子どもの頃は目が良く、ずっと裸眼で生活していました。
が、社会人になると軽い近視になり、運転するときは眼鏡が必要に。
それでも普段は裸眼生活を続けていたものの、乱視が入ってPCや掲示板なんかがさっぱり見えなくなって仕事に支障が出るので、10年くらい前から眼鏡生活を送っています。
眼鏡は眼鏡で鬱陶しいものですが、乱視はコンタクトレンズではバチッと矯正されないものですからそれも鬱陶しく、またドライアイ気味ということもあって、眼鏡をかけています。
参考:乱視用コンタクトレンズは選択肢が少なくて困る。
しばらくは仕事のときだけ眼鏡をかけりゃよかったのが、そのうち自宅でテレビを観るときにも眼鏡があった方がいいなーとなり、運転できる程度に矯正して作ったはずのレンズが視力測定するとギリ運転できないようになっていたりして、視力の衰えを感じます。
そしてついに、手元の細かい文字が見えないというところまで進化(退化?)してしまいました…!
何が読めないかって、食品のパッケージですね。成分表とかの細かい文字。
あれを買い物中に読もうとすると見えなくて、目をすがめてパッケージを近づけたり離したりしちゃう。
やだ、これ、老眼のアレじゃないの…! と戦慄しました。
それと並行して、今まで使っていた眼鏡も見え方がイマイチになってきました。
仕事でExcelのちまちましたデータを見ていると、数字が見えない。
2なのか3なのか6なのか8なのか9なのか、よくわからん。
数字は心の目で見る…! みたいなカンジになっています。
まあ、Excelなんかは拡大すりゃ済む話だし、数字がよく見えていなくても数式やVBAが正しければ問題ないしでやり過ごしていたのですが、さすがに不便なときもあるので眼鏡を買うことにしました。
今使っている眼鏡もPC作業以外では特に問題ないので温存することにして、新規で新しく作ることに。
店頭でフレームを選ぶときはワクワクしますが、自分の顔に合うかどうかで見ると選択肢は一気に狭まりますね。結局、店員さんに薦められるがままに決めました。
今回欲しいのは、PC作業がラクになる眼鏡です。
遠方は(ある程度は)見えなくてよろしい。PCのモニターで数字の判別がきちんとできるのが、夕方まで持続する。そんなレンズがいい。
ということを店員さんに伝えて、中近両用レンズを作ってもらうことにしました。
中近かー。ついにワタシも老眼の仲間入り…。
と落ち込んでいると、店員さんに「りんむさんは、まだ老眼ってほどではないですよ…」と慰められました。
が、「何年後かにやってくる老眼に備えて、今から中近とか遠近に慣れておくとラクですよ…」とも言われました。
落ち込みはありつつも新しい眼鏡はウキウキするものですから、仕上がりを楽しみに待っていたわけです。
レンズができて、鼻パッドの調整も終わったよ〜と電話を受け、いそいそと眼鏡屋に受け取りに行き、早速自宅でノートPCを開いたのでした。
…が、見えません。
数字どころか日本語の文字がぼやぼやと滲んで見づらい見づらい。
ノートPCの距離が合わないのかなあ。と、モニターを引っ張り出してセットして見ても、全然読めない。モニターにぐぐぐっと顔を近づけて、やっとクリアになります。
一方、手元のスマホは綺麗に見えます。今まで文字が滲んでいたのがスッキリしている。
どうやら遠距離も中距離もダメで、手元のごくごく近距離だけOKというレンズになっていたようでした。
眼鏡屋で受け取ったときはPCを見るわけじゃないから気づかなかった…。
幸い、買ってから3カ月の間は無料でレンズの作り直しをしてもらえるので慌ててもう一度眼鏡屋へ飛び込み、見え具合を調整してもらうことに。
矯正の度が強いと夕方に疲れて見えづらくなるので、それで遠距離の視力は捨てて中近レンズを作ってもらったのですが、見えないのでは話になりません。乱視矯正の度数をちょいアップして中距離も見えるようにしてもらったのでした。
が、一度失敗していると、調整中に自分の感覚に自信が持てませんね。
レンズをあれこれ変えて「こっちはどうですか」「さっきとこれとどっちが見えますか」と訊かれても、「どっちかな…よくわかんないな……」となって時間がかかりました。
じゃあこのレンズでいきましょうと決めた後も「ホントにこれでいいのかな…」と悶々として、再度受け取るまでは楽しみというより「大丈夫かな…」と不安の方が大きかったです。
1週間後、レンズを交換した眼鏡を受け取ってかけてみると、今度は大丈夫そうでした。
遠方はやはり見えづらいので、歩いていると店の看板なんかはボンヤリしています。何か遠くのモノを探すのには向いていない。
ですが、買い物で食品のパッケージを見ると、細かい文字もクリアです。「読める、読めるぞ…!」とムスカ状態でした。
PC画面も問題なく見られるようになって、ようやくホッとしました。
そんなわけで、見るモノによって眼鏡をかけかえるという七面倒くさい生活が始まりそうです。
しかし普段の通勤くらいなら遠くのモノが見える必要はあまりないので、一応遠距離用の眼鏡も持ち歩きつつ、中近用をかけっぱなしで生活することになりそうな気がしています。
遠距離用といっても車の運転にはビミョーな程度の見え方なので、映画館ではちょっとスッキリしないんですよね。これを機に遠くがバチッと見えるようにレンズを交換した方がいいのかもしれません。
あー、でも今後数年間で老眼が進むなら、もうちょっと後に遠近両用に作り変える方がいいのかなあ。
と、子どもの頃にはまったくなかった悩みに直面し、老いを感じる今日この頃です。
パソコンの画面の数字が読めないのはほんとに不便ですよね…
自分のだったら拡大すればいいのですが、隣の新人さんがパソコンの画面を見ながら数字が合わないんですけど…なんて聞いてきたときに、見えないから大きくしてーって毎回言うのも恥ずかしいです。(隣のオバサンは通常の画面では見えないということをそろそろ学習してほしい…)
あとは若手が紙の節約とかで資料を2アップにして確認してくださいと言ってきたときにも泣きそうになります。4アップにされたときにはさすがに殺意が芽生えました笑
定年延長になったのですが65歳まで働く自信は全くなく、早期退職に向けて頑張って貯金しなくてはと感じる日々です…
sakikoサマ
4アップはツラい…!
最近はワタシの職場では紙を見かけないですが、数年前までの紙アリ文化だとヤバかったです。
レンズを調整した後はパソコンがすっごく見やすくて、仕事がちょっとだけ楽しいです!笑
と職場の人に話したら、細かい数字でもペラペラ喋ってるから見えてるのかと思ってた、と言われました。
心の目で見てテキトーに喋っていたんですよ、ウフフ。
健康そうに見えても衰えはきてますよね〜。
どっかの坊ちゃんは年金は80歳からでいいじゃんとか言ってるようですが、そりゃ国会で寝てるだけなら70過ぎても働けるけど、そんな仕事ばかりじゃないんだよ!!
私はもともと遠視で40半ばで老眼鏡が必要になりました。昔、眼鏡店で数年働いたことがありまして、その時眼球の構造や遠視近視乱視の仕組みを勉強する必要があったんですが、よく言われる「目が悪いと老眼になるのが遅くなる」というのは”老眼鏡が必要になるのが遅くなる”(メガネを外せば見える)ということで目の老化現象は同じように始まるみたいです汗
遠視は本当はピントが合うところがどこにもなくて、若い時は目の筋肉がピント合わせしてくれるので疲れますが見えるので大丈夫なんですが、歳と共に筋肉が衰え遠くも近くもボケてきて…早々に遠近両用デビューでした笑
老眼の進み方は三年ごとくらいという知識だったんですが最初の数年は一年ちょっとでどんどん進んでしまい…
高額な遠近両用レンズの交換にヒエ〜となってましたが最近ようやく落ち着いてきました。
乱視も昔はほとんど入ってなかったのにどんどん強くなり、仕事でパソコン等使うわけでは無いですが、スマホはもちろん朝お弁当のちまちましたおかずを詰めるのもメガネ無しだとボヤっとしてやりにくくイライラします笑
ナナさま
老眼は一年ちょっとでどんどん進む…! 恐ろしい…!!
ワタシの母も落ち着くまでは毎年のようにレンズを替えていました、そういえば。
今の視力でバチッと合わせるのはやめておいて、数年後に遠距離用レンズに替えようかなあ…。難しいものですね…。
新しい眼鏡、仕事のときに大変重宝してるのですが、昔作った弱い近視と乱視をほんのり矯正する程度の眼鏡も生活するには困らないので、なんだかんだと使い続けています。
弁当は、豪快にドカンドカン詰めるタイプなので、まだ裸眼で大丈夫です!笑
こんにちは、お久しぶりです。
たくさんの記事にお返事したいのですが。
なにぶん、時間なく過ごしております
私も中学の頃から眼鏡……成長と共に視力が落ち続け漸く視力の低下が止まったら、一気に老眼が進むと言う……。
近眼が老眼になると、眼鏡を外す時間が増えて来た。眼鏡なして手元のスマホ、新聞、雑誌かよく見える。
しかし、パソコンの字が見えぬ
拡大してますけどね
中近眼鏡でパソコン。車は近視眼鏡です。
それ以外の日常生活は眼鏡なしです。
遠近は、10年使ったけど、老眼が強くなって来てやめました。
まだむサマ
ご無沙汰しています!
お久しぶりのコメント、嬉しいです!
いやー、歳と共に視力が落ちると、あっちの眼鏡こっちの眼鏡と面倒ですね…。
運転しないし、紙もあまり見ないから、まだラクな某なのでしょうが…。
中近両用を作ってパソコンが見やすくなると、仕事がちょびっと楽しくなりました!笑
視力悪い子が成績落ちるというのが、ちょっと分かるような気がします。