VISONは結構な広さで、かなりの数の店があります。
近場の施設は案外来ることがない。二度と来ないかもしれないくらいの勢いでじっくり回ってやろう! ということで、暑い中あちこち見てきました。
覗いたお店や食べたモノなどをエリア別に紹介します。
スウィーツビレッジ
Confiture H
LE CHOCOLAT DE H
辻口博啓のパティスリーとチョコレートショップです。
可愛いケーキがズラッと並んでいて、朝晩通おうかと思いました。胃の容量が足らなくてできませんでしたが。
悩みに悩んで食べたのは、オペラ。
キャラメル味です。ティラミスかってくらいスポンジにシロップがしみしみになっていて、でも層がキレイで、美しくて美味しいケーキでした。
Mariage de Farine
これまた辻口博啓のパン屋さんです。朝食はこの店にしました。
一定金額以下のパンを5つ選べるそうな。それプラスドリンクです。
5つも食べられないよ…。持ち帰りやすいように、個包装になっているモノを選ぼう…。
とレジに持っていったら、ビニール袋や持ち帰り用の手提げ紙袋をもらえました。それがわかっていれば、もっと違うチョイスにしたのにー!
「ここで食べていきますか?」と訊かれたので、部屋や外で食べる人も多いんでしょうね。
この時間はまだ涼しかったけど、その日も30度超え予想の暑い日だったので店内で食べました。
松坂牛のカレーパン、カリッふわっで美味しかったです。松阪牛かどうかはわかんなかったけど。
本草エリア
大浴場本草湯があるエリアです。
車中泊もできるようですね(VISON車中泊)。お風呂もバーベキュー設備もあるから快適だろうな。
ハーブの商品やカフェがある本草研究所RINNEに行きたかったのですが、暑過ぎて断念しました(散歩がてらふらふらするつもりだった。普通の人は車で移動すると思います)。
本草湯の中には賛否両論の笠庵があります。
お風呂のついでに何か食べようかと覗いたら混んでいました。
農園エリア
これまた暑くて行くのを断念しました。
農園で採れた新鮮野菜を食べられるイタリアンNOUNIYELL、気になる。
木育エリア
ここも行っていないです。
木工体験などができるkiondのライブラリーカフェが充実してそうだから気になってはいましたが、ほら何しろ暑くて。
マルシェヴィソン
バーベキュー施設に肉屋・魚屋・青果店や屋台などがひっついたエリアという雰囲気です。
一応覗いてみましたが、あまり長居はしませんでした。なぜならバーベキューの煙でもっくもくだったから…!
あとは平日のせいか竜吟虎嘯 薪場とかお休みでした。平日に行く人は要注意…。
行列を作っていたのは、ねりものの新兵衛屋。えびのパリパリ天とか美味しそうだったけど、昼に天ぷら食べたからな…。
青果店に多く並んでいたのが、シャインマスカットでした。あと、みかん。もうみかんの季節かー。
和ヴィソン
AT CHEF MUSEUM
ミシュラン星付きシェフが競演する食の美術館!
といいますが、何のことはない、フードコートですな。
どの料理も700円で、食べたい皿数分だけ入口で食券を買うという方式です。
んで、食べたい料理のカウンターで食券を渡して注文し、呼び出しベルを持って待つという、まさにフードコート。
ここでもまた辻口博啓を選びました。
ブリュレクレープのマスカット添え。美味しかった。
豊農米蔵
伊勢神宮奉納米「結びの神」や、ご飯のお供を取り扱うお店。
お米大好きなので楽しいお店だったのですが、ご飯のお供が三重県産とは限らず、お土産は買いづらかったです。
「結びの神」の塩むすびを食べてきました。
熱々ご飯のおにぎり、初めて食べたかも。
蔵乃屋
東京のお味噌屋さんです。
お味噌作りの体験ができるほか、全国のお味噌を計り売りしています。
何か買おうと思って見てみたら、お味噌が30種類もあってよくわからない…!
ウロウロするワタシを見かねて店員さんが声をかけてくれ、家にある八丁味噌と毛色の違うモノということで信州味噌を選んでもらいました。
信州味噌は名古屋でも馴染みがあるので、もうひとつオススメを訊くと、新潟のとん汁たちばなでも使っているお味噌を勧められました。なにそれ美味しそうー!
というわけで信州・新潟のお味噌をお買い上げ。しばらく味噌汁ライフが充実しそうです。
せっかく全国のお味噌が買えるのに、中部地方で終わってしまいました。馴染みのない地域のお味噌は、なかなか勇気が要りますね。
のりもも
海苔のお店です。
軽いし三重県産だし…ということで、ばらまき土産はこの店でお世話になりました。
尾粂(おくめ)
オーダーメイドで出汁パックが作れるお店。
面白そうだから作ってみるか。と寄ったものの、素材が24種類もあって、どれをどの量で組み合わせたら美味しくなるのかわからん! と、断念しました。
ここは出汁のほか、焼き魚の定食などがテラス席で食べられるので、店の前を通る度に「ああ、いい香り〜」とうっとりしました。日本人は魚介の旨みに弱い。
店内では出汁や干物のほかご飯のお供も充実していましたが、これまた全国津々浦々のモノが多くて、三重土産としては弱かったです。日本、美味しいモノが多いなー。
伊勢醤油本舗
伊勢醤油は、ちょっと甘いのが、ねえ。
伊勢うどんも、あのやわやわ食感があまり好みじゃないのよね。
と言いつつ、お土産として伊勢うどんを買いました。
このほか昆布の店や沢庵屋、お酢や味醂、酒に豆腐、お茶の店もあり、和ヴィソンで和の食卓の基本が揃ってしまうというカンジでした。
レストランもスギモトや天ぷらの天孝、蕎麦の伊勢翁にうなぎ四代目菊川と充実しています。
サンセバスチャン通り
旅籠ヴィソンがあるエリアです。
バスク料理が食べられるZazpiやCasa Urola、ARATZがあって、もっと異国情緒溢れるカンジなのかと思いきや、和の旅籠ヴィソンの存在感が強く、サンセバスチャン感はないかも。
上記のお店の前を通ってみましたが、店構えが和っぽい雰囲気だからあまりそそられなかったんですよね。ここはもっとバスク押せ押せな通りにした方がいいのになーと思いました。
同じ通りに井村屋とかあるから異国情緒が出るはずないのですが…。
この通りはD&DEPARTMENTやくるみの木 暮らしの参考室などの生活雑貨や、ホテルの中のアウトドア用品店Orangeがあって、食以外も楽しいエリアでした。
アトリエヴィソン
Gallery 泛白 uhaku
白が基調の可愛い小屋の、ギャラリーショップです。
店内は、芸術品ですかってくらいお高い器やアンティークの雑貨に混ざって、日用使いできそうなお手頃食器もあり、高いモノとお手頃なモノの区別がパッと見つかないワタシは見る目がないなあ…と思いながら眺めていました。
店員さんは「手に取ってご覧くださいね!」と言ってくれるけど、数十万円の器とか触れないよ…。
KATACHI museum
料理の道具をテーマにしたミュージアムです。ここがすごく面白かった!
質感のいい建物の中は、撮影OKです。
いいねえ。現代アート美術館みたいだわ。
置いてあるのはテーマ通り料理の道具ばかりで、日本のモノもあればアメリカ・フランスもあり、東南アジアもあるという充実ぶりです。
ただのフライパンかと思いきや。
説明のQRコードを読み込んで見てみると、17〜18世紀のコーヒーロースターですって。へえ。
なんだ、このサイバーパンクな物体は。
とうもろこしの脱粒機ですって。しかも日本製。
言われてみると、あそこにとうもろこしを挿して…かな? と思えなくもないですね。
どうもワタシはこういう汎用性のない器具に弱いらしく、このほかリンゴの皮剥き機とかパイ生地用穴あけローラーとか栃の実用皮剥ぎ器とかバゲット収納箱とかにキュンキュンきちゃいました。
古今東西、みんないかにラクに調理をしようか考え抜いていたかと思うと、感無量です。
これは説明不要ですね。ヤカンの集団です。
展示物も見応えありましたが、建物の雰囲気がすごく素敵でした。
綺麗な塗りの壁。
こんな素敵な空間に住めたらいいのに。
庶民には夢のまた夢ですね。たまにはこうやって夢を見るためにミュージアムが存在するのです…。
猿田彦珈琲
バスターミナルの目の前にあるので、バス待ちの間利用しました。
ホテルや和ヴィソンを眺めながらコーヒーが飲めて、なかなか気持ちよかったです。
と、あれこれ食べて買ってと満喫して名古屋に戻りました。
早めに帰宅したので留守番させられたブリ男は特に拗ねても怒ってもおらず、その分淋しがって夜一緒に寝るとかもせず、実に恬淡としたものでした。
が、翌日家で仕事をしている最中、目がバチッと合うとワタシの頭を抱え込んで毛繕いをするというのを何度か繰り返してくれたので、デカい生き物が家に居るのはいいぜ! と一応思っているようでした。
こんばんは。
ビィソン…良いですね。私も何度かHP見て何時かは行ってみたいなぁ…と思ってました。参考になりました。
なかなか予約も取れないし、人気ありますよね。
暑い時期、雨の時期はちょっと外したいですけどね。笑笑
まだむサマ
雨の日はヤル気を削がれるだろうなあ…てくらいエスカレータが剥き出しでした笑
冬は冬で、あそこ山の中なのですごく寒くなるだろうし、いい季節を狙って行くのは大変かもしれません。
オープンしたばかりのGWのときは、駐車場から脱出するのにすごく時間がかかったとニュースで流れていて、それで余計に今まで行かずじまいでした笑