新築マンションに引っ越してほぼ1年。
マンション、買い替えちゃう!?にて、マンションを買い替えることによって期待できる効果として「給湯器やら水周りやらが刷新されることによって、水道光熱費が安くなりそう」ということを挙げていました。
果たして本当に水道光熱費は安くなったのか?!
1年間一通りの季節を過ごしてきた今、満を持して検証します。
(なお、水道局・電力会社・ガス会社はすべて旧居と新居で同じところを使っています。引越を機に乗り換えとか、そんな面倒なことやってられなかった。)
上下水道代
これについては既に何度か報告していますね。
新居で初の水道代請求が、まさかの金額だった…! その理由とは?!
こちらで「なんでこんなに水道代が上がったんだー!」という衝撃を吐露しました。
その後、新居の水道代請求、2回目の金額はどうなった?!で、旧居とほぼ同じ金額に落ち着き、新居の水道代問題、3回目の請求にてようやく決着?!では2回目・3回目の請求金額が同額ということを報告。
その後4回目の請求もありましたが、3回目とこれまた1円違わず同額請求です。初回の水道代高騰の原因は、引越のときの水道開栓しっぱなし事件と断言してもよさそうです。
どんな事件だったかは→新居で初の水道代請求が、まさかの金額だった…! その理由とは?!
直近1年間とその前の1年間の上下水道代を比べると、水出しっぱなし事件のせいと思われる部分を除くと気持ち悪いくらいに金額が変わっていません。
まあ、そりゃ同じ人間が同じ生活を送っているから水の使用量なんてそうそう変わるわけないわな。
一応、新居にはミストサウナだの食洗機だのの新兵器がついているし、体感的には以前よりも水を使っているようなカンジがするんですけどね。トイレがすごく節水されているとかなのかなあ。
参考:浴室の機能の進化と退化 ~大歓喜な進化ポイントと残念な部分~
参考:おひとりさまの食生活と食洗機[要る? 要らない?]
電気代
ワタシの電気の使い方はどんな風かと言いますと
- 24時間つけっぱなしなのは換気扇と脱臭機と通信機器と冷蔵庫
- 夏はクーラーをガンガン使う
- 冬はエアコンは滅多につけない
- テレビはあまり観ない
- 長時間オーヴンレンジを使うってこともあまりやらない
- 布団乾燥機は毎日使う
- ルンバも毎日使う(毎日充電する)
- ドライヤーは1日に1回使うかどうか
というカンジです。
ドライヤーを毎日使うとは限らないってのは、たまにしか頭を洗わないという不潔なハナシではなくて、スポーツジムに行く日はそっちでシャワーを済ませるからです。
参考:スポーツジムはやはり効果あり。でも、もっと効果が出るのは。
なので「ああ、電気使っているなあ…」と気になるのは真夏の間だけで、それもエアコン代は気にしない。だって女の一人暮らしだもの!と割り切っているので、正直なところ旧居でも新居でも節電らしい節電はやってないというのが実態です。
引越を機に冷蔵庫やエアコンといった大物家電を買い替えたわけですが、果たしてその節電効果はいかに!?
なんと、年間で1万円くらい電気代が下がりました!
なーんにも生活を変えてなくて1万円下がるって結構スゴい!
最も大きいのは、やはり真夏のクーラー代ですね。
2015年8月と2016年8月を比較すると、2016年の方が2千円くらい下がっています。2016年の方が自宅の滞在日数が多い(旅に出なかったから)にも関わらず、です。
新居のエアコンの方が大きくてパワフルで高機能なのになあ。10年で家電はメキメキと進化を遂げているのですね、と感激しました。
あとは、旧居では暖房時もエアコンをちょこちょこ利用していたのが新居ではほとんど使っていないので、冬場の電気代が月々数百~千円ほど下がりました。
なぜ今は暖房にエアコンを使っていないかというと、そこまで寒くないから。
サッシの性能が旧居よりもよくなっているので、窓からくるひんやり感というものが軽減されたのです。断熱って大事だね。
参考:マンションの暖房事情・新居編
ガス代
さて、ワタシが最も心配していたのは、ガス代でした。
なぜかというと、新居での初めての冬は意図的に床暖房を積極利用していたからです。
さすがに平日は全然使わないけど、スーパーとジムくらいにしか行かない休日はつけっぱなし。強い寒気が流れ込んだときは寝ている間もつけっぱなし。
暖かい部屋で過ごしたいな~と思ったときには遠慮なく床暖房をONにしていたのです。こういう使い方をして果たしてガス代はどこまで上がるのか、その実験のつもりでした。
結果としては、ガス代は年間で4千円ほど下がりました。
実は、旧居の最後の冬はお客さんが多かったので(マンションの内見者とか;【マンションを高く売る!】ホームステージングとは何か)このときも床暖房をヘビーユースしていました。さすがに寝ているときにつけっぱなしにしたことはなかったけど、毎週末床暖房のお世話になっていた。
同じような使い方をしていたのにガス代が下がるとは、床暖房も進化しているんですね。ありがたや。
そうそう、そういえば、新居に越してから冬の給湯温度が下がりました。
新居の浴室の方が保温機能が高いので、お湯の温度を上げる必要性をあまり感じなかったんですね。
給湯温度を1℃上げるだけでガス代に結構響くので、これも大きかったと思います。
というわけで、新築マンションに引っ越してみたら年間の水道光熱費が1万4千円下がるという結果になりました。
この差額でマンション買替にかかった費用を回収しようとすると……うーん、何年かかるんだか笑。
ま、水道光熱費を下げるためだけに引っ越したわけではないので、いいのです。