猫のゴハン、時にはワガママに気紛れに。

ブリ男の美点のひとつは、好き嫌いなく何でもよく食べることです。

猫
どのカリカリも好きだぜ…!

「ゴハン食べる?」とか「お腹空いた?」とか訊くと目をカッと見開いて黒々とさせ。
ワタシが缶詰を開けている間、爪を研いだりキッチンに乗ったり降りたりして大はしゃぎし。
あちこちの壁や家具、ワタシの脚にスリスリしまくって。
皿を運ぶときはフォックストロットの足取りでケージに向かい。
喉を鳴らしながらモリモリと食べる。

ブリ男がゴハンの度に「いぇーい!」と盛り上がるのを見ると、誰かに食事の支度をしてもらっている世の中のすべての人にブリ男を見習ってほしい…と思ってしまいます。
毎食これだけウッキウキで食べてくれたら料理のし甲斐もあるだろうなあ。ワタシはブリ男の缶詰をパッカーンと開けるだけですが。

 

そんなブリさんですが、先日珍しくゴハンを食べませんでした。

好き嫌いなく、とは言いましたが、正確には「これはちょっと」と食いつきの悪いメーカーやレシピもあります。
といってもあまり好きではないフードはそういくつもあるわけではないので、何度か試しても「えー」という顔をするモノについては買わずに過ごしていました。

ところが、その日食べなかったのはフォルツァ10のマグロ&シラス。これまで幾度となく完食してきた、どちらかというと鉄板レシピです。

意気揚々と皿の前に行くところまではいつも通りだったのに、とぼとぼとキッチンのワタシのところへやってきて「なんか食べられないんだけどー」みたいな顔をしていました。
ええ、ブリさん、これ好きなヤツじゃん。
好きなフードでもお湯を足し過ぎると「食べられない…」という顔をするときがあるので、今回もそれかと疑ってみました。お湯というかスープ状になった部分をちょっと捨て、食べ応えのために残しておいたゴロンとした塊を少し小さく崩し、もう一度テンション高く「ブリさんゴハンだよ!」とケージへ誘導。

すると、無事に食べ始めたので、そのときは「ちょっとお湯多過ぎ問題」だったということで落着していました。

しかし、翌日も「これちょっと違うんだけどー」という顔をして食べませんでした。

その日はシェフのチキン・ハム。これまたいつもはよく食べる、お気に入りの部類に入るレシピです。

えええ、またお湯が多かったのかなー。とお湯を減らし、ちょっと掻き混ぜていかにも「もっと美味しくなりましたよ!」風なテンションで皿をケージに戻してやりました。
ところがブリ男は「さっきのと変わってないと思うんだけど…」みたいな顔をしています。ちっ、騙されないか。

シッターさんが言うには、ブリ男は毎回ゴハンを食べ始めるのに時間がかかるそうです。
ワタシに対しては滅多にやらないので、連日「食べません」とやられると心が折れそうになりました。これを毎回とかイヤだな…。

シッターさんはたまのイベントだからいいとして(よくないけど)、ワタシ相手に毎日やられたらたまりません。
「ブリさん、今日のゴハンはそれだよ。ほかにはないよ」と言い聞かせ、ワタシも自分の食事を摂り始めたら、ブリ男も観念したようで食べ始めました。
そして食べ始めてみたらやっぱり美味しいらしく、しっかり完食していました…。

 

ということがあった次の日、シッターさんとの打合せを入れていたのでブリ男のゴハンワガママ問題について話しました。

「なんでか知らないけど、ここ2日急に素直に食べなくなったんですよねー」とワタシが愚痴ったら、シッターさんは「すぐ諦めるならまだいいですよ。私の日は、ブリさん完食するまでに1時間近くかけてますよ…」とトホホ顔。
何を出しても「これじゃない」という顔をするので、最近はシッターさんは最初からブリ男大好物のアニモンダ一本鎗と決めているそうです。

それでもぐずぐずと食べず、シッターさんが宥めすかして1時間かけてようやく完食するそうな。ええ、どこの猫の話なんだ…。
一応、シッターさんに依頼しているお世話内容は、ゴハンや水のケア、トイレやケージの掃除、それにストレス解消の遊びなんですけどね。ゴハンに1時間かかるようでは遊びまでとても手が回らず、ただでさえ遊ばないブリ男はシッターさん相手だとますます遊ばないようです。

こんなの毎日続いたらイヤだわーと思っていましたが、ワガママをいう気分だったのは2日間だけだったようで、翌日からはいつも通り皿を置いた瞬間からバクバクと食べていました。
何だったんでしょうね。

不思議なのは、ワガママをいうのは夕食だけで、朝や昼に同じフードを出してもそのときは文句を言わず食べていました。
何だったんでしょうね…。

もっともシッターさん相手には朝でも構わずワガママをいうようなので、困ったものです。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “猫のゴハン、時にはワガママに気紛れに。”

  1. お猫様、お猫様あるあるですよね。

    ウチもその日の気まぐれで、結局食べるんですがね。
    ダラダラ食い、、そうかと思えば、一気食い。

    カリカリはロイカナ 愛が強くて。
    ウェットは、たまの伝説愛。

    最近はそれ以外は食べない。
    でも愛が強いフードでも、その日の気分で量の増減があるし。
    やっぱり気まぐれですね。

    1. まだむサマ
      特別なお気に入りがあるのもラクですけど、そればっかりで他は食べないというのも困っちゃいますね。
      ブリ男は、一応どのフードもばくばく食らいつくように戻ったのですが、夕食のときはなぜか途中で「これ食べられないなー」と訴えに来たりします。
      何事かと思ったらツナのほぐしが足らんとか、そんな理由…。
      そして朝食は一言も文句を言わずにペロリなので、やっぱり気紛れです。

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