複式簿記でつけた家計簿で2020年の支出大反省会!?

今年から家計簿は複式簿記でつけています。
参考:複式簿記で家計簿をつけると資産管理がラクラク!?

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正確にいうと「複式簿記っぽいモノ」で記録しているのですが、なに、一介のサラリーマンですから税務署に提出する帳簿というわけでもないのでワタシ個人が使いやすければそれでいいと割り切っています。

実際、各資産の増減を簡単に記録できるようになったので、昨年までの単式簿記的家計簿よりずっとラクになりました。
問題は、口座を出入りするお金をリアルタイムで記録しているわけではないので、ある程度遡って家計簿をつけなきゃいけないことです。ま、でもそれも月に1~2回まとめて作業すれば大した手間でもないのでいいかなーと思っています。

さて、今年も残すところあと少し、少々早いですが2020年の支出がどんな具合だったか確認してみました。

これが支出+貯蓄の割合を示したグラフです。
記録魔的にはこういう作業が楽しいんですよね…。この総括をしたいがために日々ちまちま記録しているところがあります。

支出は普通に使ったお金と天引きで支払わされている税金・年金などです。
貯蓄は老後資金として60歳以降じゃないと引き出しづらい口座に移したモノ。

以前にも書いた通り、この「支出+貯蓄」が収入を上回っています。
参考:「収入<支出+貯蓄」という老後資金の貯め方で本当に破綻しないのか?

手元の流動資産を一気に老後資金に移すのは何かあったときに対応できず怖いので、毎月現金をちまちま削りながら老後資金に固着化するというカンジでやっています。
今年はどかーんと海外旅行に行くこともなかったので「収入」と「支出+貯蓄」との差異が思ったより小さかったです。
来年も今みたいな生活が続くなら、貯蓄のペースをもっと上げてもいいかもしれません。あるいは投資へ振り分けるのを少し増やすか。次の正月にゆっくり考えます。

税金が少ないのは、ふふふ、薄給だからそんなに払っていないんですよ。それに年末調整で住宅ローン減税分がばっちり戻ってきた後だから。
それに引き換え社会保険の重さがずっしりしています。働き始めたときはボーナスで年金を払う必要はまだなくて、そこまでしんどく感じなかったんだけどなあ。

「マンション」は何かというと、住宅ローンと管理費、修繕積立金です。
住宅ローン減税がある内は借金を抱えたままにしておくつもりなので、少なくともあと数年間はこれくらいのボリュームの予定です。
参考:【賃貸vs購入】マンションを買う前に【得? 損?】

「住居費」ってのが家具家電や雑貨など。今年はテレビを買ったので結構な額になりました。
参考:SHARPのテレビとBOSE SOUNDBAR 700を一挙レビュー!!

今年ちょっと気になっていたのは食費です。

旅行や外食が思うままにできない鬱憤をおうちゴハンで晴らしたり、ダイエットで肉も野菜もモリモリ買うようになったり、食費が上がっているんじゃないかなあと心配していました。実際、春に一度家計簿を〆てみたとき「わっ、こんなに食べているのか」と驚いたのです。
が、エンゲル係数は17パーセント。今年目立って大きかったテレビ周りを除外しても19パーセントに満たなかったです。
水道光熱費や通信費をまったくケチってないので相対的に食費が低いというのはありますが、思ったより食べていなかったみたいですね。

よくよく考えると、年明けから春にかけては「緊急事態宣言に備えて」と食材をちまちま買い溜めしていた時期なので、それで春に家計簿を見直したときに「わっ」と思ったみたいです。
外食が全然できなかった5月はがくんと減って、6月以降は春先の食費から2~3割減で横這い。
ひとり分の食費としてはちょいと高めな額だと思いますが、ひとりでフラッと鮨だの天ぷらだのステーキだのを食べに行くような生活スタイルなのでこんなものかなーという気がしています。

今年は服を買っていないと思っていた割には被服費が結構かかりました。
布団のクリーニング代なんかも被服費に入れちゃっているのと、あと冬になってからお高いセーターとアウターを買ったせいです。後悔はしていません。
しかし「服を買ってないなー」と思った年でもこれだけ使っているということは、普段はどれだけ衣類や靴にお金を使っているんでしょうね。怖い怖い。

保健医療費には、トイレットペーパーみたいな消耗品も、病院や薬代、美容院なんかも入れているので結構なボリュームです。
今年前半は腰痛がキツかったこともあって整体に行く頻度が高く、例年より使ったかな? でも美容院やエステに行ってないからなー、というカンジになりました。

グラフを見て一番笑えたのは「猫費」。
教養娯楽費や交際費よりもブリ男にお金をかけている!
今年は旅行に行かなかったし飲み会の類もなかったので、この辺のお金をあまり使っていないんですよね。交通費も勤務先から出る通勤手当で賄える範囲内でしか使ってない(からグラフの集計から外してある)し、夜遊びもしていないからタクシーもほとんど使っていません。
ブリ男の体重はワタシの1/10程度のハズなのに、食費はなぜかワタシの半分近くかかっています。
えっ、ブリ男にそんなにいいモノを食べさせていたのか! というかワタシが粗末なモノを食べてばかりなのか!? と、ちょっと錯乱しています。
ブリ男に美味しいモノを食べさせるのが趣味、と割り切っていたものの、なかなか高額な趣味と判明しました。でもまあこれで毎日毎日楽しめるから費用対効果の高い趣味だとは思います。

 

ということで、今年はイレギュラー尽くしな年だったので、家計簿を見ても「これがずっと続くかどうかはちょっと」というカンジです。
とはいえ来年はまだ海外旅行に行けるような状況じゃないだろうし、2021年も似たような支出になるのかもしれません。
この隙にせっせと貯蓄に励めばいいけど、何だかんだ買い物するんだろうなーという気もしています。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “複式簿記でつけた家計簿で2020年の支出大反省会!?”

  1. 素晴らしい!見事な記録魔と言うのか…キッチリされてますね。
    私は…ザル…目の大きいザル…そして何とかなるさ〜と言うのか現実逃避お気楽主義なので…。無理です!

    外食と衣料品、化粧品はお遊び費は減りましたね。
    変わりに食費はUP。出掛けないから、それくらいは豪勢にとか言ってね。
    今年は医療費、家電でよく使ったし。
    お猫様…(≧m≦)ぷっ!
    こちらは、私のフード選びと言う趣味も兼ねてるので…微妙な所。
    来年も、お気軽に旅を、食を楽しむには無理っぽいしね。
    一度の人生。終焉も見えて来た今日この頃。老後の生活も心配しつつ、セコセコしない程度に励みます

    1. まだむサマ
      記録するだけして改善しないので、全然素晴らしくないのですよ笑

      猫のフード選びが趣味になるとあまり気にせずアレコレ買っちゃうから、ふと気づくとすごい額になりますよね。
      知人の猫が市場の刺身しか食べなくてマジ人間並の食費がかかると聞いていたので、それに比べればワタシはまだまだ…と思っていました。集計してみたら結構な額で大笑いです。
      まあでも毎食すごくテンション高く喜んでくれるし、毎日楽しめる趣味代としてはコスパいいんじゃないかな〜なんて思っています。

      来年はもう少しお出掛けできるようになっているといいんですけどね。
      とりあえず正月はガッツリ引きこもります!

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