【ル・クルーゼ】10年使えるはずのフライパンが4年でご臨終?!

前のマンションから今のマンションに引っ越して、何か生活が変わったかというと、食洗機の有無が大きいです。
参考:おひとりさまの食生活と食洗機[要る? 要らない?]

そんな些細なこと!?
と、自分でも呆れます。
マンションを買い替えたからにはもっと大きな変化がありそうなものですが、住んでいる街が変わらなければ間取りも大して変わらないし、生活に劇的な変化があったかというとそうでもないんですよね。
それでもなお、と考えて「そういえば食洗機の存在は大きいな」と思いつく、というカンジです。

前の部屋では食洗機はオプションで、それなりに高額だったため、収納スペース確保という意味でも食洗機は諦めた設備のひとつでした。
なんというか、ビルトインのガスオーブンみたいな感覚だったんですよね。なくても死なないからまあいっかー、みたいな。
しかし、いざ食洗機を使い始めると、過去のワタシの認識は大間違いだったとわかります。

よくよく考えたら、ワタシ食器洗いは大して好きでもない家事でした。
それなのに前の部屋ではなぜ食洗機をつけなかったのだろう。
ひとり暮らしで外食も多く、そんなに洗うモノはないから手洗いでよかろう。と判断したのだと思うのですが、自炊をまったくしないわけではないから洗い物が出ないわけではないんですよね。

外食が多いからこそ朝ごはんくらいはちゃんと作りたくて、更に弁当も作ったりなんかして、とかやっていると、朝っぱらから小鍋だの玉子焼き器だの耐熱ボウルだのを使います。
それらを電車の時間を気にしながら慌てて洗うのは、いかにもストレスでした。
参考:おひとりさまの食生活 ~朝食および弁当編~

では朝に出た洗い物は帰宅後に洗えばよかろう。
とは割り切れないんですよね。

ガチで時間がないときに朝使った皿やマグカップを流しに置いて出勤したことはあるけれど、夜帰ってきてキッチンを見たときのガッカリ感と来たらもう。疲労感マシマシで「二度とやるまい」と思うほどには不愉快でした。
手洗い時代、さっと布巾で拭ける食器や調理器具はすぐに収納していましたが、タッパーの溝みたいに拭きづらい箇所があるモノは水切り板に積んで仕事に出ていました。
んで、帰宅して山盛りに積んであるタッパーだのを見てもウンザリするくらいですから、洗っていない食器はウンザリどころではなかったのです。

そんなわけで、以前は調理中はなるべく道具を使わず、食べるときも皿は最小限で、というのが癖になっていました。

それが今の部屋に引っ越して食洗機を使い始めたら一変!
まな板もボウルも何でも使いたいだけ使っていいのよ! お皿だって遠慮なくじゃんじゃんお出しなさい!
と、太っ腹な気分になれるので、大変快適です。

なんというか、料理もすごく好きな家事というわけではないので(では好きな家事があるのかといえば、無いんだけど)、限られたスペースで少ない道具を駆使するということに悩むのが余計に炊事をストレスにしていたのです。
広いスペースを確保するのは前のマンションを買ったときに実現していたのが、洗い物を好き勝手増やしていいというのは食洗機を諦めたせいで10年遅れの実現となったわけでして、もし前の部屋でも食洗機を使っていたらもうちょっと料理の腕が上がったんじゃないかなあ、なんてことを思います。
…それはないか。

 

さて、前置きが長くなりました。

以前より三食自炊の日が増えたとはいえ、所詮ひとり暮らしの話です。
在宅勤務の日は仕事の合間にできる簡単なモノしか作らないし、夕食も休前日でもなければササッと済ませてしまいます。
その程度なので食洗機には皿も小鍋も全部放り込んでしまい、手で洗うのは包丁くらい、みたいな運用です。

ウチにある食器といえば、イッタラやアラビアの食洗機もレンジもオーブンもOKという実用的なものばかり。

パラティッシ
参考:【アラビア】パラティッシをほぼ全種類揃えて分かった使い勝手

調理器具も、食洗機は推奨しないけど…みたいなモノも自己責任で食洗機に突っ込んでいました。
そして「突っ込んでみても大丈夫じゃん」とか思っていたのです。

…思っていたのですが、やっぱりダメなものはダメですね。

愛用しているフライパンに、ル・クルーゼのシャロー・フライパンがあります。
焼き上がりもいいカンジだし見た目も気に入っているし、何より10年使える頑丈さがいい!

フライパン
参考:ル・クルーゼのシャロー・フライパン、気に入ったので2枚目です!

ところが、10年どころか4年で焦げつくようになりました……。

前代のシャロー・フライパンに比べると、当代のシャロー・フライパンは在宅勤務率が急騰した期間に使っていたわけですから、使用頻度は倍どころではないと思われます。
それを思えば使用期間が半減するのは、まあそりゃそうか…という気がしないでもない。

更に、前代シャローは前のマンションで使っていた期間が長かったので、ほとんど手洗いしていたんですよね。
それが当代は、入れられるときは必ず食洗機に突っ込んでいました。

シャロー・パンの説明書を見ると「食洗機はちょっとね…」ということがハッキリ書いてあります。
一応「食洗機を使うなら中性洗剤にしといてよね…」なんてことも書いてあるので絶対に使うなというほどのトーンでもないけど、「食洗機使うと表面加工には良くないんだよね…」と再三言ってくる。

卵どころか野菜も焦げつくようになったので新しくシャロー・フライパンを買い直したところ、それまで使っていたモノと新品では加工の厚みが全然違ってギョッとしました。
どうやら2020年にリニューアルされ、強度が4倍になったようです。
頻繁にフライパンを買い替えるのがイヤでお高めのしっかりしたモノを買っているのに、雑な手入れで高頻度に買い替えていたら本末転倒です。
反省して、シャロー・フライパンは手洗いすることにしました。4倍強度&手洗いで、今回は10年使えるハズ、と信じたい。

いざ手洗いしてみると、新品の表面のスルスル具合に痺れそうになりました。さーっと手で撫でるだけでほとんどの汚れが落ちます。
こんなに洗うのがラクなのに、なぜ食洗機に突っ込んでいたのだろう。よほど面倒だったんだな…。
と、自分の食器洗い嫌いさ加減を改めて思い知ったのでした。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “【ル・クルーゼ】10年使えるはずのフライパンが4年でご臨終?!”

  1. フライパンの焦げつきはストレスですよね。
    私も一番多用するミニパンをバーミキュラにして、やはり多用するのは安いテフロンを買うべきだったかも‥と思っているところです。
    食洗機は便利な反面、劣化も進みそうな気がしますね。
    でも、食洗機なしの生活は考えられないですけどね。
    ワイングラスも洗っちゃってますから。

    1. yumiサマ
      割り切って安物をどんどん買い替えるか、正しい手入れをして長く使うか…ですね。
      仕事中だと焼き飯だのパスタだのフライパンを多用するんだなあと、手洗いするようになってやっと気づきました笑
      ワタシも食洗機ナシの生活はもう考えられないです。
      食器を買う時も、食洗機OKかどうかが基準です!

  2. 食洗機、気にならないことはないんですが、以前住宅展示場かどこかで説明を受けた時に、1日1回の使用で寿命は7年みたいなことを聞いて「えー?1日3回10年使えないならいいやぁ」としり込みをしています汗
    りんむさん宅の使用頻度などはどうでしょうか?1日1回じゃなさそうな感じがしますが…(笑)
    あれば絶対便利ですよね~。

    1. コシヒカリさま
      家で仕事をする日は1日3回、外に出る日は1日1~2回ですね。少量しか洗わないときもあるけど、庫内洗浄がてらと割り切ってこまめに回しています。
      食洗機には「このタイミングで点検だよー」みたいなシールが貼ってあって、それは一応10年になっていました。
      7年経った今壊れる気配は今のところないですが、ぼちぼち壊れたときのことも考えねば…というカンジですね。
      一度慣れてしまうと食洗機ナシには戻れないです~。

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