1軒目のマンションに、住めないほどの不満があるわけではないです。
どちらかというとかなり気に入っています。今ワタシが10年前にタイムスリップしたとしても、多分同じ部屋を買うと思います。
それでもなお「どうにかならんのか」と考えてしまうこともある。
それは収納の不足です。
だってLDKの収納がシステムキッチンとカップボードしかないんですよ。
洗面所にリネン庫もないし、廊下や洋室に物入もない。洋室にクローゼットがあるだけで、そのクローゼットも中にパイプスペースがあったりして狭い。掃除機をどこに収納しろというのだ。
とはいえひとり暮らしには充分な広さですから、1部屋を納戸だと思ってモノを置いておけばいいと購入時に判断したのです。
収納不足は確かに問題ではあるけれど、立地や価格や全体の間取など可変性のない条件に比べれば対応できると考えたのでした。
マンション選びの決め手;一番大事なことは何?
月々の家賃並みの支払いでマンションを買えるってホント?
マンション購入の希望条件【間取りの可変性】
ところが、体調を崩したり歳を取ったりしてスッキリした部屋に住みたい欲求が強くなると、雑多なモノが収納扉の外にはみ出ているのがどうにも気になるようになってきました。
シンプルな部屋が好きな理由
そこで断捨離をしてモノを減らしましたが、それでも造り付けのクローゼットからはモノが溢れてしまいます。衣装ケースや掃除道具、スーツケースなんかは出しっ放しの状態。
一方でLDKに収納しきれなかった玄米のストックがクローゼットに入っていたりして、なんだかおかしな収納になっています。
解決するのに手っ取り早い方法は、クローゼット部屋に大きな収納家具を置くことでした。
しかし、これだと動線的にどうしても活用しづらい空間が生まれてしまいます(詳しい間取りはまた掲載します)。
無駄な空間もなく収納も充分確保するにはどうしたらいいか…とあれこれ妄想をしていたら、結構大規模なリフォームならイケそうな気がしてきました。
しかし、水周りをごそっと入れ替えるような大規模リフォームをするとなると手間もおカネもかかります。第一、管理規約的に可能かどうかも未確認。
ま、別に切羽詰っているわけでもないし、貯金しながらのんびりリノベーションの妄想を継続するか。
などと考えていたところに新部屋のハナシが転がり込んできて、急遽買替に転回したのでした。
マンション、買い替えちゃう!?
2軒目のマンションの不満は
2軒目の間取り図の第一印象は、「お、好み!」でした。
しかし、実際に住めるかどうかを真剣に考えてみると、そのままでは住めなさそうです。
何が気に入らなかったかというと。
- 各部屋の扉が廊下に対して外開き
- 収納が好みではない
- 滑り出し窓とプリーツ網戸がある
3は掃除が面倒くさいからです。ええ、掃除が苦手なんです。
ズボラな人のための掃除スケジュール
1は、外開きがどうこうというか、すべての扉を開けっ放しでも動線に支障がない状態というのが理想なのです。支障がないなら外開きだろうが内開きだろうが引き戸だろうが何でもいい。
なぜそんなことにこだわるかというと、掃除をするときにラクだし、エアコンをかけないときはどこもかしこも開けっ放しで生活しているからなんですね。
思い返すと賃貸住まいのときも1軒目のマンションも扉全開で動き回れた部屋ばかりだったので、今さら扉が邪魔になる家には住めません。
2はワタシ向けに作っている部屋ではないので仕方ありません。
しかもワタシはあらゆる持ち物は全部扉の中に収納したくて、かつ大型の収納家具は持ちたくないという性癖があり、さらに分散的にではなく1カ所にまとめて収納したいというこだわりまであるものですから、「この収納、ステキ!」と思うことはまずないのです(あっても150平米超の部屋とかになっちゃう)。
扉と収納をほとんどいじらなきゃいけないのか…と思う一方で、「これだけいじれば済むなんて、ラクじゃないか!」とも思いました。
扉を付け替えて、収納を設計するだけ。もっと根本的に住めない部屋はいくらでもあるのに、建具をちょいといじれば間取りから立地から広さから何から何まで満足できそうな部屋なんて滅多にお目にかかるものではありません。
というわけで2軒目のマンションを買ってしまったのでした。
プリーツ網戸は頑張って掃除します…。
窓掃除ってどうしてる?
2軒目の内装をどういじったかは次の記事にて。
設計変更で一番やりたかったことは?
2 thoughts on “マンションを買い替えるほどの不満とは何か”