「見せない収納」は暮らしやすいのか、1年間やってみた。

新居に引っ越して約1年。

引越を機に、これまで目につく場所に置いていたモノを扉や抽斗の中に収納するようにしました。

Storage

「見せる収納」から「見せない収納」に切り替えたのは

  • ゴミ箱
  • 食器用洗剤
  • ティッシュペーパー

などです。

これらを隠して生活しても不便はないのか、この1年間の感想を報告します。

ゴミ箱置き場を作っておいて、本当によかった…!

あれこれ悩んだ末、玄関横に確保したゴミ箱置き場。


参考:ゴミ箱置き場を確保!

これはホントに、ホント~~に作っておいてよかった、としみじみと思っとります。

名古屋のゴミ分別は、20年くらい前までは超適当で、何でもかんでも黒いゴミ袋に放り込んでおけばOKという有様でした。
現在は、大まかなものだけでも

  • 可燃ゴミ(生ゴミや紙くず)
  • 不燃ゴミ(金属片や乾電池など)
  • 資源ゴミ・紙(包装紙や紙のパッケージ)
  • 資源ゴミ・プラスチック(プラスチックのパッケージ)
  • 缶・瓶
  • ペットボトル
  • 粗大ゴミ

こんなカンジで、さらにリサイクルセンターに持ち込んだりするには雑誌や衣類を分別するなど、まあまあ手間のかかることになっています。

ワタシが名古屋に住み始めたときにはあまり何も考えずに↓この手の平たい分別ゴミ箱を買ってしまったのですが。

日常的に出るゴミだけでも「可燃」「資源・紙」「資源・プラ」と3種類以上あるわけですから、2分別ゴミ箱ひとつでは足りないのですよ。んでデカい分別ゴミ箱をいくつも置いて、狭い部屋のかなりの面積をゴミ箱に割かれるという事態に陥っていました。
↓こういう背の高い分別ゴミ箱を駆使しないとおっつかないけど、これはこれで圧迫感もありながらオシャレ感がないという事態に。

で、結局どうやってゴミ分別をしているかというと、臭いの出る生ゴミは蓋付きペールに。

紙だのプラだのはゴミ袋ホルダーを使って分別しています。

そんなに高さのあるホルダーではないので圧迫感はないけれど、ゴミ箱とホルダーを並べているとそれなりに面積を取ります。
で、その妙に存在感のあるゴミステーション、しかもゴミの日前日ともなるとホルダーに引っ掛けたゴミ袋がパンパンになっているのを見る度に「ああ、これらを隠したい。もしくは24時間ゴミ出しOKのマンションに住みたい」と不満を募らせていたのでした。

残念ながら24時間ゴミ出しOKのマンションは買い逃しましたが、新居ではめでたくゴミ箱置き場を確保できることに。
参考:【間取り図】新築マンション設計変更 Before→Afterを大公開!

脱臭機のおかげで臭いの問題もなく、快適に過ごせています。
参考:【入居1年web内覧会】玄関周りの収納とオプションのアレはどうなった?

そうそう、旧居ではプラスチックのペールに汚れがつくのが気になっていたのですが、新居では今のところ気になっていないです。

気が向いたときにアルコールで拭いているから…と言ってもこれは旧居でもやっていたこと。
旧居では、キッチンの片隅にゴミ箱を置いていたので、埃や油煙がつきやすかったのかもしれません。

 

玄関横のゴミステーションだけではさすがに不便だろうと、一時しのぎ用に導入したゴミ袋スタンド。

これを導入して正解でした。


調理中とかゴミの出るときにゴミの出る場所でスタンバイさせ、作業が終わったら畳んで収納しておけます。
スタンドの足裏にゴムがついていて、床を傷つけたり床の上で滑ったりしないのも使いやすい。

難点を挙げるとすると、ワタシがこれをよく置いているのがキッチンの横で、玄関を開けるとすぐ目に入ることでしょうか。

写真だとカラのスタンドだけど、ゴミが入ったゴミ袋がぶら下がっているのを見るのはなかなかシュール。
ま、普段は会社に行くときにはこのスタンドは畳んでいるから、玄関に入ってすぐゴミを見るのは休日にコンビニから帰ってきたときくらいだからいいと言えばいいんだけど。

 

このほか、洗面台の抽斗にしまい込んだゴミ箱の方はどうなっているかといいますと。


参考:[見せる収納? 見せない収納?]徹底的にモノを隠してスッキリ暮らす!

このまま使っています。

抽斗を開ける→ゴミ箱の蓋を開ける→ゴミを捨てるという手順を踏むのは、家事動線を簡素化させるというポリシーには反しているのかもしれません。
参考:[シンプルな暮らしのルール50]家事動線の簡素化

それよりも「ゴミが見えない」というスッキリ感や「ゴミ箱を蹴飛ばす心配がない」という洗面所での動線の快適さの方が勝っています。
ポンポンとゴミが出るとわかっている化粧中や掃除中は蓋を開けっ放しにしとけば済む話なので、あまり手間には感じないようです。

食器用洗剤を使うのは1日2回

洗面所のゴミ箱同様、食器用洗剤も抽斗に収納した状態で1年近く暮らしています。


参考:[見せる収納? 見せない収納?]徹底的にモノを隠してスッキリ暮らす!

水を使うときに洗剤のボトルが濡れるのにイライラして収納するようになりました。
常に出ていなくても案外不便はないものですね。手を洗うための石鹸や洗剤は出ていないといざというときに困るけど、食器用洗剤は「さて、今から皿を洗うぞ、掃除をするぞ」みたいなときに取り出せれば充分でした。
そして取り出すのも平日ならせいぜい朝晩の2回だけ。なぜ今までシンクに出しっ放しにしていたのか謎に思えるくらい不便を感じていません。

非花粉症ならティッシュはしまい込んでいてもノープロブレム

これまたキッチンの抽斗にしまい込んだティッシュペーパー。
可愛いティッシュケースを買う必要もなければ、シンプルなパッケージのティッシュを選ぶ必要もなく、非常にラクチンです。

ピザを食べるとか鼻水が出てしょーがないとかティッシュを大量に使うときは、ティッシュの箱を使う場所まで持っていきます。んで一通り使ったらまた抽斗に入れる。
家族4人が総員でティッシュを使うという家だとこうはいかないでしょうが、ワタシの場合はこれで大丈夫でした。

 

ゴミ箱も洗剤もティッシュも、やってみるまでは「ここまで隠したら不便かなあ」と心配したけど、やってみたらゴチャゴチャしたものが目に入らないというメリットの方が大きいです。
部屋をスッキリさせたい方、ぜひ試してみてください。

シンプルな部屋が好きな理由

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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