たまにはジャンクフードを食べたっていいじゃない。

世の中、正しいことだけでは生きていけない。

水清ければ、魚棲まず。
清濁併せ呑まなければ、この混沌とした世界で生き延びることは不可能なのだ。

 

というわけで、たまにジャンクフードが食べたくなります。

Junk Food

たまにワタシを誤解している人がいて、そんな人に「ファストフードもコンビニ弁当も食べる」と言うと「えっ、りんむさんそんなモノ食べるの?」と驚かれます。
どうやらヘルシーな料理を自炊してストイックに生きているように見えることもあるらしいです。
若い頃は「自炊なんかするタイプなの? コンビニ弁当ばっかり食べているかと思った」と言われたものだけどなあ。大人になったなあ(←?)。

というわけで、たまに無性に食べたくなるモノを列挙します。ハイ、お腹が空いているのです。

マクドナルドのチーズバーガー

美味しくないことはわかっています。
クアアイナの肉汁たっぷりのゴージャスなパテが入ったの方が絶対美味しいって、わかっています。
なのにマクドのチーズバーガーがたまに食べたくなるのです。

あのふがふがした食感の、風味のないバンズ。
これまた香りもコクも足りないぺらっぺらのチーズ。
そこに加わった安っぽいピクルス。
タマネギのみじん切り、それにケチャップ。
これらの組合せが恋しくなるのですね。

多分、安っぽいピクルス・タマネギのみじん切り・ケチャップというコラボがいいのだと思われます。パリパリシャキシャキとした食感に、何の変哲もないケチャップの酸味。
もっとピクルスとタマネギがたっぷり入っていればいいのになあ、とちょっと物足りなく感じるのも味の内。

その部分が食べたいだけなら自宅で再現できそうなものですが、ピクルスを買うときはビミョーに美味しいモノを選んでしまうので再現できないんですよね。
あのピクルス、どこで買えるんだろう。そして買えたとしても買わないとは思うけど。

そんなわけで、たまにマクドに行ってチーズバーガーをパリパリシャキシャキ食べて、なぜワタシはこんな大して美味しくないモノを食べているんだろう…と我に返る、という作業をやっています。

カルビーのポテトチップス、コンソメ味


湖池屋やナビスコではダメなのです。カルビーがいいのです。
分厚いざくざくカットとかじゃなくて、ぺらぺらのがいいのです。
塩味もいいけど、コンソメ味がいいのです。ジャンク感が強くて、「あー、身体によくないわあ」と思ってしまうのがいいのです。

ポテトチップスを最もよく食べたのは、大学生時代です。
誰かの下宿先に集まって夜通し喋り明かすとき、ポテトチップスの大袋をパーティー開きしてちまちま食べていました。

子どものときにもたまに食べていたとは思いますが、そんな頻繁ではなかったと思います。実家のお菓子入れに常備されていたのは、ポテトチップスじゃなくて海老煎餅でした。
海老煎餅も無性に食べたくなって大須でどっさり買うこともありますが、「ふふっ、ワタシったらこんなジャンクなモノを食べちゃったりなんかして」という背徳感を味わえるのは断然ポテトチップスですね。

近年の「価格は据え置きだけど内容量が激減」という方向性での食品の値上げは、ひとり暮らしのババア的には嬉しい現象でもあります。
ポテトチップスもそのひとつ。
開封したら湿気らないうちに食べたいけど量が多いから買えない…、なんて諦めていたのはどこへやら、最小サイズのポテトチップスは「これなら完食できる!」と買ってしまいます。

そして、金曜日の夜に映画を観ながら、炭酸水をお供にパリパリ食べています。
コーラをチョイスしない辺り、後ろめたさが現れていますね。

ちょっと前まで食事時間じゃないのにワタシが何か食べていると、ブリ男が「デカい生き物何食べてんの!?」とうるさかったので、間食はできませんでした。
オトナになったブリさんはワタシが何か食べていても「またアイツ変なモノ食ってるぜ…」とじっとり見てくるだけで、間違ってもポテトチップスの袋に鼻面を突っ込んでくることはありません。
おかげで間食が楽しめるのは嬉しいけれど、ダイエット的にはよくないです。

カップヌードル

最近、久しぶりにセックス・アンド・ザ・シティの映画版1を見て、キャリーが大晦日にひとり侘しくカップヌードルをすすっているシーンで「あー、カップヌードル食べたい」と猛烈に欲求が湧き起こりました。

ワタシにとっての正しいカップヌードルは、市民プールの自販機で買うカップヌードルです。
炎天下に散々遊び倒して、足はふらふら、お腹はぺこぺこ、そんな状態のときに食べるカップヌードル。
屋台の焼きそばでも食堂のカレーライスでもなく、自販機のカップヌードル。それをプラスチックのフォークで掬って、はふはふ食べて、水で冷えた身体を温める、というのが正しいカップヌードルなのです。

そんな記憶があるので、カップヌードルってのは自宅で食べて美味しいモノというイメージではないですね。
長距離フライト中、ふと目を覚ましたときに空腹感を覚えて、ギャレーで肝っ玉かーちゃんみたいなCAに作ってもらうとか。
登山に行ったとき、鍋持参の同行者のカップヌードルが美味しそうだったから、とらやの羊羹と引き換えに一口もらうとか。
文化祭の準備に夜遅くまで学校に残ったとき、先生が差し入れしてくれるとか。
そういう非日常的なイベントのときに食べると美味しい気がします。

なのでキャリーのカップヌードルを見て「美味しそう」と思ったのは、ワタシにとってはちょっと意外なことでした。

余談ですが、映画SATC1を最初に観たときは「キャリーの靴、400ドルとかバッカじゃないの!?」と驚愕したものですが(ドラマ版は1話も観ていないのです)、いざ自分も40代になってみるとあそこまで数はないものの400ドルの靴をフツーに買うようになっていることに気づいて、今回もやっぱり驚愕しました。
そして、40歳であの高さのピンヒールを履けるキャリーにも驚愕でした…。
参考:靴は価格が高い方が靴擦れを起こさない

コンビニのショートケーキ

パリに行ったら有名パティシエの店に行きまくって1日中ケーキを食べているような人間ですから、お菓子の味にはうるさい方だと思います。
それなのに、唐突に安っぽいショートケーキが食べたくなるときがあるのです。

上に乗ったイチゴが酸味と甘みのバランスが悪いモノだとわかっていても。
スポンジはパサパサで、生クリームにコクがないとわかっていても。
絶対、和光のパーラーのショートケーキの方が美味しいとわかっていても。

ショートケーキ

それでもたまに、猛烈に安っぽいショートケーキが食べたくなるのです。

そもそもワタシは数多のケーキの中でショートケーキが最も好きというわけではないです。
初めて行くお店で「どれ、お手並み拝見」的に食べるくらいで、チョコとかチーズとかフルーツのケーキの方が好み。
シンプルなスポンジとシンプルな生クリーム、それにイチゴという組合せは、鮨屋におけるコハダみたいなポジションです。これを食べれば店の実力がわかる的な。
と頭で理解していても「和光のパーラーじゃなくてコンビニのショートケーキが食べたい気分」と思わしめるとは、ジャンクフード恐るべし、です。

んで、恐ろしいことに近所にコンビニが何軒もあるから、会社帰りにショートケーキを買えちゃうんですよね。
そんでもって帰宅して食べて、イマイチな味に「あー…」となる。
その侘しさも含めて、コンビニのケーキの醍醐味なのです。

マウントレーニアのカフェラッテ

あれはコーヒーじゃないんですよ!
乳飲料なんですよ!
コーヒーが飲みたかったら自宅でネスプレッソ淹れりゃいいじゃないですか!
というのは重々承知していますが、マウントレーニアも飲みたくなるのです。

コーヒーは好きだけれど、コーヒー単体でがぶがぶ飲むほど胃は強くありません。
甘い物と一緒に飲むか、食後にエスプレッソをくいっと引っかけるという飲み方が好きで、コーヒー単体のときはブラックではまず飲みません。カプチーノやマキアート、カフェラテなどミルクと合わせます。

かといって、マウントレーニアのカフェラテはミルク感があり過ぎるんですよね。甘いし。とか言いながら、デザート代わりに飲みたくなるんですよね。
あの過剰な糖分とほどほどのカフェインが仕事中の眠気覚ましにいいんですよ。
薄ぼんやりした脳みそのカンフル剤です。喫煙者にとってのタバコみたいなものです。

 

若い頃は健康と美容のためにジャンクフードを避けていました。
嫌いじゃないんだけど、食べると箍が外れそうな気がしていたんですよね。それならジャンクフードはないものとして暮らしていた方がラクだったのです。

歳を取ってみると、もはや際限なく食べられるような胃腸でもないんだし、たまに「うんうん、こんな味よね」と楽しむ程度なら食べてもいいかなーと緩くなりました。
毎週金曜の夜にポテトチップスを一袋開けるわけでもなし、毎日マクドに通ってチーズバーガーばっかり買うわけでもなし、たまに思いついたときに買うくらいいいんじゃないの、なんて。
健康を損なわない程度に、ほどほどに楽しみます。

投稿者:

りんむじんづ

間取図だけで3杯メシが食え、旅のためだけに日々労働し、美味しいものを好きなだけ食べられるようにジム通いに励む、そんなOLです。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

4 thoughts on “たまにはジャンクフードを食べたっていいじゃない。”

  1. ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう

    (ΦωΦ)フフフ…堪りませんね〜!この時間小腹が減ってる時にtimelyなネタです!

    えぇ〜わかってますよ!この誘惑、何度も翻弄されて今の体型ですからね、この歳になると美容より健康問題が1番の悩みの種ですがね、junkieな物ほど無性に変な時間に欲しくなるんです!

    ポテチ!カルビーの塩味です (≧m≦)
    カップ麺と袋麺は、子供の頃食べ過ぎてもう今では、食べたくないなぁ!食べて無いですよ!
    ケーキ…コンビニスイーツは、中々行けてますよ、これも買わないけどね、甘いの苦手です、生クリーム、餡子食べないです。甘党では、無いのですが豚ですけどね
    コーヒーは、ブラック専門、胃腸は自信ありますよ!好き嫌い多いですが、痛くなった事無し…
    年末、家族中ノロウィルスでダウン中、私のみが感染せず…何でや!

    junk foodは、まじ健康には悪いんですけどね〜食べ出すと止まらない!中毒ですよー

    1. まだむサマ
      自分で書いといて罠にハマり、コンビニにポテチを買いに行きました笑
      こういうときコンビニ便利過ぎて困りますね〜と己の意志薄弱さを棚上げします。

      一時期コンビニのシュークリームにハマってしまったことがあって、ホントに困りました。
      甘党はコンビニスイーツの充実が大歓迎でもあり悩みの種でもあり…複雑です。

      胃腸が丈夫なのは何よりですよ!
      ノロに勝てるとは強い!

  2. はじめまして!たまにお邪魔して楽しませてもらってます(^^♪ カップヌードルって、自販で売ってたのですか?私は福島県育ちの43歳ですが地元にはカップ麺の自販は無かったからビックリしました☆
    あ、プール~のくだり、すごく想像できて子供の頃を思い出しました!(^^)!わたしはプール帰りに食べるアイスも格別でした。

    1. ゆううかサマ
      はじめまして! コメントありがとうございます。

      地元のプールにはカップヌードルの自販機があったんですよ〜。
      ウォーターサーバー的なものが併設だったのかな? それでお湯入れて、みたいな記憶があります。
      家でカップ麺を食べる習慣がなかったので、余計に特別感があって美味でした。

      プールとアイスもセットですよね!
      同世代なら、メロンの形の容器のアレとか、宝石入りと称したガリガリが入ったアレとか、17のアレとか、なんてのを食べたな〜懐かしい〜ってのがお分かりいただけるのではないかと笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です