猫のオーラルケア

猫を飼うに当たって心配したことのひとつが「爪切りと歯磨きをきちんとできるんだろうか」ということでした。

猫
↑行き倒れの猫。

爪切りは、慣れてしまうと楽勝でした。

最初は小さな小さな爪を切るのが難しく、またブリ男の身体も小さ過ぎて保定しづらかったので、ワクチンのときに動物病院で爪を切ってもらう有様でした。
猫を多頭飼いしている獣医さんに「自分もひとりじゃ切れませんよ」と言われて目の前が真っ暗になったものです。

しかし、ワタシがビクビクしていたらブリ男もビクビクしてしまうと反省し、お互いに慣れるために毎日爪のチェックをして伸びていたら切るように。
毎日やってるとさすがに慣れて、今では爪切り中に喉を鳴らしているときもあります。

 

問題は、歯磨きです。

実家で飼っていた犬が晩年は歯周病で可哀想だったので、ブリ男はそんな目に遭わせまいと決意。小さな口にブラシを突っ込むのも怖かったので、指に巻くシートを買ってブリ男を迎えました。

最初は歯磨きにあまり抵抗をしなかったブリ男。
唇を撫でても小さな乳歯の表面を撫でてもされるがままになっています。
あがっと口を開けさせて指を突っ込んでみても「何すんのー」という顔をするくらい。

これなら歯磨きが平気な子になるかもしれん。
と安心していましたが、永久歯が生えてくる頃に歯磨きイヤイヤが始まってしまいました。

乳歯がぐらぐらする頃って歯磨きシートにちょっと血がついたり口臭がしたりと、口腔内が万全ではありません。
そんなときに触られるのは痛かったらしく、ある日突然歯磨きの際に「絶対に開けません」と力いっぱい口を引き結ぶようになってしまいました。

えー、今から何年も使う大事な永久歯が生えてきたんだから、今こそ磨かせてほしいのにー。

ブリ男の口の横をくっと押さえても、むむむっと頑なに口を閉じたまま。
仕方がないので唇をめくって犬歯の表面を磨くだけの日々が続きました。

ところで、ブリ男のブラシはシリコンブラシと毛のブラシがあります。

ブリ男の気分が乗っていればシリコンブラシはうっとりして梳かせるのですが(ブラッシングの気分じゃないときは逃げる)、毛のブラシは興奮してダメ。
前足でブラシをガシッとつかみ、鼻に皺を寄せてガブガブ噛みます。
なのでこちらは単なるオモチャと化しています…。

毛のブラシをガブガブするなら歯ブラシもガブガブするんじゃね?!

と思い立って、歯ブラシを買いました。

ブリ男の鼻先に歯ブラシを近づけると、すんすん匂いを嗅いでいます。

いいぞ、そのままガブリとやってしまえ。
と期待しながら見守っていると、前足で可愛くちょいちょいやるだけでした。
なんでよ。猫じゃらしの柄にもガブガブやるくせに…。

それでは、とチキン味の歯磨きペーストを購入。

ペーストをつけてブラシを見せるとさすがに辛抱たまらんのか噛みつきました。
が、口腔内のブラシの感触に「うおっ!」と驚いて、ガブガブはしてくれませんでした。上手くいかないものだなあ。

というわけで、歯ブラシはしばらく封印しています。
ブリ男の気が変わった頃を見計らって再挑戦します…。

 

歯磨きシートの方はどうなったかというと、頑固に結んでいた口を最近は少し緩めるようになりました。

きっかけは、去勢後の投薬です。
参考:[猫の去勢]ブリ男、去勢手術を受けました。

少量の粉薬はウェットフードに混ぜたけど、まあまあの量があったシロップは(粉とシロップのどっちがどっちか忘れたけど、鎮痛剤と抗生剤)動物病院で「ゴハンに混ぜてもいいけど味が変わるからゴハンを嫌っちゃうかも」と言われたのでシリンジで直接口に突っ込むことにしました。
甘ったるいシロップを口に注入されるのは不愉快だったようで(ワタシのやり方も下手なので…)、それに比べれば歯を磨かれるくらいどうってことないと思ったらしい。

どうもブリ男は「アレに比べればマシ」と妥協するところがあって、最初は目ヤニを取るのをすごく嫌がったのに目薬の後だと「目薬よりマシ」と目ヤニ取りをおとなしくやらせるようになったことがあります。おかしな子だこと。

まだ歯の裏側はあまり触らせないので万全な歯磨きとは言えませんが、爪切りが楽勝になったのと同じく歯磨きも慣れる日が来ると信じて続けます。

とは言うものの、毎朝毎朝食後にワタシに捕まり、必ず歯磨きや爪切りなどの憂き目に遭い、耳を後ろに逸らしたり前足でワタシの手を押さえたり嫌がってはみせるものの、毎回終わるまではちゃんとワタシの腕の中にいるブリ男のおとなしさには感心します。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。最近ブリティッシュショートヘアの男子との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

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