猫は人間をよく見ている。

誕生日プレゼントに、穴あき枕の「ロング」を買ってもらったブリ男さん。

爪とぎ
参考:猫の爪とぎのサイズを間違えた…

幸い、寒い季節は爪とぎの上で寝ることはほとんどなく、ほぼベッドの上・たまにソファの背もたれの上やトンネルの中というカンジだったので穴あき枕が小さくてもさほど困らなかったです(多分。ひょっとしたら狭いから寝なかっただけだったりして)。
でも大きな爪とぎの上にのびのびと乗っているブリ男を見ると「やっぱり大きい方がいいわね…」と思いました。

 

さて、年度末です。
普段は給料泥棒かってくらい働かないワタシも、年度末は働きます。イヤイヤだけど。

日頃は8時間もあればのんべんだらりと仕事していても余裕で終わるのが、年度末はキリキリ仕事しても8時間では足りません。
そんなわけでペットシッターさんに頻繁に来てもらうことになります。
参考:春のペットシッターさん祭り!

ワタシがお願いしているシッターさんは、ブリ男が生後5カ月頃からのお付き合いです。
初めはワタシと一緒に世話をしてもらって、ブリ男を徐々に慣らしていきました。
徐々にっつーても仔猫の頃は人見知りなんぞしない愛想よしの猫だったので、シッターさんが来ると大はしゃぎだったブリ男さん。シッターさんもテキパキ仕事をしてくれる方で、あれこれ気を利かせてくれるので助かっています。
そんなわけで「いいシッターさんを気長に探していこう」と考えていたのが、最初に面談したシッターさんでずっと継続しているというカンジです。

最近のブリ男は玄関のチャイムが鳴ると「知らんデカい生き物が俺の縄張りに来るの!?」とビビる様子を見せますが(そしてたまに隠れる)、部屋に入るのがシッターさんと認識すると「あ、いつものデカい生き物じゃん」とホッとした顔をします。
んでワタシとシッターさんが打合せをしている最中シッターさんのバッグやペンにじゃれついて、ワタシには見向きもしない。ブリ男よ、貴様も若い女がいいのか…。

と、ブリ男とシッターさんが仲良しなのを「よかったよかった」と見守っていたところ、ブリ男はワタシが見ていないところでシッターさんと独自の関係性を築いているようです。

ブリ男の世話が終わると、シッターさんはメールでレポートを送ってくれます。
いつも通りの世話でも「今日はこんな反応だった」と様子を教えてくれるので、レポートはとても楽しみ。動画や写真もあるので、仕事中に癒されます。

最近頻繁に報告されるのは「ニュートロのデイリーディッシュのターキーを食べませんでした」ということでした。

前々からシシアやアルモネイチャーのあっさりチキンフィレ系にお湯をだばだば足すと食べないという現象は起きていて、お湯を減らすと食べるのでそうしてくださいね~ということはシッターさんと共有していました。
が、ワタシがニュートロのデイリーディッシュを出しても食べないということはないので「???」状態。

もしあんまり食べないようなら鉄板のアニモンダを出してくださいね、と打合せ時に話し合いました。

参考:【キャットフード】アニモンダ2019福袋!

フードを小分けにする手間をかけさせるのもアレなので、シッターさん用に50グラム前後の食べ切りサイズのフードを用意しています。
しかし食べ切りサイズのフードはどうしてもあっさり系が多いので、こってり肉肉しいフードの方が(多分)好きなブリ男のウケは悪くなりがちかも。
アニモンダのフォムファインステンならどれもばっくばくに食べるので、半分に分ける手間がかかるけれどそっちを出してもいいですよ~とお願いしたのですね。

ところが、アニモンダのフォムファインステンも完食はしたものの休憩を挟みながらだったそうです。

翌朝、シッターさんが分けてくれた残りの半分を出してみると、爆速で完食。休憩どころか一心不乱に食べて、皿を削らんばかりにピカピカに舐め上げました。なのでフードには問題なさそうです。

そういえば、ブリ男が仔猫の頃は、ウェットフードは休み休み食べていたなあ…。

まだ週末にしかウェットフードを出していなかった頃、ブリ男はちょっと食べては「美味しいじゃん!」という顔をしてワタシの許へ来て洗顔し、またケージに戻って少し食べ、またワタシの前で洗顔し、また食べて、また戻ってきて撫でてもらいながら昼寝し、また食べて…と小一時間かけて40グラムを食べていました。
あの頃は小食だったし、食べ慣れない、でも美味しいフードに大はしゃぎしてのんびりゴハンを楽しんでいたのだと思われます。
去勢手術を受けて「のんびり」よりも「ガツガツ」になり、途中休憩はほとんどやらなくなってしまいましたが。
参考:猫の去勢後、食欲が大爆発するというのはマジでした。

それをシッターさん相手にはまだやるとはねえ。
「このデカい生き物には『このフード旨いぜ!』と教え込まなきゃいかん」とでも思っているのかな。

 

もうひとつ「へー」と思ったのは、掃除道具への態度です。

ヒマがなくて掃除にまで手が回らない日もあり、そんなときは「もしブリ男が遊ばなくてお時間があればクイックルでも…」とシッターさんに掃除をお願いしてしまっています。

すると、シッターさんがワイパーをあちこち拭いていると、ブリ男はそれを熱心に追いかけるらしいです。
ワタシが掃除機やワイパーを使っていても「なんだアイツ…」みたいな顔をして遠巻きに眺めるだけなのに、なぜシッターさんが掃除をするとはしゃぐのだろう。謎だ。

なんだかよくわからんのですが、ブリ男なりに「あのデカい生き物はこう」「このデカい生き物はこう」と態度や関係性を使い分けて上手くやっているようです。
一応、ワタシが抱っこすると数十秒は我慢するけど、シッターさんだと「フー」と文句を言う辺り、辛うじてワタシのことを飼い主と認識してはいるっぽいのが救いです…

猫
↑ベッドでワタシを待つブリ男。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “猫は人間をよく見ている。”

  1. りんむじんづ サマ

    ブリ男くん、ちいさな頭(失礼!)で一生懸命考えてる!
    でもヒト様の間では筒抜けなのがほほえましいですね。

    もしも猫にも長子気質があるのなら
    「教えてあげます」となるのかも…

    血統書の見方がイマイチわからないのですが、
    何番目に出てきたかによっても
    性格が決まりそうですよね?

    社交性(外面の良さ)、飼い主にとっては
    複雑ですよね~(笑)

    1. サビままサマ
      ブリ男の小さな頭なりに「こっちのデカい生き物にはこう!」と何かしらの判断をしたのでしょうね。
      ブリ男は5頭きょうだいの真ん中っ子で、血統書でそれを確認したときに「それでこんなにぼーっとしているのか…」とちょっと納得しました笑

      仔猫のときは初対面のワタシの友人の膝の上で腹出して寝るような子だったので「君は誰でもいいんだなあ」と淋しくなったものですが、最近は人見知りになってワタシ以外の人間にはべたべた触らせなくなりました。ちょっと嬉しかったりして笑
      それでも猫の扱いが上手な人が来ると仲良くやっているので、やっぱり堂々とした猫だなあと思います。

      1. りんむじんづ サマ

        ブリ男くんは真ん中っ子だったんですね!
        知り合いのブリショー男子は
        シャイで慎重で、ちょっとビビリちゃん。

        ハチワレ系、ブルーのストールはおり系なので
        なんだか親近感わいちゃいました☆

        1. サビままサマ
          リーダーシップのある長男とお喋りで主張の激しい妹に囲まれて、おっとり育ってしまったんだろうなあ…と勝手に想像してます笑
          仔猫の頃はシャイでもビビりでもなかったのに、知恵がついたらそれなりにビクビクさんになっちゃいましたね。
          変な悪戯をしないので助かってます。

          ハチワレはいいですよね〜。
          どんな毛皮着ていても可愛いけど、自分ちの猫に似てたりすると一層可愛く思えますね!

  2. ヾ(@⌒ー⌒@)ノおはよう

    中々、観察力、洞察力が有ると言うのか? 悪く言えば、要領が良いと言うのか?賢いねぇ〜(=⌒▽⌒=) ニャハハハ♪

    たまーにお客様が来て、ニャン見せて〜と言うので、閉じ込めている部屋に来て貰うんですが…喜んで愛想振りまいてます、勿論、抱っこは、嫌がりますが触りたい放題ですよ
    腹は、見せるわ、スリスリしに行くわ…
    ヾ( ̄o ̄;)オイオイと、飼い主は、思う訳ですけどね…(≧m≦)ぷっ!

    ペットショップで、男の子は、甘えん坊、女の子は、ツンデレの確率高いですよ〜と言われました。なるほどね…と思います

    1. まだむサマ
      触り放題とは羨ましい〜。
      ブリ男はお客さんが触ろうとするとフーとか言っちゃう無礼者なのでヒヤヒヤします。
      猫の扱いに慣れてる人にはフーしないので、何かで判断してるっぽいのですがね。

      男の子は確かに甘えん坊さんですね。
      狭い部屋でツンツンされたらツラいので笑、助かっています。

サビまま へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です