[猫の去勢]ブリ男、去勢手術を受けました。

ブリ男、もうすぐ6カ月。

体重も3.6キログラムになりました。
ブリ男がテーブルの上なんかでまったりして餅みたいに伸びていると「わっ、デカいな」とビックリします。
それなのに見る角度によっては「まだ仔猫だなあ」と思ったりもする。大人と子どもの境界の生き物ってカンジです。

そんなブリ男もそろそろ思春期ということで、去勢手術を受けました。

ブリ男のかかりつけの動物病院は、生後半年を過ぎたら去勢手術を受けても大丈夫というスタンスです。
もっと小さいときにやれんこともないのでしょうが、全身麻酔が必要ですからね。やはりある程度体力がついた後の方が安心なのでしょう。

おかげさまでブリ男はすくすくと成長し、事前の血液検査の際に「ワタシの仕事の都合で5カ月半くらいのときに手術をお願いしたいのですが」と獣医さんに相談したら「この体格なら大丈夫ですよ」とあっさりOKしてもらいました。

ウチに来た頃はふぐりが目視できなかったのに、立派なモノをぷりぷりさせている。

こんな可愛いのを取っちゃうのはもったいないけど、発情期の猫と同居する自信もないのでブリ男には手術を受けてもらうことにしました。
愛玩動物って切ないねえ。でも別に愛玩されてないのにワタシみたいに子孫を残さない生き物もいるから、ブリ男も強く生きるのだぞ。

 

月イチペースで動物病院に通うとブリ男も慣れたもので(体調が悪いわけではなく、目や耳の経過観察)、ワタシがブリ男を抱えて「病院に行くよ~」とキャリーバッグに誘導すると素直に中に入ります。

猫のキャリーバッグ
↑これはウチに来てすぐの頃のブリ男。今はもう少しみっしり詰まっています。
参考:ブリ男、ワクチンを打ちに初めて動物病院へ行く。

病院の待合室に居合わせた猫の飼い主さんが「ウチの子はキャリーケースに入らなくて、今日も大暴れしてケースの入口を破壊したのよ~」なんて話しているのを聞くと「ブリ男はラクな子だなあ」としみじみします。
そんなブリ男も最初はキャリーバッグに入れると「出たい!」とミャーミャー鳴いていたのに、今はおとなしく喉を鳴らすだけ。多分この喉ぐるぐるは「……出せや」という訴えなのでしょうが、デカい生き物は気づかないフリをしています。

病院の待合室でもおとなしくしています。キャリーバッグの中でごそごそしているときもあるけど(オモチャを入れてあるから)、大抵はほかの犬猫を黙って観察しています。
昔飼っていた犬は病院が大っ嫌いで、車が病院の方向に向かっていると気づいた瞬間からバウワウと吠え始め、待合室ではガタガタ震えて脅えていました。その子と似たようなタイプの犬猫を待合室で見かけると懐かしくなります。
人間の子どもかっつーくらいの大声で「なーーーーー、なーーーーー」と鳴いている猫ちゃんを見ると「ウチの子はホントに肝が据わっているな…」と感心したりして。こんなラクな猫に慣れてしまうと、ほかの猫を飼える気がしません。飼う気もないけど。
参考:ずいぶんと肝っ玉の据わった猫

採血のとき、ワタシは処置室から出ていたのですが、ここでもおとなしくしていたようです。
キャリーバッグの蓋を開けると自分からさっさと入ってきたので「ここに長居はしたくない」という気持ちはあるらしいんですけどね。

さて、ワタシは動物病院で教えられるまで知らなかったのですが、名古屋市は猫の避妊・去勢手術に対して補助金が出ます。
名古屋市;猫の避妊・去勢手術の補助について

オスの場合は3,000円ちょい。メスはオスの倍額補助されます。

3,000円かあ。病院に行くときのタクシー代にはなるからありがたいけど、でも別に猫1匹飼うのに苦労するほど生活が困窮しているわけでもないしなあ。
これって贅沢に育てている家猫用じゃなくて、野良猫の避妊・去勢に使うのが筋じゃないかしら。

と、スルーしようかと思っていたのですが、動物病院で獣医さんにも受付の方にも「補助はもう申請しましたか?」「補助券はもうもらってきましたか?」としつこく確認されたので「あ、ハイ、手術当日に保健所に行ってきます…」とつい答えてしまったワタシ。
よくよく検索してみると、野良猫の避妊や去勢にはまた別に補助制度があるんですね。
名古屋市;なごやかキャットの避妊去勢手術の補助について
これだと手術のほぼ全額を賄える補助金額になっています。へー、こんな制度があったんだ。知らなかった。

それなら遠慮なく補助金を使わせていただきましょう、ということで保健所に行ってきました。
やることは住所氏名を申請書に書いて、手術を受ける予定の獣医さんの名前を書くだけ。これで3,000円ならありがたいけど、このクソ暑い中に保健所まで出向くダメージの方がデカかったりして…とバチ当たりなことを考えてしまいました。
あとは保健所から発行される補助券を動物病院に提出すれば、精算時に補助金額を差っ引いてもらえます。保健所に行く手間さえ惜しまなければ(←しつこい)いいのでラクですね。

 

さて、3カ月ぶりに家に猫が居ない半日。

鴻池剛さんは刺身を食べて開放感を堪能したとのことですが、ワタシはどうしよっかなー。

と数日前からウキウキしたものの、ここ最近ブリ男に夜中に起こされる日が続いていて寝不足だったので、ひたすら昼寝に終始するという非常にどうでもいい結果に終わりました……。
しかも「いつもならブリ男が傍に来て一緒に寝てくれるのになー」と淋しくなったりして。
たった3カ月でブリ男との生活が板についてしまったようです。

なんだか消化不良の気分のまま夕方にブリ男を迎えに行ってみると(日帰り手術でした)、既に目を覚ましていました。

術後の注意事項や薬の説明を受けてからタクシーで帰宅。
まだ全身麻酔のせいでぐったりしているんじゃないか…とドキドキしながらキャリーバッグの蓋を開けてみましたが、いつもと違う様子はあまりありません。まだちょっと眠そうなのと、傷口が気になるらしくて頻繁に舐めていますが、その程度。
ワタシが夕食を外で済ませてシャワーを浴びている間は床に伸びて寝ていました。
麻酔の切れかけで寒がるかもしれないと聞いていたんだけどな…。いつも寝る場所にタオルを用意しておいたのに、それは無視。

しばらくするとすっかり目が覚めたようで、ケージの2階に元気よく登ります。どうやら喉も乾いているしお腹も空いているらしい。いつも皿のある場所をすんすん嗅いで「ないんだけどー」と言いたげにアッと鳴きました。
手術当日の深夜から絶食してますからね…。そりゃ空腹でしょう。
朝食を抜いた時点で「ゴハンないよー!」とキャーキャー騒いで走り回っていたからなあ。走ると余計にお腹が空くよ…と病院に行く少し前にケージに入れたら、ケージの中から手を伸ばしたり中でゴロンしたりして「あのね、デカい生き物は気づいてないかもしれないけどね、ゴハンないよ!」とアピールしてました。可哀想に…。

帰宅してすぐ飲食OKなのかと思っていたら、水は21時以降、食事は22時以降(しかもいつもの半量)と言われました。
麻酔や薬の影響で吐いてしまう恐れがあるらしいです。そう言われてしまうと欲しがってもやるわけにいかないしなあ。
とブリ男の「アッ」を無視していたのですが、ちょっと寝ては「そうだ、そろそろ水とゴハンあるかも!」とケージの2階に登り、すんすん嗅いでは「ないよー」と「アッ」と鳴くというのを繰り返していて、見ていると不憫です。

20時を過ぎるとオモチャ入れからオモチャを取り出し、走り回らない遊びならできるようになりました。
これなら多少水をやっても大丈夫かな…と勝手に判断して、少量を皿に出すとせっせと飲む。出した分は舐め切ってしまいました。喉が渇いていたんだねえ。

その後もワタシの頭に乗って爪を立てたりワタシの背中にしがみついたりして、ゴハンないアピールを続けるブリ男。
21時頃にはウンチを出し、「俺の胃腸は正常だから!」と見せつけてくれました。1~2日は排尿・排便をしない子もいると聞いていたのだが。ブリ男の動じなさっぷりには惚れ惚れします。

まだ言われていた時間には早いけど、さすがにもういいだろう。とこれまた勝手に判断してウェットフードを出してやりました。いつもは3回くらいに分けて食べるのに、少なめに出したとはいえ一気に完食です。
食後は満足そうに寝っ転がり、そこを歯磨きのためにワタシにとっ捕まっても喉を爆音ぐるぐるさせています。
しばらく見ていても吐いたり怠そうだったりという異変はナシ。
ようやくブリ男(とワタシ)の長い1日が終わりました。

 

翌日はいつも通りの時間にワタシを叩き起こし、カシャブンで勢いよく走り回ってカリカリをガリガリ食べるブリ男。
無事に去勢手術を乗り切ってホッとしました。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。最近ブリティッシュショートヘアの男子との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

「[猫の去勢]ブリ男、去勢手術を受けました。」への3件のフィードバック

  1. いつも楽しみに拝見させていただいております。
    去勢手術お疲れ様でした。
    可愛いふぐりちゃんにもブチ模様が斜めに入っていて可愛さ倍増ですね!

    1. すすめサマ
      コメントありがとうございます。
      ブリ男本人はケロリとしているのでワタシも安心しました。

      ツートンカラーのふぐり可愛いですよね!
      手術前のお楽しみということで毎日ジロジロ眺めていました。変態飼主です。

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