この冬は神経痛のせいでほとんど外出できておらず。
参考:アラフィフ女、坐骨神経痛に悩まされる。
気づくとオオカンザクラは散り始めて、ソメイヨシノが咲く頃となってしまいました。
痛みの方はどうかというと、まだ痛いのですが、なんとかまあ、というカンジです。
整形外科の再診で様子を訊かれ「あっという間に鎮痛剤が切れます!」と訴えたところ、鎮痛剤を倍量にされる目に遭いました。
薬剤師さんに言わせると、こうしてちょっとずつ増量してどの程度で効くのか様子を見る薬だからということなのですが、特急で鎮痛作用を無効にしてしまう頑健な肝臓の持ち主としては「まどろっこしい、最初からドカンと処方してくれりゃいいのに」と無茶なことを考えてしまいます。
倍量にされたところで痛みはないことはないのですが「座っているだけで脚が突っ張ってツラい」みたいな時間は明らかに短くなり、ちょっとラクにはなっています。
ただし半日はもたないので、出社日は帰りの電車では「うおー、立っているのもいてー」と内心悶えることもしばしば。
とはいえ、帰宅時でも多少痛みながらもさくさく歩ける日もあるし、だいぶマシになったかなあという気がしています。
…その分副作用も戻ってきて、目眩はしませんが稀にびっくりするほど眠いですね。
まあ、その程度なら始終「痛いんだよコンチクショウめ!」と唸りながら暮らすよりはよほどマシで、会社とスーパーにしか行かなかったのが「物産展でお買い物しちゃう?」と思えるまでになりました。
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まともに外食することも久しぶりだったので、美味しさもひとしおです。
一緒に行った人もたまたま怪我で長時間歩けない状態だったので、サッと行ってサッと帰るという、ババアらしい遊びになりました。
若くないってツラいですね…。
さて、休日は呻きながらソファでゴロゴロするだけだったデカい生き物が、多少なりとも出かけるようになったので、ブリ男的にはご不満です。
ワタシが化粧したりバッグにモノを詰めたりしていると外出だと察するようで、イカ耳になるブリさん。
俺を置いていくんだ…、別にいいけど…、とそっぽを向くブリさん。
と、割と普段は静かに地味な不満表明をするだけなのですが、一時期出勤しようとするタイミングで「俺も行くぜ!」とばかりにリビングのドアに駆け寄ることがブームになっていました。
「ブリさんは会社に行けないな〜。お留守番だな〜」と抱っこして椅子に乗せると、飛び降りてまたドアの前まで走り寄る。
抱っこして戻す。またドアへ行く。
と、早朝の攻防戦を繰り広げていました。
そういえば仔猫の頃は出勤を察すると「遊ぼう遊ぼう!」と誘って、デカい生き物がいなくなるのを阻止しようとしていたっけなあ。
まだ在宅勤務が当たり前ではない時代だったから、心が引き裂かれる思いをして家を出たものでした…。
ま、数年後に家でも仕事をするようになると、デカい生き物が家にいたところでブリさんはずっと寝ていて、たまに「オヤツ寄越せよ」とオラつかれるだけだと判明しましたが…。
そんなわけで、暖かさと共に「ちょっとは出歩いてみようかな」と思える程度になり、少し気分が明るくなっています。
まだ旅に出てモリモリ歩き回れるほどではないので、ちょっとずつリハビリ、ですね。