猫の泌尿器系トラブル!? 採尿に初挑戦!

先日、部屋に異臭が漂いました。
元を探ると、ブリ男のトイレのようです。

猫のトイレ
在りし日の仔猫用トイレとチビブリ男

これまでもブリ男がトイレの砂を蹴散らかして簀子が露出したときにアンモニア臭がしたことはあるけれど、それとはちょっと違う臭いです。
アンモニア臭がキツくなったというわけでもなく、何というか、人間のワキガのような変な臭いでした(ワタシが臭いのかもしれないけど、自分の臭いなら分かんないだろうしね)。

えー、シーの臭いに異変ってヤバくない?!

猫は泌尿器系にトラブルが多い生き物なので、どの飼育本を見てもシーの様子を観察すべしという記載があります。
なので、量の計測まではやっていませんが、シーツの汚れ具合や色、シーの頻度、臭いに変化がないかどうか日頃から注意していました。んで、今までは特にトラブルはなかったのです。
参考:猫の腎臓病は怖くない世界が来る? 東大の治療薬研究に期待!

それが突然の変化。ついに来たか!
と、慌てて具体的な症例をググりました。

が、アンモニア臭がキツくなるとか甘酸っぱくなるとか逆に臭いがなくなるとかに言及してある記事はあれど、人間のワキガ臭的な記載は見つかりません。
えー、何なんだろう。
とりあえず、トイレのシーツを交換して様子を見てみました。
シーツ交換直後は異臭が消えたので、臭いの元はやはりブリ男のシーのようです。
そしてシーツにシーが溜まるにつれ、またときどき妙な臭いが立つようになりました。

もし何かの病気の兆候だったら。
腎臓病が進行するのはあっという間だというし、何の病気か全然見当つかないけどすぐに診てもらった方がいいのでは。
今のところブリ男はいつも通り食べているし、元気に走り回った後にしっかり寝ているし、シーの頻度も量も変わらないけれど、でもブリ男の自覚症状なしに病が進行していたらどうしよう…!

と、ドキドキしながら動物病院へ電話したのでした。

今年の夏は何事もなかったので、春のワクチン接種以来の病院です。
ブリ男は虫の居所が悪かったのか、シャーシャー言いっぱなしでした。

キャリーバッグの蓋を開けた途端シャー。
バッグから取り出すとシャー。
目脂を取ってもシャー。触診してもシャー。エリザベスカラーを着けてもシャー。
ついでに爪切りをしてもらったら、シャーシャー言いながら身を捩っていました。

「ん~~んぅん~」と文句を言うことはよくありますが、ここまでシャーシャー言うのは初めてです。
今回の獣医師さんは以前にもブリ男を診たことがある方だったので「ブリちゃん、こんなに怒る子でしたっけ…」と困惑してました。飼い主もここまでシャーシャー言い続けているのは初めて見ました。
そのくせ、合間合間に若くて美人の看護師さんの顔をキラキラした目で見上げているので、おいおい男の子だなーと感心したりして。
(そして今回は豪快に爪切りしてくれる先生だったので、久しぶりにブリ男の爪がガッツリ短くなりました。スッキリ。)

エコー検査をしてもらったところ、膀胱はキレイで問題なしとのことです。
膀胱炎や結石があると、エコー画像にキラキラがしっかり写るんですってね。それがまったくない。
あとは炎症で膀胱の輪郭が変に写るらしいのですが、それもない。
ついでに腎臓とかほかの臓器もザーッと診たところ、特に変わったことはないようです。

特に異常がなさそうなので、とりあえずは採尿して尿検査をしてみましょうか。ということになりました。

おっ、猫を飼っていると避けられない(であろう)採尿にチャレンジする日が来ちゃいましたか。

雑菌などが混ざらないキレイな状態の尿を採るには、膀胱に注射針を直接刺して採取するそうです。
ただこれだと細い針とはいえ猫に負担をかけることになる。
エコー検査でヤバいのが分かっているならこの方法が確実でしょうけど、今回はそうでもなさそうなのでこの方法は却下。

というわけで、採尿キットを渡されました。

採尿キットは、ウロキャッチャーという棒の先にスポンジがついたモノ。
それと、スポイトと尿検査用のスピッツが入っていました。

ウロキャッチャーは使える気がしないわ…。
猫がシーを始めたらそっと差し込む…とか簡単に言ってくれるけど、トイレの隅っこで全力で腰を落としてシーするブリ男には使えなさそうです。多分やったら「デカい生き物がシーの間に変なことするぜ!」とブリ男が警戒して、シーを我慢して膀胱炎…という本末転倒なことになりそう。

幸い、というかいずれ採尿することになるであろうと見越して、ウチで使っているのはシステムトイレです。


参考:【猫のトイレ】ニャンとも清潔トイレ・成猫用スタートセットを導入

これなら簀子の下にシーを貯められるので、それをスポイトで吸えばOK。

古い砂だと雑菌が混ざっているから新品の砂に取り替えなくてはいけない。
てなことを何かの記事で読んだような記憶があるので看護師さんに訊いてみたところ、「あー、そうですね。交換した方がいいですね。ただ、この採り方だとどうしても雑菌は混ざってしまうものですが…」と言われました。
トイレの砂は滅菌してあるわけでもないし、しばらく部屋の中に放置してりゃ何か混ざるだろうし、そりゃそうか。
とりあえずトイレ本体と砂は交換しましたが、家庭で採取する尿にはある程度雑菌が混ざるもんだという前提で検査されるっぽいので、あまり神経質にならなくてもいいのかなーと安心しました。

簀子の下で貯めるシーについて、看護師さんからは「トイレシーツを裏返す」という方法を教えてもらいました。
「シーツを外す」という考えしかなかったので、なるほどと思いました。それならトイレ本体が無駄に汚れないもんね。
でも、スピッツに移すシーの量なんて知れているし、残ったシーはどうすりゃいいんだ?
と悩み、トイレシーツの上にサランラップを敷くことに。これなら必要なシーを採った後は、残ったシーをシーツに吸わせてラップを捨てるだけです。

エコー写真を見ると膀胱には結構シーが溜まっている様子だったので、帰宅してオヤツを食べたら昼寝の前にシーするだろう。
…と甘いことを考えていました。

シャーシャー言いまくってプンプンしていたブリさんも、帰宅するといつも通りです(しばらくは興奮して口が開いているけど…)。
オヤツを出してもらってそれを平らげ、さて昼のシーかな。と見ていたら、まだ興奮冷めやらぬ様子で部屋のあちこちを巡回しています。
一通り回ったら気が済んだのか、お昼寝タイムに突入。えー、シーはしなくていいの。
デカい生き物は一時期仕事柄膀胱炎が癖になっていたので、シーは少しでも我慢したくないです。なので「写真であんなにシーが溜まっていたのに…」とひやひやしました。

シーしないまま夕食のおねだりタイムに突入。
皿洗いの最中にシーすることもあるから期待していたのに、空振り。
ゴハンを食べ終わって満腹になったら、さっさと夕寝。

結局シーしたのは、動物病院の営業時間が終わった30分後でした…。

翌日の朝のシーは早朝3時半。
これを採尿しても、病院へ持ち込めるまで6時間くらいあります。
尿はフレッシュな方がいいらしいので諦めて、昼のシーに賭けることにしました。

ところが昼のオヤツタイムにもシーをしません。
ブリ男のシータイムは朝昼夕というイメージだったんだけどなあ。また病院が閉まる時間になっちゃったらどうしよう。
とヤキモキしていたら、夕食のおねだりタイムに突入する前、昼寝から覚めてまずトイレに向かって無事シーをしました。

いつもの3倍くらいトイレを褒めつつ、スポイトで採尿です。
色はキレイなもので、臭いも特に気になりません。エコー検査の結果通り何でもなかったのかな…、と思いましたが、ここまで来たら安心したいのでシーを握りしめて病院に走りました。

この日は在宅勤務をしていたので時間の融通が利いて助かりました。これがフツーに出社していたら病院が開いている時間に採尿は難しいですね。留守ばかりの人間にはペットを飼う資格がないというのをつくづく実感する一方、在宅勤務が出来るようになったことに感謝しました。
そして動物病院は近所であることに越したことはないというのも痛感です。
たまのことならタクシーを駆使して行けばいいから、少し遠くても評判のいい動物病院がいいかな。という考えもありましたが、たまたま近所の動物病院の対応が良かったのでそこへ通い続けています。
今後ブリさんがシニアになって、こうやって何度も病院に行くことになるなら、サッと行ける徒歩圏内にある方が気楽です。

 

病院へシーを持ち込んでから2時間後、獣医師さんから電話がありました。

尿検査の結果は、特に問題ないそうです。
強いて言えばpH値がちょっと高いので結石に注意しなきゃいけないけど、今のところ様子見でOKとのこと。
数日間臭いがおかしかったのは何だったんでしょうね。一時的な何かだったのかな…。

とりあえずすぐにどうこうということはなくてホッとしました。
そしてブリ男が健康な内に採尿を経験できてよかったかも。
いざというときのために、スポイトとスピッツ的なモノは常備しておいた方がいいかもしれません。

 

というわけで尿問題は大したことなかったのですが…。
ブリ男の体重が5.68キログラムに増えていました……。
しばらく5.4~5.6キログラムで落ち着いていたのに。ブリ男史上最高値かもしれません…。

デカい生き物もしばらく不摂生していたら肥えたので、猫も人間も共にダイエットします。トホホ。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “猫の泌尿器系トラブル!? 採尿に初挑戦!”

  1. あ…遂に来ましたか…。でも何事も無く良かったですね。
    ニャンコには膀胱炎、腎臓病が付き物と聞いていたけど、他人事…と見ない様にしてたのですが…我が家も立派な中年、無視してる場合じゃ無いですね。
    今のところは心配無いとは思うのですが。避けては通れない採尿です。

    なので採尿がしやすい「ニャンとも」だったんですが…トイレ2台体制にした時、鉱物砂トイレを導入…コレが不味かった。
    うちのニャンコは砂が気に入り「ニャンとも」では全くトイレをしなくなりました。(/_<) ナケルネェ
    私も採尿をどうするか?今後、そんな事になったら無理だわ…。
    一応、カリカリがメインな食事。
    ダイエット食にPHコントロールの療養食を混ぜたり予防対策してるけど…なる時はなるからね…
    うーん、今更「ニャンとも」に変えることできるか?
    変えたら、ストレスで膀胱炎も怖いし…難儀ですね

    1. まだむサマ
      まだまだ先でいいのに、来ちゃいましたよー。
      幸い、今回は何ともなかったので、採尿の予行演習だったと思うことにします。
      鉱物トイレだと採尿はしづらいですよねえ。仰る通りトイレを替えるのもストレスでしょうし…。
      泌尿器系にトラブルが出ないまま過ごしてくれるといいですね。

      ウチはフードのpHはあんまり気にしてないんですよね…。総合栄養食ならそんなに神経質になることはないかなーと思っていました。
      これでもし異変が出たらフードの変更から取りかかるんだろうなあ。
      その前に水場を増やしてごくごく飲んでもらうようにしたいものです…。

  2. りんむ様
    初めまして
    カルティエ・パンテールの記事から流れて来ました。
    名古屋に生まれ、中2まで◎山動物園の近くにおりました。
    覚王山、栄、、いろいろ懐かしい(笑)

    ブリさんの幸せっぷりが読んでいて分かりすぎます((^ー^)
    これからも楽しみにしてます♪

    1. ゆーばーばサマ
      はじめまして!
      コメントありがとうございます。
      ◯山動物園は、ワタシも一時期住んでいました!

      今後もブリ男の可愛さを押し出していくので、どうぞよろしくお願いします!

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