皆さんは、新しく引っ越した家で照明を点けずに歩けると「ああ、自分の家になったなあ」と思いませんか?
ワタシだけですかそうですか。
旧居と新居ではさほど間取りも広さも変わらないので、今回の引越ではあっという間に自分の家感を味わうかと考えていました。
いやまあ、昔賃貸を渡り歩いていたときに比べたら遥かに素早く馴染んだのですが、いまだに廊下では目測を誤って手足をぶつけます。
旧居ではこんなことなかったのに、なぜこんなに廊下が歩きづらいんだろう。
廊下の照明なんて旧居では来客時と掃除のときしか点けなかったのに、どうして新居では照明なしには廊下を歩けないんだろう。
と半年間悩み抜いて(?)、こないだようやく原因がわかりました。
窓のすぐ外に建物がないせいでした。
何を言ってるのかというと、旧居のクローゼット部屋の窓は隣のマンションに面していて、そこの非常階段の常夜灯の光が部屋の中に入っていたのです。
んで、居室には遮光カーテンなぞ掛けてないし、ドアは開けっ放しだし、夜中でも廊下までそれなりに明るかったのですね。
それが新居では、部屋の中まで照らしてくれるような照明は窓の外にありません。
それで夜は廊下が真っ暗になり、歩きづらくなってしまいました。
まさかよそ様の電気で生活していたとはね!
ちょっと衝撃!
最初は、そのうち慣れて体感で歩けるようになるだろと高を括っていたのですが、歳を取って感覚が鈍ったのか未だに洗面所の入口に肩をぶつける始末です。
なので廊下の照明を使うようにはしているのですが。
廊下のスイッチはLDKの入り口と玄関の2カ所にあります。
このスイッチとスイッチの間の距離なんて、せいぜい3~4歩なんですよ。
カチッとした直後にカチッと消す、ってカンジ。
しかも、玄関には人感センサーがあるので、リビングから洗面所に向かって廊下の灯りを消す頃には玄関が明るいという。廊下を明るくしたいのは、ホントにほんの2歩分くらいなのです。
しょっちゅうカチカチやるのって鬱陶しい。
ああ、廊下にも人感センサーを付けておけばよかった……。
ま、廊下が煌々と明るい必要もないので、足元灯を使ってみました。
これ、同じようなヤツが旧居にもありましたが、1回たりとも使ったことがありません。
懐中電灯代わりに使用したこともないってことは停電にならなかったということで、感謝すべきことですね。
それはそうなんだけど普段使わないから、新居にも付いてるとわかったときは「ふーん」くらいの感想でした。まさか非常時でもないのにスイッチを入れる羽目になろうとは。
足元灯は人感ではなく明るさに反応するので、洗面所もクローゼット部屋もリビングも暗いときに点灯します。
これはなかなかいいぞ!
……と使い始めは思ったのですが、別に明るくなくてもいいのに暗いときにも点いてくれちゃうわけですよ。
ワタシがまったく活動していない真夜中とか、ワタシがまだ会社から帰っていない夕方とか。
豆球のひとつやふたつ大した電気代にならんのでしょうが(今はLEDだろうし)、使ってない灯りを点けっぱなしにするのは防犯目的以外ではキモチワルイ。
かと言って、ワタシが部屋の中で活動する朝晩だけオンオフするのもちっちゃいスイッチだけに面倒くさく、これなら廊下のスイッチをカチカチするのと変わらないのではなかろうか、と思ってしまいます。
あー、廊下にも人感センサーを付けておけばよかったーー!!
今から設計変更やリフォームする方はご注意くださいね~。