猫の観察力の高さは侮れない

実家で犬を飼っていたときも「自分に関連することについてはすぐ覚えるな」と賢さに感心しましたが、ブリ男を見ていても「よくわかっているなあ」と日々驚きます。

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最近感心したことのひとつは、ワタシの身支度の手順をすっかり覚えてしまっていること。

朝ワタシを叩き起こした後、ブリ男はウェットフードを出してもらって、満腹ご機嫌になったところをワタシに捕まってブラッシングや歯磨きの憂き目に遭います。
その後、ワタシは皿洗いだの部屋の掃除だのを済ませ、洗顔・着替え・メイクなどのために洗面所にこもります。

ワタシの身支度タイムは満腹ブリさんはお眠モードに突入していて、クローゼット部屋の窓枠に乗ってまったりしたり、洗面所や廊下の床でごろんごろんしています。
ときどきワタシの足元スレスレでごろんごろんして、ブリ男のお尻や尻尾にワタシの足が当たっちゃうと、のっそり身体を動かす。日向ぼっこ中のトドみたいです。

そんなまったりモードなのに、ワタシが化粧を終えて最後に髪の毛を何とかしようとし始めると、おもむろに立ち上がります。
んで、尻尾を立ててワタシのふくらはぎに前足をかけ、太ももの裏を噛むフリをします。

というのも、ワタシが身支度を終えるとカリカリをもらえるから。
さっきまでじとーっとした目で眠気を堪えていたのに、キラキラブリブリした目で見上げてくるから可愛いです。
噛む「フリ」というのも可愛い。仔猫の頃は手加減を知らず流血騒ぎを起こしたのに、なんとまあ立派な紳士になったことよと毎朝しみじみします。
参考:仔猫の噛み癖

何がトリガーになって「そろそろおねだりしたろ!」と思うのかなあ。
確かに凝ったメイクなんかせず、毎日毎日判を押したように同じ動作を繰り返しているけれど。
さすがに「おっ、マスカラ塗ってるからそろそろメイク終わるじゃん!」なんて判断の仕方はしていないとは思うのですが。

最初はヘアメイクに取りかかる前にメイクボックスを鏡の裏の棚に片づけるのがトリガーになっているのかと思っていましたが、クローゼット部屋に居てワタシの観察をしていないときもヘアメイクを始める頃に洗面所にやってくるんですよね。
単に時間を見ているのかな。アイツの腹時計は正確だからな…。

身支度を終えて洗面台の掃除をしようものなら大騒ぎ。その辺のモノにスリスリしまくって喜びを表現しています。
最後に使用済みタオルを洗濯機に放り込んでタイマーをセットする頃には、サイレントニャーで「早よゴハン!」と訴えかけてきます。可愛いです。

 

もうひとつ感心するのは、お風呂のお湯張りの観察です。

ブリ男がリビングの外に出るようになって、一番大喜びしたのはお湯張りです。
キッチンや洗面台の流水ですら盛り上がるのに、もっと大量の水がゴボボボと出てくる様はエキサイティング! らしい。
興奮し過ぎて一度お湯に落ちましたが、それ以来一応節度をもって観察をしているようです。

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節度…?

ワタシがお風呂の支度をするのは、夕食を終え、部屋の掃除も洗濯物の片づけも終え、ブリ男の夕方のカリカリを出してから。
いつの間にかブリ男もそのタイミングを覚えて、カリカリを食べ終えた後は「さあ、お湯張りですよ!」みたいな態度で尻尾を立ててのっしのっしと浴室に向かいます。
んで浴槽の中に入ってワクワク顔でワタシを待っている。

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「ブリさん、そんなところにいたら溺れちゃいますよ~」とワタシが言いながら蓋を半分閉めると、半おこもり空間になった浴槽が楽しいようで、浴槽の壁をカリカリ掻いて遊びます。
しばらくしてから「ブリさん、そろそろ上に来てちょうだい」と蓋をコツコツ叩くと、ようやく蓋に乗る。んでワタシにお湯張りボタンを押してもらい、出てきたお湯を見て「おおお…」という顔をします。

お風呂が沸くまでは歯磨きをするのですが(ワタシの)、洗面台の前で歯磨きを始めるとブリ男は湯船から目を離してワタシをじーっと見てきます。
何かというと、一度戯れにお湯をびちゃびちゃかき混ぜて見せたら楽しかったらしく、ワタシも一緒にお湯張りの観察をしてお湯をびちゃびちゃやってくれるのを期待しているのです。
せっかくお湯張り中なのにワタシの顔ばっかり見て終わるのも不憫なので、仕方なくワタシも歯を磨きながら湯船を覗き込み、たまにびちゃびちゃやって見せます。

ブリ男が来るまで浴槽にお湯が溜まる様子を見たことなんて一度もありませんでしたが、一緒に観察してみると面白いです。
お湯がゆらゆらしている様子や、ときどき立つ泡など、水の動きってキレイ。そんなことを思ったのなんて子どものとき以来で、すっかり忘れていたことをブリ男が思い出させてくれました。

そんな楽しい観察も、ほどほどの頃合いでブリ男は終わりにします。
ウチの風呂はお湯張りが終わる少し前に「もうすぐお風呂が沸きます」などと喋るので、それを合図にブリ男は蓋から降りるのです。で、のっしのっしとリビングに戻ってケージの上で毛繕いを始め、お眠モードに突入。

少し前まではお風呂が沸いても蓋の上に居座るから「ブリさん、そろそろお部屋に戻ってねんねしようかー」と抱っこしてケージの上に運ぶと、不本意そうにケージから飛び降りて早足で浴室に戻っていました。
最近はそれが無駄な抵抗だとわかったようで、たまにワタシに運ばれてもおとなしくケージの上で毛繕いを始めます。
というか、ワタシに抱っこで運ばれるのがイヤだから、自主的にリビングに戻るようになったという…。

 

そういえば、朝歯磨きをするとき(ブリ男の)、歯磨きシートを巻いた指を口元に近づけるとスゴい形相をしつつも「いーっ」と歯を見せるようになりました。
仔猫のときは「絶対に口を開けません!」と固く引き結んでいたのに、歯磨きも避けられないと気づいたようでイヤイヤながらもさせる気になったようです。ま、歯茎と歯の表側をぐるーんと撫でる時間しか我慢してくれないのでピカピカとは言い難いけれど、やらせないよりはマシということで。
参考:猫のオーラルケア

仔猫のときの「ワケもわからず走り回る毛玉」時代を思い返すと、デカい生き物の挙動をしっかり観察してそれに応じた行動を取っているブリ男は賢いなあと親バカ魂が炸裂します。
2歳半でこれなら、十数年後に猫又になったときはどんだけ賢いんだろうねえ。

 

【お知らせ】
諸般の事情により少々更新が滞ります。
「事情」とやらはまた後日報告しまーす。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “猫の観察力の高さは侮れない”

  1. ( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪

    好きなんですね〜!りんむさんの事!だからずっと見て覚えるんですよ!何とも羨ましい…

    もう2歳半?立派な男盛り〜!何ですがね…去勢した時のまま、お子ちゃまですよ、ウチのニャンは、、、

    要求の鳴きで大変、一言ニャンと言うのですが。

    トイレしたい!→勝手にせーよ!
    トイレ終わった掃除して!→はいはい!
    腹減った!→ まだ食べるん?
    ちょっと撫でてんか!→仰せの通り!
    暇や、遊ぼか!→私、暇ちゃうし!

    と、我儘と言うのかニャーニャー要求してます
    私のルーティーンなど全く気にし無い…
    これぞ!猫?(≧m≦)ぷっ!

    昔、飼ってたワンコは本当に人間大好きで、誰の足音が覚えてたんですがね、車の音も覚えてたなあ

    今のニャンは、私が帰って来ても、ヘソ天で寝たまま…お出迎えも無し。
    自由です…

    1. まだむサマ
      ずっとヘソ天なんて、おうちが大好きでリラックスしている証拠ですよ~。
      そういえばブリ男は留守番中ごろんごろんしてはいますが、ヘソ天でずっと寝ているということはないかも。留守番中は油断できないと思っているとしたら、ちょっと可哀想です…。

      お喋り猫ちゃん、可愛いじゃないですか~!
      ブリ男は朝起こすときにちょっと鳴くくらいで、あとは目で語るタイプなので、ワタシが気づかないことが多いです…。
      たまに動物病院の待合室で「帰ろー!帰ろー!」とずっと喋っている猫ちゃんを見ると可愛いなあと思っちゃいます。実際はうるさいんでしょうけど笑

      最近は水皿をセットする前に「くるっ」と喋るようになりました。
      水が見られて嬉しいんでしょうけど、どういう意味で喋っているのかよく分かりません笑

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