「虎に翼」と名古屋近代建築を巡る「文化のみち」

今シーズンは、大河ドラマと同じく朝ドラにもハマっています。
NHK 虎に翼

朝ドラは、コロナをきっかけに「カムカムエヴリバディ」で数十年ぶりにハマりました。
ハマったといっても毎日真面目に観ていたわけではなく、在宅勤務の昼休み中ランチの片づけをしながら眺めて、出社して視聴できなかった日はTwitterを見てその日のあらすじを追いかけるという程度でした。
「カムカム」以降の朝ドラはそれほど熱心になれず、たまに昼に流して、たまにしか見ないから登場人物も筋書きも「???」となりながら眺めるだけでした。

が、「虎に翼」は毎日録画して、じっくり視聴しています。

Twitter(Xとは呼ばない)を見ていると「面白いよ!」という人が多かったので、最初の2週間分を深夜に一気に再放送したのを録画し、それでハマって毎朝録画の設定をしたのでした。

何が面白かったかというと、トラちゃんがちょうどワタシの祖母くらいの年齢なんですよね。んで、娘がまさにワタシの母と同じくらい。
あの時代に生きた人達に育てられた昭和生まれのワタシも、オンナに人権がなかった時代と地続きだと痛感させられて「うわああああああ!」となりながら観ています。
オンナなんて女学校に行けりゃ充分でしょという祖母と、勉強したくても女子は大学になかなか行けなかった母と、オンナも当然のように大学進学するけれどあちこちで男子と等しくは扱われていないワタシ、と三世代でも考え方と経験が違い過ぎて軋轢があるんですよ。というのを普段は忘れているのですが「トラつば」を観ながら「そうだったわね……」と思い出しました。

田舎なので、正月とかで親戚が集まると、女衆は台所で料理しながら飲み食いしていたんですよね…。法事でも、座敷や茶の間が人で埋まると、女こどもは廊下でお経を聞いていました。ワタシが大学合格を親戚に報告しても、「おめでとう」の前に「女の子がそんな大学に行ってどうするの?」だったし。
トラちゃん(祖母)の若い頃と違ってオンナも仕事して自分名義の資産を持てて、いい時代になったじゃん。
と普段は思っているのですが、トラちゃん時代から憲法も民法も変わっているのに、規模は変われど相変わらず立ち塞がるいろんな壁を突きつけられ、それで「トラつば」を観ていると「うわああああああ!」となるのでした。

 

もうひとつ、「虎に翼」を観ていて「おっ」となったのは、名古屋の風景が登場したことです。

初回冒頭にいきなり鶴舞公園が出て、「あれっ、そんなことになっていたんだ」と驚きました。

鶴舞公園
参考:ツルマガーデンが誕生し、名古屋・鶴舞公園の魅力がアップ!

そして話が進むと、名古屋市市政資料館が出てくるではないですか。

市政資料館

市政資料館は昔の裁判所庁舎。
煉瓦造りのどっしりした建物で見応えがあって、気に入っています。

市政資料館

そしてこんなに素敵な建物なのに、人が少なくて落ち着いているというのも好きでした。

市政資料館

最近は、朝ドラ効果でビックリするほど人出があるそうなので、近寄っていませんが…。
市政資料館の魅力を大勢に知ってもらえるのは嬉しいけど、ベンチに座って煉瓦造りの建物とその辺をウロウロする野良猫を眺めてボーッとしづらくなるのは、ちと淋しい…。

市政資料館

市政資料館
人が少ないと大正ロマンごっこな撮影会し放題。

 

せっかく多くの人に市政資料館を訪れてもらえるのならば、その近辺の「文化のみち」もぜひ堪能していただきたいです。
名古屋市 文化のみち
文化のみちリーフレット

文化のみちは、江戸から明治・大正の建築物が多く残されているエリアで、この時代の建物が好物のワタシには垂涎モノのお散歩コースなのです。

市政資料館から少し東のブロックは昔ながらのお屋敷街で、今でも立派なおうちや外観に気を遣ったマンションが並ぶ中、古い建物があちこちに残されています。

撞木館
これは昔の写真。今は工事が入って、庭が少しサッパリしました。

撞木館

カフェで素敵な庭やステンドグラスを眺めながらお茶できます。

撞木館

撞木館

その近所の料亭か茂免も趣深い建物。

か茂免

か茂免

か茂免
参考:尾張徳川の武家屋敷で、極上の日本料を堪能 ~か茂免(かもめ)~

二葉館も大正ロマンが爆発していて好き。

ぐぐっと足を延ばして徳川園へ行くのもオススメです。

徳川園
参考:徳川園で青もみじの撮影と、徳川美術館で江戸の美術を堪能

 

市政資料館から町並み保存地区は、散歩するにはまあまあいい距離感なのですが、地下鉄や名鉄の駅からはちょっと遠いのでご注意を。
バスを駆使するのが賢いのでしょうけど本数はさほど多くはないので、ワタシはいつもゴリゴリ歩いてしまいます。
が、名古屋の夏はアホみたいに蒸し暑くてしんどいので、今からの季節訪れる方は暑さ対策を厳重にしてください。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

2 thoughts on “「虎に翼」と名古屋近代建築を巡る「文化のみち」”

  1. 私も頑なにTwitterと呼んでます〜

    今期の朝ドラはそうだったんですかー
    私は朝ドラ時間が家事マックスの時間で長年見ていません。
    時々夜の再放送を見たりする事もありますが、数年前の作品の事が多くて
    私もりんむさん同様、女子は短大って時代で、四年制に拘って進学した私は学校の先生や家族からも「残念」な感じに受け取られました。
    嫁に行けないとか、今ではセクハラですよね。

    大河は楽しく見ています。
    あの時代、たくましく生きた女性。色々考えさせられます。

    1. yumiサマ
      Xって何やねん、て思いますよね笑
      JRをずっと国鉄と呼んでいた婆さんみたいなことになっています。

      ワタシの周りは短大進学の子はほとんどいなかったので少なくなったなーと思っていたのですが、就職してみたらいわゆる一般職ではまだまだいて、地域差を感じました。
      女子の就職も、結婚予定があると×とか実家から通勤じゃないと×とか、そもそも女子は採らないとか、なかなか差別的でしたね…。
      平安や昭和初期に比べたら平成はラクな時代だったとは思いますが、今振り返るとヘンなことがいろいろあった(現在進行形でまだある)なあ。というのを考えさせられる朝ドラです。

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