グリルをもっと手軽に活用!【グリルインロースター】

掃除が大変だから、ガスコンロの魚焼きグリルは使わない。
という方は結構いらっしゃいますね。

ワタシはグリルをガンガン使います。
なぜなら魚を焼くのはやっぱりグリルが上手だから。

鮭定食




1口の電気コンロのみ…という1Kのマンションで暮らしていた頃、フライパンで焼いたりレンジのオーブンで焼いたりあれこれ試してみましたが、どうにも上手に焼けない。
ガスコンロを置けるアパートに引っ越してグリルを使ってみると、なーんにも気を遣っていないのに身はふっくら・皮はパリッとと美味しい焼き魚になって感激しました。

以来、どんなに掃除が大変だろうと、自宅で焼き魚を食べたいときはグリルを使っています。

魚だけでなく、野菜やトーストもグリル。
ふっくらしっとりなトーストを食べたいときはスチームオーブンで焼きますが、パリッカリッとさせたいときはグリルがいい。
オーブンと違ってグリルは庫内が狭いので、短時間でサクッと焼けてパンの水分が逃げすぎないのです。

魚の匂いがパンに付いちゃう…という心配はご無用。
焼き上がった後に長時間庫内に放置とかさえしなければ、匂い移りはないようです。少なくともワタシは匂い移りを感じたことはありません。
もちろん使用後に庫内をきちんと掃除しておくのも大事。

まあでも、この「使用後に庫内をきちんと掃除」てのがね。そこそこ面倒なんですよね。
使い終わってすぐは熱くて拭けないし(新居のコンロは使用直後にグリルを引き出すと「手入れは冷めてからやってくださいっ」と怒る)、かといって完全に冷めてからだと汚れがこびりつくし。

そこでこんなモノを買ってしまいました。

グリルインロースター
グリルインロースター

ダッチオーブン的に使える鍋です。
IHコンロもOKなので、コンロで炒めて→ソースを混ぜてグリルへ放り込んで焼く という作業ができちゃう。
直火やIH加熱NGの耐熱皿だとこれができませんからね(そしてル・クルーゼのスタッフには「ストーンウェアは250℃までOKですが、グリルに突っ込んで下から加熱することは想定していないから割れても知りませんよ」と釘を刺された。)

なぜこれを買ったかというと、時間がないときは「掃除が面倒くさいからなー」とグリルを敬遠しがちになっていたから。せっかく短時間で高温になる機能なのに使わないなんてもったいない!
このロースターがあれば蓋をしちゃえばグリルの庫内は汚れないので、今まで敬遠していたようなタイミングでもバンバン使えます。
でも、焼き目を付けるために蓋を開けたらグリルの上部は汚れちゃうんですけどね…。

グリルの受け皿と網はね~。汚れがこびりつかないような加工がされているから手入れも苦じゃないんだけど、庫内がね。
IHコンロ並みに「拭いたらツルンとキレイになる」ってレベルまでスッキリさせてほしいです。
新居のコンロはヒーターの位置を変えられるので手を突っ込みやすくはなっているのですが。そのヒーターそのものが汚れるんですよね…。

その点、レンジの庫内はフラットでグリルより手入れがラクです。
なので焼き物はオーブン機能でやっちゃえばいいのですが、ワタシはレンジを多用する人でして。

冷凍ご飯を温めるのもレンジ。
ジャガイモを蒸すのもレンジ。
カレーも切干大根の煮物もホワイトソースもレンジ。
週末にゆっくり段取りを組めるときはいいけど、平日の朝とかはレンジにオーブン料理を任せていられないんですね。
グリルインロースターのおかげで「レンジもコンロも塞がっているけど高温・短時間で焼きたい」てなときに手軽にグリルが使えるようになりました。




グリルにちょうど放り込める高さ。
グリルとグリルインロースター

蓋も本体も付属のハンドルで取り回せるので、ミトンで掴んでアチチとやる必要がないです。

レビューに「小さ過ぎる!」「これ、ひとり用!?」なんてのがあったのでもっと小さいのを想像していましたが、結構大きいです。これをひとりで食べ切るには無理があるだろう。
なので来客時や夕食+弁当の2食分の調理時などに活用させられそうです。

まず試してみたのは、ローストビーフ。
最初に蓋をせずにグリルで数分焼いて、蓋をしてさらに数分間加熱。余熱で好みの焼き加減にします。

失敗ローストビーフ

……失敗しました。
火を通し過ぎた…。さっさと鍋から取り出すべきでした。

ジューシーさゼロになってしまったうえに、鍋の実力を見ようと思って安いオージービーフで作っちゃったんです。不味かった…。

懲りずに試したのはグラタンです。

グラタン

実は、グラタンを作るのは超久しぶりです。
数年前から小麦粉とバターを買わなくなってしまって、ホワイトソースを作れる体制ではなかったのです。
そしてホワイトソースの缶詰を買ってまで食べたいとも思わない。実はそんなにホワイトソースは好きじゃないのかなーなんて思っていました。

しかしせっかく手軽にグリル料理ができるならと、久しぶりに小麦粉とバターを買っちゃいました。
ついでにベーキングパウダーも買ったので、久しぶりにお菓子作りをしそうな気配。製菓道具なんてもう持ってないのにどうするんだろ、ワタシ。

で、ホワイトソースですが。

これはレンジで簡単にできます。
大さじ2の小麦粉にバターを8グラムくらい投入して、レンジ600Wに数十秒~1分程度かける。
バターがまあまあ溶けたら、牛乳を少しずつ注ぎながらひたすらかき混ぜる。
好みの固さになったら、塩コショウで味を調えて出来上がり。

数年間作っていないといってもこの簡単さですからサッと作れます。
さーてこの後はどうするのかな~とグリルインロースターのレシピを見たら、コンロで具材に火を通しながら小麦粉や牛乳を投入するというさらに簡単な方法でした。こっちのが洗い物が少ないわ! どうして先にレシピを読まなかった!

仕方ないのでレシピを無視して勝手に作ります。
コンロで適当な具材を炒め、ホワイトソースを流し込んだら蓋をしてグリルで数分間蒸し焼き。
蓋を外してチーズを大量に乗せて、焼き色が付くまでさらに数分間加熱で完成。

数年ぶりに食べたら、やっぱりグラタンは美味しかったです。
グラタン向きの季節じゃないというのにハマりそう。困ったものです。

それから、タンドリーチキン。

タンドリーチキン
うーむ、もう少し焼き目を付ければよかった。
ヨーグルト・カレー粉・ケチャップの中に一晩手羽先を漬け込んで、それを焼くだけ。
蓋をすれば蒸し焼きにできるので、中はふっくら仕上がります。
カレーは偉大だねえ。何でも旨くなる。

付け合せのジャガイモは、潰したイモと茹でたモロッコインゲン(というかレンジでチンした)を和えたもの。
塩胡椒でも美味ですが、アンチョビのペーストでも旨い。

グリルインロースターはお手入れも簡単でした。
レビューでは「蓋が焦げ付く!」てな意見も多いですが、食材をぎゅうぎゅう詰めにしなきゃ大丈夫そうです。

これでグリルインロースターも食洗機に突っこめれば言うことないんだけどなあ。
やった方いますか?

鮭定食
冒頭の写真、飯椀がカラなのはストウブに炊き立てご飯が入っているからです。

ストウブで炊飯
ほほほ、いい眺め。
参考:【ストウブ】愛用の鍋、大公開!【ル・クルーゼ】




投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “グリルをもっと手軽に活用!【グリルインロースター】”

  1. グリルインロースターいいですねー!
    おーぶんなんかより手軽においしく出来ちゃいそう!
    実はわたし、グリルを、あんまり使っていないので活用したいのですよ〜
    すごく参考になりました(●´▽`)

    1. くみこサマ
      グリル使うとめっちゃラクですよ〜。

      網とか洗う手間がないと思うと活用機会が増えました!

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