バレンタインがやってくる!
近年は、愛の告白云々というよりは、もはや年に一度の珍しいチョコを入手できるチャンスにしか見えません。
まんまとお菓子業界に乗せられていますが、その分お菓子業界には美味しいチョコを本気で用意してもらおうじゃないの! さあ来い!
チョコの海に溺れてもいい、というくらいチョコが好きなワタシ。
名古屋の百貨店が揃いも揃って催事場でチョコレートを売り出すこの時期は、すべての会場を2~3回周ります(一応言い訳するとお遣い物を頼まれたりなんて用事も含めてですよ)。
中でもお気に入りは名古屋タカシヤマ。
出店数や品揃えがほかの百貨店より気が利いています。その分人出もハンパなくてドッと疲れてしまうのですが、そこはチョコのためだ。戦うぞ!
そこで「アムール・デュ・ショコラ」のカタログから気になるお店を紹介します。
ドミニク・アンセル・ベーカリー東京
東京の友達に「最近東京でホットなスイーツって何よ」と訊ねたところ「ドミニク・アンセル・ベーカリーのクッキーショットかなあ」と教えてもらいました。
ただ、まだまだ行列するということなので、こないだ東京に行ったときは食べるのを諦めてしまったんですね。
参考:旅ログ ~東京スカイツリー今昔~
それが名古屋に来るというのですから見逃すわけにはいきません!
(催事場のイートインスペースなのでテーブルセットが残念なのはご愛敬。)
選んだのはダークチョコレート with オレンジチョコレートミルク。
オレンジの風味はあまり強くなくて、ミルクをぐいっと飲んだらようやく「あ、オレンジっぽい」と感じる程度です。
何というか、アレだ。どデカいクッキーですね。そのまま過ぎますが。
見た目のインパクトで「わあっ! 何だコレ!」と盛り上がりはするのですが、ミルクをこぼさないようにチビチビ飲みつつクッキーをかじっていると「やや間抜けかも…?」という疑問も湧いたりして。
そしてこれ、熱々クッキーに冷たいミルクを注ぐというお菓子なのですが、逆の方がいいんじゃないかなあ。
冷たいクッキー生地にホットミルクを注ぐの。んでクッキー記事にコーティングしてあるチョコが温かいミルクにほんのり溶けてミルクの風味が増す、ていう方が楽しいんじゃないかしら(チョコが溶け過ぎてこぼれるのかもしれんけど)。
ピエール・エルメ
まずはド鉄板のピエール・エルメから。
ワタシはここのお菓子が世界で一番好きだー!! ていうほどに心酔しています。なぜ名古屋で買えるようにならないのかと百貨店のバイヤー達を説教したくて仕方ないくらい。
お菓子の繊細さは和菓子が世界一だと思っていたけど、ここのお菓子も口に入れると「あれっ、こんな隠し味が!」と驚きをもたらしてくれます。
しかし2016年の名古屋タカシマヤ限定のケーキはあまり美味しくなくて売れ残っており、エルメ好きとしてはちょっとショックでした。
いや、美味しいんだけど、エルメには期待しちゃうからね…。
参考:リッツ・カールトン京都でピエール・エルメ三昧なアフタヌーンティー!
ジャン・ポール・エヴァン
チョコと言えばジャン・ポール・エヴァンです。
店の中に入った瞬間、チョコチョコしい香りに包まれるシアワセったら!
容赦なく甘いチョコもただ甘ったるいわけじゃなくて、いろんな食感や濃さがあり、うっとりとさせられます。
エルメもエヴァンも見た目はさほど凝ってませんが、その分味に自信があるんだなーというのがビシバシ伝わってきます。
本気の贈り物にはもちろん、「うーん、それなりにいいモノを贈らなきゃいけないんだけど、あれこれ考えるのは面倒くさいんだよねー」というお歳暮のノリ的に差し上げる相手にもエルメやエヴァンを使います。味は間違いないからね。
ピエール・マルコリーニ
ピエール・マルコリーニも大好きなショコラティエ。ですが、名古屋で常に食べられるようになってからはバレンタインだからといって買わなくなっちゃったかも…。やはりある程度の稀少性は必要ですな。
追記:
というわけで、2017年はとびっきりの希少性を。
ハワイで買ったハワイ限定チョコです。
久しぶりにピエール・マルコリーニを食べましたが、やはり美味しいです。
形違いなだけでまんまと買っちゃう単純な自分を愚かしいと思うけど、でも見た目の楽しみも大事じゃないですか。
ブルガリ
ブルガリでなんでお菓子?? と疑問でしたが、ミラノのブルガリホテルでティラミスを食べて「ああ、こりゃ旨いわ!」と納得しました。
ラ・メゾン・ド・ショコラ
ラ・メゾン・ド・ショコラもパリに行ったら必ず寄る店のひとつ。
ここはチョコの味ももちろん素晴らしいのですが、エルメスと同じ工房で作られるという箱もカワイイ!
チョコを包装するだけにはあまりにも頑丈な箱はすぐ処分するには忍びなくて、しばらく保存しちゃいます。んで、ときどき開けてはチョコの香りをくんかくんか嗅いでます。
エルメス・カレ その魅惑の世界
これがチョコの包装には過剰すぎる箱です。
ネックレスでも入ってるのかしら。
中身もステキ!
ラデュレ
ラデュレは去年名古屋タカシマヤから撤退してしまいました…。
しょっちゅう買っていたわけじゃないけど、買えないとなると惜しいもの。なんだかんだ言って、ここのマカロンは美味しい。
しかしここのパッケージはあまりにもキュート過ぎるから、男子に贈る人がいるのか疑問。女子への友チョコにはよく使うのですが。
最近はハナから女子ウケ狙いのチョコも多いですよね。
コヴァ
コヴァのチョコは美味しい。ジャンドゥイヤはコーヒーと一緒に食べるには最高です。
イタリアのチョコってコーヒーと合わせるのが大前提な気がする。同じくミラノのペックのチョコもコーヒーと合わせるといい!
イタリアのクリスマスの必須アイテム
参考:《クリスマス》パネトーネの季節がやってきた!【COVA コヴァ】
BABBI
イタリアに行ったらBABBIなんてどこでも買えるだろ…と思っていたら、案外ないんですよ。イータリーみたいな高級食材屋とかチョコ専門店でしか見かけませんでした。
ここも友チョコとして使うことが多々。毎年可愛いパッケージをいろいろ出してくれるので、友達にちょっとあげるにはちょうどいいです。
ベル アメール 京都別邸
ベル アメール 京都別邸は俵屋に泊まったときに行きました。
まー、見た目が可愛らしいの何の!! チョコなんてタブレットで充分じゃーんと思っても、こういう可愛いのを見ると「やっぱり見た目って大事だわ…」と考え直しちゃいます。しかも抹茶だの柚子だの和な素材がまたいいのね。
日本酒を使用したシリーズは食べてないのですが(下戸なので)スティックショコラはいくつか試しました。味も美味しいです!
京きなな
毎年ワタシが欠かさず買うのは、京きななの割れ煎餅みたいなヤツです。
デカいタブレットをカチ割ってもらって、量り売りで買うの。抹茶やきなこ、黒豆などのお優しい味のチョコレートです。これをどーんと買って、ちびちび食べるのがワタシの2月の年中行事。
そしてここのはパフェが美味しいです…! アイスがやっぱり美味しいんだよね…! 食べる場所がなくて落ち着かないんだけど、行くとつい食べちゃいます。
しかし、2016年はショックなことに割れチョコの種類が少なかった!!
ワタシの参戦日が遅過ぎたのか、そもそも揃えてなかったのか…。きなこ味も食べたかった…。
追記:
2017年の京きななの割れチョコは、ほうじ茶・抹茶・きなこ・ダークと無事に揃っていました!
興奮して、今年は200グラムのお買い上げ。
でもこのくらいの量はペロリと食べてしまうんですよねー。
今年はハワイのピエール・マルコリーニで結構満足してしまったので、自分用にお高いチョコを買うかは未知数。
でも贈答用のを買いに行ったついでに何らかを買ってしまうのでしょう、ワタシのことだから。
5 thoughts on “バレンタイン! さあ、甘い戦場へ! ~名古屋タカシマヤ アムール・デュ・ショコラ~”