自分史上最高に贅沢な渡月橋の眺め方 〜MUNI KYOTO by 温故知新〜

台風7号が関西を直撃する直前、京都に行ってきました。

今回は、久しぶりに嵐山です。

渡月橋

といっても観光ではありません。38度なんて殺人級の猛暑の中歩き回ったら死んでしまいます。
京都には、素敵ホテルが次々オープンしている。でも普段は街歩きが忙しくてホテルを楽しむ暇がない。
猛暑の今なら出歩く気にならないから、ホテルステイが楽しめるんじゃない!?
ということで、今回はホテルを楽しむためだけに京都に行くという、贅沢旅行にしたのでした。

宿泊したのは、MUNI KYOTO by 温故知新です。

MUNIがあるのは、渡月橋の目と鼻の先です。
嵐山は観光客がとにかく多くて騒がしく、落ち着けないという印象で、ここしばらくはご無沙汰していました。
あんなに騒がしい場所のホテルって、どうなんだろう。と、ちょっと心配していたのですが。

MUNI

うおおおおお、なんて素敵な部屋!

天井の高い広々とした、シンプルモダンな部屋で、すこぶる居心地がいいです。
大きな窓から見えるのは山。
ベランダに出てみると、木々の合間から渡月橋が見え、人工滝のせせらぎが聞こえてきます。

MUNI

2分も歩けば観光客がひしめいている観光地とは思えず、すごくリゾート感があります。
今回は渡月橋も山も眺められるお部屋を用意してもらいましたが、紅葉の季節になると山がどーんと見えるお部屋が人気だそうな。
あいにく昼間は暑くてベランダでまったりとはいきませんけれど、涼しい部屋の中で空と緑を眺めているだけでも癒されました。

MUNI

驚いたのが、夜が更けてみると星が見えること。そして、それなりに涼しくなったことです。
名古屋のど真ん中に住んでいると星を眺めるなんてことはまず無理だし、夜中になってもビルやマンションの室外機のせいでまったく涼しくなりません。
あー、夏の夜ってこんな風に、ちょっと過ごしやすくなった中で星を見たり花火をしたりって楽しむものだったよねえ。と、懐かしくなりました。

リゾート感溢れる窓の外もいいけど、部屋の中もいいです。

高級感のある水回り。

MUNI

丸見えのバスルーム(ブラインドはもちろんある)。

MUNI

ウェルカムスイーツ付きのバー!

MUNI

最近はどこのホテルもネスプレッソマシンが置いてあるけれど、ここはなかったです。
参考:【ネスプレッソ】クレアティスタ・プラスで本格エスプレッソを自宅で楽しむ!

その代わり、MUNIオリジナルコーヒーのドリップバッグがあって、こだわりを感じました。
オリジナルコーヒー、酸味とコクがいいバランスで美味しかったです。

なぜそんな風にこだわりがあるのかというと、MUNIのレストランはアラン・デュカスなんですよ…!
ル・ショコラ・アラン・デュカス

今回宿泊をMUNIに決めたのは、アラン・デュカスの料理が食べられるからといっても過言ではないです。

桂川を眺めながら朝食・ランチ・ティータイムなどが楽しめる「MUNI LA TERRASSE」、ディナータイムに楽しめる「MUNI ALAIN DUCASSE」、ソフトクリームやパン、焼き菓子などが買える「MUNI LA BOUTIQUE」と揃っており、一日中アラン・デュカス三昧ができるのです!
CUISINE  MUNI ALAIN DUCASSE / MUNI LA TERRASSE

というわけで、まずはMUNI LA TERRASSEへ。

入店したときはそこそこ混んでいましたが、次第に貸切状態になりました。

MUNI

桂川と渡月橋を眺めながらのティータイム!

MUNI

ははは、皆の者、暑い中ご苦労! と、王侯貴族にでもなったかのような気分になれます。

オーダーしたのはタルト・オ・シトロン。

MUNI

暑いときは、やっぱりさっぱりレモンよね。
ということで注文したのですが、これが想像を遥かに超えたレモンタルトでした。
よく食べるタルト・オ・シトロンって、甘酸っぱいレモンカードをタルト生地に乗せて焼いてあるってカンジじゃないですか。
これは、レモンの果肉や皮がゴロッゴロに入っていて、そこにミントのペーストがどっさり混ざっている。上のメレンゲもライムの入ったさっぱり系でした。
甘みというものがほとんどない、苦酸っぱいといってもいいほどの、究極のさっぱりレモンタルト! ここまでしっかりレモンレモンしているタルト・シトロンは食べたことがない!
と、衝撃のティータイムになりました。

そしてこの衝撃を超えるディナータイムが待っているのです…。

 

こんな美味しいケーキを食べながら、涼しい場所で桂川と渡月橋を眺めてまったりできるなんて、贅沢で幸せだわあ。
と、のんびりアイスティーを飲んでいたところ、15時で追い出されました。
何かと思ったら、夕方は宿泊者のウェルカムドリンクタイムになるそうです。
えっ、そんな話チェックインのときに聞いてないけど。もっとアピールしてちょうだい。
あいにく、夕方はスパの予約を入れていたので、ウェルカムドリンクは楽しめませんでした。

スパもすごくよかったですよ…。
フェイスもボディもがっつり90分やってもらってきました。
MUNI SPA

海外旅行でいいホテルに泊まるついでにスパに行く、というのがお約束でしたが、旅行の機会がめっきり減ってしまってご無沙汰でした。
前回の贅沢スパはいつだったか…と思い返してみると、2年近く前です。そりゃ顔の皮膚がごわごわになるわけだよ…。
参考:パレスホテルでシンプルモダンな寛ぎと、エビアンスパの極楽エステ

 

渡月橋を眺めながらのティータイムは、MUNIの隣の福田美術館でも楽しめました。
お庭が綺麗なのもあいまって、絶景です。

福田美術館

福田美術館、カフェも素敵だし、展示もなかなかよかったです。今は竹久夢二をやっていて、KAWAIIを堪能できました。

福田美術館

MUNIで宿泊すると福田美術館の入館チケット引換券をもらえるので、お泊まりの際はぜひ。

投稿者:

りんむじんづ

20代で購入したマンションは、無事にローンを完済したかと思ったら売り払い、30代でまたまたマンションを買いました。好物はマンションの間取り図。旅とグルメにも目がありません。ブリティッシュショートヘアの男子(ブリ男)との同居を始め、ますます極楽な生活を送っています。

6 thoughts on “自分史上最高に贅沢な渡月橋の眺め方 〜MUNI KYOTO by 温故知新〜”

  1. 京都リゾート、素敵ですねー
    大人旅といった感じがします。
    普段、嵐山方面はなかなか行けなくて、祇園や河原町あたりをぶらぶらしてしまいがちなので、ハッとなりました。
    そんな京都もアリで行ってみたーい!

    1. yumiサマ
      嵐山方面、なかなか行かないですよね~。河原町で買い物とゴハンに勤しんでいると、そこまで時間が取れないというか。
      今回もせっかく山の方に行ったのに寺社仏閣巡りなぞ一切せず、ひたすらホテルステイを楽しんでいました。
      それでもかなりリゾート感があって癒されましたよ~。

  2. りんむさま

    大人の女性ならではの優雅な京都旅ですね。素敵です!

    何故か京都ではがつがつ観光しがちになっちゃうので(しかも何回も行ってるのに!)、私も今度はりんむさんみたいにマインド切り替えてホテルステイをやってみます!

    1. きなこサマ
      同じく京都行くとあれもこれもとガツガツ歩き回ってしまうので、真夏の暑い日ならおこもりする気にもなろうかと今回思い切ってみました。
      どうせこもるだけなら名古屋でもいいけど、名古屋にここまでの素敵ホテルがないから仕方ないですね…。
      気分転換にはちょうどいい旅で、のんびりできました!

  3. こんにちは。お久しぶりにコメントさせていただきます。

    タルトオシトロン、いいですね〜、大好物です。これだけでも食べにホテルを訪れたくなりました。流石の描写でございます!

    1. マルシアさま
      タルト・オ・シトロン、今までに食べた中で最も鮮烈なレモン感でした!
      甘酸っぱいレモンカードを想像していたから、ひたすらレモンとミントのタルトでビックリです。
      ただ、ミントがちょっと強くて、一日中自分からミントの匂いが漂っていた気がします笑

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