワタシがベランダに出るだけでも逃げていく子になっちゃったからお散歩は無理だなあ。
バギーはお車がある方は不要ですよね。ブリ男の重量を抱えていると腰に痣ができることもあるので笑、ノー車生活のワタシはバギーにちょっと憧れています。
こんにちは!
メールを見そびれてました。
ブリさん、大きくなってケージでの移動はなかなかの
重労働ですよね。
バギーですが、前の猫さんのお散歩に使っていました。荷物もつめてなかなか便利で、気候が良いとちょっとお茶をもって公園でゆったり過ごしたりしてました。
一体型だったので、カートと取り外しできるケージ付きの物が便利でいいな、と思います。
ひだまりサマ
おお、バギーを使ってみえたんですね!
お散歩猫ちゃん、いいなあ。ブリ男と公園に行ってまったり…とか憧れますが、ブリ男は緊張してまったりどころではないかも笑
ケージ取り外しできるものの方が病院では便利ですよね。
犬はよく見かけても猫は見たことがないので、犬仕様だと隙間からぬるぬる逃げないのかなーとか色々分からないことが多いです。